野尻バイパス
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野尻バイパス(のじりバイパス)は、長野県上水内郡信濃町で事業中の国道18号のバイパスで、冬季の堆雪帯確保、急勾配の解消、歩道整備、野尻湖付近の夏季の渋滞防止などを目的に計画された。野尻IC関連ともされる。
概要
[編集]バイパス区間と現道改良区間からなる。2021年現在、総延長約8.7 kmのうち、上信越自動車道信濃町IC付近 - 野尻湖付近の延長約3.3 kmと起点側古間の延長約1.0 kmが供用中である(信濃町IC入口交差点 - ナウマンゾウ発掘地交差点は現道拡幅)。(野尻ICは信濃町ICの仮称)
路線データ
[編集]- 起点 : 長野県上水内郡信濃町古間
- 終点 : 長野県上水内郡信濃町野尻
- 全長 : 8.7 km
- 規格 : 第3種第2級
- 設計速度 : 60 km/h
- 道路幅員 : 17.0 m
- 車線幅員 : 3.5 m
- 車線数 : 2車線
歴史
[編集]- 1985年度(昭和60年)8月 : 信濃町野尻(延長2.5 km)都市計画決定[2]。
- 1989年度(平成元年度): 事業化[2]。
- 1990年(平成2年)8月 : 信濃町野尻 - 古間(延長6.2 km)都市計画決定[2]。
- 1993年(平成5年): 用地買収着手[2]。
- 1994年(平成6年): 埋蔵物文化財調査開始、着工[2]。
- 1997年(平成9年)10月 : 信濃町ICの開通に合わせ、バイパス部現道交差点 - IC区間(0.8 km)供用開始[2]。
- 1999年度(平成11年度): 現道区間(0.3 km)拡幅完成[2]。
- 2000年度(平成12年度) : 現道区間(0.4 km)拡幅完成[2]。
- 2001年度(平成13年度) : 現道区間(0.4 km)拡幅完成[2]。
- 2003年(平成15年)7月 : 野尻トンネルを含むバイパス部信濃町野尻上野原 - 信濃町野尻土橋(1.4 km)供用開始[2]。
- 2017年(平成29年)11月29日 : 線形改良区間の信濃町古間(1.0 km)供用開始[3]。
路線状況
[編集]主要構造物
[編集]- 野尻トンネル : 延長200 m(バイパス部)
- 1999年度(平成11年度)着手、 2003年度(平成15年度)供用[4]。
道の駅
[編集]地理
[編集]通過する自治体
[編集]交差する道路
[編集]- ↑ 国道18号
- (信濃町古間松尾付近)
- (信濃町古間上町付近) - ※建設中区間ここから
- 国道18号現道
- (信濃町柏原仁ノ倉付近)
- (信濃町柏原熊倉付近)
- (信濃町柏原大平付近) - ※建設中区間ここまで
- 長野県道119号杉野沢黒姫停車場線(バイパス)
- 信濃町IC
- 信濃町IC入口交差点(信濃町野尻貫ノ木)
- 国道18号現道
- ナウマンゾウ発掘地交差点(信濃町野尻上町)
- 町道(国道18号旧道)
- 野尻湖交差点(信濃町野尻新町)
- (信濃町野尻土橋付近)
- 町道(国道18号旧道)
- (信濃町野尻赤川付近)
- 町道(国道18号旧道)
- ↓ 国道18号(妙高野尻バイパス)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “一般国道18号 野尻IC関連(野尻バイパス)”. 国土交通省関東地方整備局長野国道事務所. 2021年10月2日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “一般国道18号野尻IC関連” (PDF). 平成27年度第3回関東地方整備局事業評価監視委員会資料3-4. 国土交通省関東地方整備局 (2015年9月29日). 2021年10月2日閲覧。
- ^ “平成30年度 長野国道事務所の事業概要” (PDF). 国土交通省関東地方整備局長野国道事務所 (2018年5月17日). 2021年10月2日閲覧。
- ^ “国道18号 野尻IC関連 ( 再評価 )” (PDF). 国土交通省関東地方整備局 (2004年7月22日). 2021年10月2日閲覧。