奥津町
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おくつちょう 奥津町 | |||
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廃止日 | 2005年3月1日 | ||
廃止理由 |
新設合併 富村、奥津町、上齋原村、鏡野町(初代) → 鏡野町 | ||
現在の自治体 | 鏡野町 | ||
廃止時点のデータ | |||
国 | 日本 | ||
地方 | 中国地方(山陽地方) | ||
都道府県 | 岡山県 | ||
郡 | 苫田郡 | ||
市町村コード | 33603-3 | ||
面積 | 130.83 km2 | ||
総人口 |
1,841人 (2000年国勢調査) | ||
隣接自治体 |
苫田郡富村、上齋原村、鏡野町、真庭郡中和村 鳥取県東伯郡三朝町 | ||
町の木 | ヒノキ | ||
町の花 | コブシ | ||
奥津町役場 | |||
所在地 |
〒708-0421 岡山県苫田郡奥津町井坂495番地 | ||
外部リンク |
奥津町(Internet Archive) 奥津町(WARP) | ||
座標 | 北緯35度11分32秒 東経133度54分25秒 / 北緯35.19236度 東経133.90689度座標: 北緯35度11分32秒 東経133度54分25秒 / 北緯35.19236度 東経133.90689度 | ||
特記事項 |
苫田ダム建設により移転する前の奥津町役場の住所 苫田郡奥津町久田下原46-2 | ||
ウィキプロジェクト |
奥津町(おくつちょう)は、かつて岡山県の北部(苫田郡)にあった町である。現在は合併により鏡野町の一部となり、町役場は鏡野町役場奥津振興センターとなっている。
町勢
[編集]中国山地に位置し、大半が山林である。鳥取県と境を接していた。また吉井川の上流にあたり奥津渓(国の名勝)がある。他、美作三湯の一つに数えられる奥津温泉がある。
町の南部には2005年に完成した苫田ダムがあるが、1959年の奥津町発足時より町を挙げて反対運動を展開した。移転前の旧町役場があり、町の中心であった下原地区はダムの湖底に沈んだ。
沿革
[編集]- 1957年(昭和32年) - 苫田ダム建設構想が発表される。
- 1959年(昭和34年)
- 1994年(平成6年)8月 - 奥津町議会が苫田ダム阻止特別委員会条例の廃止を可決。35年に及んだダム建設反対運動が終結する。反対運動が終結したことにより、湖底に沈む予定の家の多くは町外(津山市、旧・鏡野町等)に転居した。過疎化が進行していたが、これによりさらに人口が激減した。
- 1999年(平成11年)6月 - 苫田ダム着工。
- 2005年(平成17年)3月1日 - 鏡野町(初代)・上齋原村・富村との対等合併により新・鏡野町が発足。同月末、苫田ダム完成。
教育
[編集]- 奥津町立奥津小学校(現在は鏡野町立)
- 奥津町立羽出小学校(1992年3月31日閉校)[1]
- 奥津町立奥津中学校(2016年3月31日閉校)
交通
[編集]鉄道
[編集]町内を鉄道路線は通っていない。最寄り駅はJR西日本姫新線院庄駅。
バス
[編集]- 中鉄北部バス 石越線、奥津温泉線
- 鏡野町コミュニティーバス マルナカ・上斎原線(中鉄北部バス運行)
- 岡山・倉敷・津山 - 森林公園線(臨時バス運行年2回)
道路
[編集]名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]脚注
[編集]- ^ 想いでの校舎-奥津町立羽出小学校(岡山県立図書館メディア工房)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 苫田郡西部合併協議会(総務省 合併デジタルアーカイブ)
- 追想:七十八市町村時代-奥津町(岡山県立図書館メディア工房)
- 奥津町(2005/02/15アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project