妙高大橋
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妙高大橋(旧橋) | |
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2012年撮影 | |
基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 新潟県妙高市 |
交差物件 | 太田切川 |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 国道18号 |
開通 | 1972年(昭和47年) |
閉鎖 | 2021年(令和3年)8月3日 |
座標 | 北緯36度54分21.1秒 東経138度12分56.4秒 / 北緯36.905861度 東経138.215667度 |
構造諸元 | |
形式 | PC箱桁橋 |
全長 | 300 m |
幅 | 9.0 m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
妙高大橋(新橋) | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 新潟県妙高市 |
交差物件 | 太田切川 |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 国道18号 |
着工 | 2013年(平成25年)度 |
開通 | 2021年(令和3年)8月3日 |
構造諸元 | |
形式 | 2径間連続非合成鋼トラス橋 |
材料 | 鋼 |
全長 | 203 m |
幅 | 11.5 m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
妙高大橋(みょうこうおおはし)は、新潟県妙高市の国道18号の太田切川をまたぐところに架橋されている橋。
概要
[編集]1972年(昭和47年)に供用した妙高大橋(旧橋)は、2009年(平成21年)に行われた橋梁補修工事の際に、上面から侵入した水が原因でコンクリート桁内に配置されているPCケーブルが腐食、破断していることが発見されるなどしていた[1]。その後も、緊急・応急対応として補強ケーブルの設置、橋梁上面の防水対策、精密機器による橋梁の監視強化およびPCケーブルの定期的な調査等を行い[1]、橋を通過する交通の安全を確保する対策を講ずるも[1]、供用開始50年を目前に老朽化が著しいため、恒久的な安全性確保として新橋の建設が計画され、2012年(平成24年)度に新橋 (203 m) を含む、妙高市二俣 - 坂口新田間 (1.1 km) を妙高大橋架替事業区間として事業化した[2][3]。新橋の建設は、旧橋の西側70 mの位置に2013年(平成25年)度より開始され[2][3]、2021年(令和3年)8月3日に開通した[2][3]。また、2020年(令和2年)2月12日以降、旧橋の老朽化対策として総重量44tを超える特殊車両の通行が規制されていたが[4]、新橋への通行切り替えにより解除された[5]。
旧橋は2022年(令和4年)度以降に取り壊される予定[3]。事業費は旧橋の撤去費を含め約70億円を見込んでいる[3]。
年表
[編集]- 1972年(昭和47年) : 旧橋が開通。
- 2009年(平成21年)12月 : 橋梁補修工事でPCケーブルの異常を確認[1]。
- 2012年(平成24年)度 : 新橋の建設が事業化[2]。
- 2021年(令和3年)8月3日 : 新橋が開通[2]。
諸元
[編集]旧橋
[編集]- 橋格 - 一等橋(TL-20)[6]
- 橋長 - 300.0 m[6]
- 幅員 - 9.0 m(車道 7.5 m、歩道 1.5 m)[6]
新橋
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f “妙高大橋架替” (PDF). 国土交通省北陸地方整備局 高田河川国道事務所. 2021年8月9日閲覧。
- ^ a b c d e “国道18号 妙高大橋 新橋が開通します” (PDF). 国土交通省北陸地方整備局 高田河川国道事務所 (2021年7月27日). 2021年8月9日閲覧。
- ^ a b c d e “国道18号の新・妙高大橋が開通 災害時の安定的交通も確保”. 上越タウンジャーナル. (2021年8月4日) 2021年8月9日閲覧。
- ^ “国道18号妙高大橋 特殊車両の通行制限について” (PDF). 国土交通省北陸地方整備局 高田河川国道事務所. 2021年8月9日閲覧。
- ^ “国道18号妙高大橋 特殊車両の通行について” (PDF). 国土交通省北陸地方整備局 高田河川国道事務所. 2021年8月9日閲覧。
- ^ a b c “一般国道18号妙高大橋の損傷と現況報告について” (PDF). 国土交通省北陸地方整備局 高田河川国道事務所. 2021年8月9日閲覧。