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子供の国駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
子供の国駅
駅舎(2023年5月)
こどものくに
Kodomonokuni
曽山寺 (1.2 km)
(1.3 km) 青島
地図
所在地 宮崎県宮崎市大字加江田[1]
北緯31度48分26.07秒 東経131度27分26.01秒 / 北緯31.8072417度 東経131.4572250度 / 31.8072417; 131.4572250座標: 北緯31度48分26.07秒 東経131度27分26.01秒 / 北緯31.8072417度 東経131.4572250度 / 31.8072417; 131.4572250
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 日南線
キロ程 11.4 km(南宮崎起点)
電報略号 コモ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線[1]
乗車人員
-統計年度-
39人/日(降車客含まず)
-2015年-
開業年月日 1963年昭和38年)5月8日*[1]
備考 無人駅[1]
* 宮崎鉄道(後の宮崎交通)が1923年青島温泉駅として開業したものが前身。1939年に現駅名へ変更し、1962年宮崎交通線の駅としては廃止
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子供の国駅(こどものくにえき)は、宮崎県宮崎市大字加江田にある、九州旅客鉄道(JR九州)日南線である[1]

レクリエーション施設「こどものくに」[2](こちらは平仮名)の前に位置する[1]

歴史

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1923年大正12年)10月22日に宮崎鉄道(後の宮崎交通)が青島温泉駅(あおしまおんせんえき)として開設した[3]1939年昭和14年)3月21日に、宮崎鉄道と宮崎バスの出資で「こどものくに」が開設された際に[4]、従来の青島温泉駅を廃止し、新たに子供の国駅が開設された。キロ程は南宮崎起点12.0kmから11.3kmと700m起点よりに移転したこととなっている。1943年(昭和18年)8月24日に運営母体が宮崎交通へ改組され、1949年(昭和24年)からは表記が「こどものくに」駅と、平仮名となった[3]

しかし宮崎交通鉄道線は他の交通機関との競争に巻込まれ、1962年(昭和37年)6月30日にお別れ列車を運行、7月1日付で廃止となった。日本国有鉄道(国鉄)が日南線建設のために買収することとなり、翌1963年(昭和38年)5月8日から国鉄日南線として営業されることになった[4]。この際に再度漢字の「子供の国」駅となった[3]。鉄道線買収に際して、当時の宮崎交通経営者・岩切章太郎は、当駅存続と、駅にある夾竹桃の長い植込みの維持と言う異例の条件を国鉄に対して求め、受入れられた。これは岩切が先人の思いを残したかったのだろうとされ、実際にこれらの条件は守られ続けている[4]

年表

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駅構造

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単式ホーム1面1線を有する地上駅[1]駅舎待合所ホーム上屋と一体化した簡単な造りとなっている。

無人駅。毎年に開催されるみやざきフラワーフェスタ開催期間中は休日を中心に駅員が派遣配置される場合がある。

利用状況

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2015年平成27年)度の1日平均乗車人員は39人である。

近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り[10]

年度 1日平均
乗車人員
1996年 114
1997年 94
1998年 85
1999年 84
2000年 82
2001年 79
2002年 65
2003年 64
2004年 48
2005年 37
2006年 36
2007年 41
2008年 37
2009年 35
2010年 41
2011年 42
2012年 42
2013年 38
2014年 42
2015年 39

駅周辺

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隣の駅

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九州旅客鉄道(JR九州)
日南線
快速「日南マリーン号」
運動公園駅 - 子供の国駅 - 青島駅
普通
曽山寺駅 - 子供の国駅 - 青島駅

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 『週刊 JR全駅・全車両基地』 44号 宮崎駅・都城駅・志布志駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月23日、26頁。 
  2. ^ 宮崎県が運営する児童厚生施設 「こどものくに」
  3. ^ a b c d e f g h 今尾恵介 編『日本鉄道旅行地図帳 12号 九州沖縄』新潮社、2009年4月18日、62頁。 
  4. ^ a b c 平野雄司「鉄道・幾春秋(18)」『鉄道ジャーナル』第491号、鉄道ジャーナル社、2007年9月、151頁。 
  5. ^ “日本国有鉄道公示第381号”. 官報. (1971年9月30日) 
  6. ^ “通報 ●宮之城線佐志及び西太良駅並びに日南線子供の国及び日向北方駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 11. (1971年9月30日) 
  7. ^ 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、774頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  8. ^ JR九州が組織強化へ 名称変更し「宮崎支社」発足”. 宮崎 NEWS WEB. NHK (2022年4月1日). 2022年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月1日閲覧。
  9. ^ 宮崎県. “鉄道駅におけるICカード(SUGOCA)の利用エリア拡大を検討中”. 宮崎県. 2024年10月4日閲覧。
  10. ^ 宮崎県統計年鑑より。

関連項目

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外部リンク

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