娘からの宿題
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『娘からの宿題』(むすめからのしゅくだい)は、長尾クニ子の小説作品、及びそれを原作としたテレビドラマ化作品である。
概要
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昭和57年(1982年)6月7日愛媛県でパン屋をしていた長尾クニ子(1939 - 2004)は神戸市の会社で働いていた娘の恭子が交通事故に遇って最寄りの救急病院に運ばれたという連絡を受ける[1]。だが、その容体の悪化を必死で訴える母親に、医師は終始取り合わなかった。容体は急変。救命救急センターへの緊急転送。手術。2週間におよぶ入院生活ののち娘は死亡した。単なる交通事故死として処理される娘の死。
娘の死因を追究して、3年半におよぶ救急医療裁判を行った主婦の手記。
長尾は「医療と裁判を考える会」の代表も勤めた。
1988年に草思社 から出版した『娘からの宿題[2]』は、テレビドラマとなって話題を集める。
TVドラマ
[編集]1990年版
[編集]読売テレビ(YTV)制作、日本テレビ系列「木曜ゴールデンドラマ」枠にて1990年9月20日に放送された。
キャスト
[編集]スタッフ
[編集]前後番組
[編集]読売テレビ制作・日本テレビ系列 木曜ゴールデンドラマ | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
愛さずにはいられない
(1990.9.13) |
娘からの宿題
(1990.9.20) |
松本清張の老春
(1990.9.27) |
1993年版
[編集]中部日本放送(CBC)制作、TBS系列「ドラマ30」枠にて1993年8月2日〜10月1日に放送された。全45話。[3]
キャスト
[編集]- 山本陽子
- 有川まゆ
- 長澤ユキオ
- 小坂一也
- 草見潤平
- 田中優樹
- 山口充
- 織本順吉
- 真実一路
- 松橋登
- 駒塚由衣
- 山田辰夫
- 石田太郎
- 田島令子
- 鈴木美恵
- 天園祥子
- 神田紫
- 五月晴子
- でんでん
- 水島涼太
- 春木みさよ
- 田崎ますみ
- 津村鷹志
- 佐藤幸雄
- 地井武男
- 川村美恵
- 一瀬千絵
- 出典[3][4]
スタッフ
[編集]主題歌
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前後番組
[編集]MBS・CBC 平日13時台後半(ドラマ30枠) | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
いのちを訪ねて
(1993年5月31 - 7月30日) |
娘からの宿題
(1993年8月2日 - 10月1日) |
命ささえて
(1993年10月4日 - 11月26日) |
脚注
[編集]- ^ 看護学雑誌 52巻7号 (1988年7月)特集 医療過誤・看護事故から学ぶ 娘からの宿題—医療過誤で娘を失った母親の立場から 長尾クニ子著 678-683頁
- ^ 長尾クニ子著『娘からの宿題―救急病院で死んだ恭子へ』草思社(1988)ISBN 978-4794203199
- ^ a b c d “娘からの宿題”. テレビドラマデータベース. 2023年12月2日閲覧。
- ^ a b “脚本「娘からの宿題」詳細情報 | 脚本データベース”. 脚本データベース. 2023年11月27日閲覧。
- ^ “日本の放送番組・アニメーションから見る 脚本データベースと日本の脚本家たち”. 脚本データベース. 2023年11月27日閲覧。