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娘からの宿題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

娘からの宿題』(むすめからのしゅくだい)は、長尾クニ子小説作品、及びそれを原作としたテレビドラマ化作品である。

概要

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昭和57年(1982年)6月7日愛媛県でパン屋をしていた長尾クニ子(1939 - 2004)は神戸市の会社で働いていた娘の恭子が交通事故に遇って最寄りの救急病院に運ばれたという連絡を受ける[1]。だが、その容体の悪化を必死で訴える母親に、医師は終始取り合わなかった。容体は急変。救命救急センターへの緊急転送。手術。2週間におよぶ入院生活ののち娘は死亡した。単なる交通事故死として処理される娘の死。 

娘の死因を追究して、3年半におよぶ救急医療裁判を行った主婦の手記

長尾は「医療と裁判を考える会」の代表も勤めた。

1988年に草思社 から出版した『娘からの宿題[2]』は、テレビドラマとなって話題を集める。

TVドラマ

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1990年版

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読売テレビ(YTV)制作、日本テレビ系列「木曜ゴールデンドラマ」枠にて1990年9月20日に放送された。

キャスト

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スタッフ

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前後番組

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読売テレビ制作・日本テレビ系列 木曜ゴールデンドラマ
前番組 番組名 次番組
娘からの宿題
(1990.9.20)
松本清張の老春
(1990.9.27)

1993年版

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中部日本放送(CBC)制作、TBS系列「ドラマ30」枠にて1993年8月2日10月1日に放送された。全45話。[3]

キャスト

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スタッフ

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主題歌

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前後番組

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MBSCBC 平日13時台後半(ドラマ30枠)
前番組 番組名 次番組
いのちを訪ねて
(1993年5月31 - 7月30日)
娘からの宿題
(1993年8月2日 - 10月1日)
命ささえて
(1993年10月4日 - 11月26日)

脚注

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  1. ^ 看護学雑誌 52巻7号 (1988年7月)特集 医療過誤・看護事故から学ぶ 娘からの宿題—医療過誤で娘を失った母親の立場から 長尾クニ子著 678-683頁
  2. ^ 長尾クニ子著『娘からの宿題―救急病院で死んだ恭子へ』草思社(1988)ISBN 978-4794203199
  3. ^ a b c d 娘からの宿題”. テレビドラマデータベース. 2023年12月2日閲覧。
  4. ^ a b 脚本「娘からの宿題」詳細情報 | 脚本データベース”. 脚本データベース. 2023年11月27日閲覧。
  5. ^ 日本の放送番組・アニメーションから見る 脚本データベースと日本の脚本家たち”. 脚本データベース. 2023年11月27日閲覧。

外部リンク

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