元油津駅
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元油津駅* | |
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もとあぶらつ Motoaburatsu | |
◄油津 (1.0 km) | |
西は油津駅(2代目) | |
所在地 | 宮崎県日南市平野 |
所属事業者 | 日本国有鉄道 |
所属路線 | 志布志線(貨物支線) |
キロ程 | 1.0 km(油津起点) |
開業年月日 | 1941年(昭和16年)10月28日 |
廃止年月日 | 1960年(昭和35年)7月25日 |
備考 | 貨物駅 |
* 開業時の駅名は「油津」。1937年(昭和12年)に「元油津」へ改称。 |
元油津駅(もとあぶらつえき)は、宮崎県日南市平野にあった日本国有鉄道(国鉄)志布志線(貨物支線。現:日南線)の駅(貨物駅。廃駅)である。
歴史
[編集]当駅は、宮崎県営鉄道が飫肥線の終着駅(起点)として設置した(初代)油津駅(所属路線は、特殊狭軌線である油津線)と同所にあった。1941年(昭和16年)の改軌の際に旧線を新線扱いで貨物支線とし、(初代)油津駅の跡地に設置されたのが当駅である。
年表
[編集]- 1913年(大正2年)8月18日:宮崎県営鉄道が(初代)油津駅として設置[1]。一般駅。
- 1935年(昭和10年)7月1日:宮崎県営鉄道飫肥線が国有化され、油津線となる[1]。
- 1937年(昭和12年)
- 1941年(昭和16年)10月28日:油津駅(2代) - 当駅間改軌完成により、油津線の元油津駅は廃止。同時に志布志線(貨物支線)の元油津駅(2代。貨物駅)として再開業[1]。
- 1960年(昭和35年)7月25日:貨物支線廃止により廃駅となる[1]。
駅周辺
[編集]→「油津駅 § 駅周辺」も参照
- 日南市観光協会
- サピア日南ショッピングセンター
- 日南山形屋 - 山形屋のグループ企業、株式会社日南山形屋が運営する百貨店[2]。
- 日南第一ホテル
- 日南警察署油津交番
- 日南郵便局
- 国道222号
- 堀川運河
- 夢見橋
現状
[編集]「堀川夢ひろば」として整備されたが、同広場内には線路の一部が残っている。なお、同広場では地域おこしの一環として、毎年秋 - 冬にイルミネーションイベントが開催されている[3][4]。同イベントは冬の風物詩として親しまれている[3]。
隣の駅
[編集]- 日本国有鉄道
- 志布志線(貨物支線)
- 油津駅 - (貨)元油津駅
脚注
[編集]- ^ a b c d e 石野哲 編「停車場変遷大事典 国鉄・JR編」JTB 1998年刊 ISBN 4-533-02980-9、783頁
- ^ “企業グループ”. 企業案内. 山形屋. 2024年5月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月18日閲覧。
- ^ a b 「堀川運河彩る8万球 日南」『読売新聞オンライン』2023年11月27日。2024年7月18日閲覧。
- ^ 「8万球 堀川運河照らす 夢ひろば、来年1月まで」『宮崎日日新聞』2022年11月29日。2024年7月18日閲覧。