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宇奈月温泉駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宇奈月温泉駅
駅舎(2022年5月)
うなづきおんせん
Unazuki-Onsen
T40 音沢 (3.8 km)
地図
所在地 富山県黒部市宇奈月温泉260
北緯36度48分56.49秒 東経137度35分0.82秒 / 北緯36.8156917度 東経137.5835611度 / 36.8156917; 137.5835611座標: 北緯36度48分56.49秒 東経137度35分0.82秒 / 北緯36.8156917度 東経137.5835611度 / 36.8156917; 137.5835611
駅番号 T41
所属事業者 富山地方鉄道
所属路線 本線
キロ程 53.3 km(電鉄富山起点)
駅構造 地上駅橋上駅舎
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
828人/日
-2019年-
開業年月日 1923年大正12年)11月21日*[1][2]
乗換 黒部峡谷鉄道宇奈月駅 徒歩5分
* 1924年に桃原駅、1971年に宇奈月駅から改称。
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宇奈月温泉駅(うなづきおんせんえき)は、富山県黒部市宇奈月温泉にある、富山地方鉄道本線。本線の終着駅である。駅番号T41

歴史

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駅構造

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島式ホーム1面2線[17]を有する地上駅である[1]橋上駅舎となっており、終日駅員が配置されている。

1階がホームとトイレと観光案内所、2階が改札口と売店となる。2018年に、バリアフリーへの対応としてエレベーターを設置。改札内とホーム間、2階のコンコースと駅出入口間の合計2基を設置している[14][15]

2016年4月にホームの一番端(黒部峡谷鉄道寄り)に水戸岡鋭治がデザインした足湯「宇奈月温泉 駅の足湯 くろなぎ」が開設された[12]

のりば

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のりば 路線 方向 行先
1・2 本線 上り 新黒部電鉄黒部新魚津電鉄富山方面
付記事項
  • ホーム西側が1番のりば、東側が2番のりばとなる[17]。また、2番のりばには引き上げ線が設けられている[1]

利用状況

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「富山県統計年鑑」[18]および「統計黒部」[19]によると、2019年度の1日平均乗降人員828人である。

各年度の1日平均乗降人員は以下の通り。当駅は、立山駅と並び観光客の利用が多い駅となっている[20]。 特に、夏山シーズンや紅葉シーズンの土日は1日5000人以上の乗降客になり、首都圏のラッシュ並みの混雑が1日中続いている。

年度 1日平均
乗降人員
1995年 1,109
1996年 1,286
1997年 1,192
1998年 1,028
1999年 922
2000年 839
2001年 758
2002年 741
2003年 758
2004年 706
2005年 676
2006年 686
2007年 660
2008年 704
2009年 617
2010年 589
2011年 574
2012年 579
2013年 660
2014年 680
2015年 1,058
2016年 925
2017年 898
2018年 880
2019年 828
2020年 467
2021年 505
2022年 706

駅周辺

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宇奈月温泉 温泉噴水

宇奈月温泉の温泉街であり、駅前広場には温泉の湯を使った噴水がある[4]。また、駅前の歩道の舗装は、日本地図を模したカラー舗装になっている。

当駅から約250メートル南側に黒部峡谷鉄道宇奈月駅がある。混同を避けるため、富山地鉄の駅舎入口には「この駅はトロッコ電車の乗り場ではありません」という但し書きの看板も設置されている。

隣の駅

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富山地方鉄道
本線
アルペン特急・特急
新黒部駅 (T31) - 宇奈月温泉駅 (T41)
急行・普通
音沢駅 (T40) - 宇奈月温泉駅 (T41)

脚注

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  1. ^ a b c d 川島 2010, p. 70.
  2. ^ a b c d 寺田 2013, p. 243.
  3. ^ a b 富山地方鉄道(編)『写真でつづる富山地方鉄道50年の歩み』富山地方鉄道、1979年、183頁。 
  4. ^ a b c d e f “温泉地 発展の始まり 地鉄・宇奈月温泉駅(旧桃原駅、1924年)”. 北陸中日新聞Web. (2021年3月28日). https://www.chunichi.co.jp/article/225908 2021年10月21日閲覧。 
  5. ^ a b 朝日 2011, p. 14.
  6. ^ a b c 寺田 2013, p. 242.
  7. ^ 『富山地方鉄道50年史』(昭和58年3月28日、富山地方鉄道株式会社発行)882ページ
  8. ^ 『北日本新聞』1946年5月22日付朝刊2面『宇奈月の大火』より。
  9. ^ 朝日 2011, p. 15.
  10. ^ a b 富山地方鉄道(編)『写真でつづる富山地方鉄道50年の歩み』富山地方鉄道、1979年、177頁。 
  11. ^ 『開湯90周年 宇奈月温泉の歴史を辿る』(2013年10月23日、黒部市教育委員会発行)4頁。
  12. ^ a b “宇奈月温泉駅ホームに足湯オープン”. 北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ(北日本新聞). (2016年4月15日). https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000006736 2021年10月21日閲覧。 
  13. ^ 宇奈月温泉駅 仮駅舎移設のご案内”. 富山地方鉄道 (2017年9月11日). 2017年9月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月21日閲覧。
  14. ^ a b “駅舎バリアフリー化 地鉄宇奈月温泉駅”. 北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ(北日本新聞). (2018年3月28日). https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000014075 2021年10月21日閲覧。 
  15. ^ a b “富山)地鉄宇奈月温泉駅にエレベーターと多目的トイレ”. 朝日新聞デジタル. (2018年3月28日). オリジナルの2018年3月28日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180328173653/https://www.asahi.com/articles/ASL3W3TF6L3WPUZB00Y.html 2021年10月21日閲覧。 
  16. ^ 『富山新聞』2024年7月30日付22面『宇奈月温泉開湯100周年 100年時計が完成 文字盤に「うなづき」 新たな街のシンボル』より。
  17. ^ a b 川島 2010, p. 37.
  18. ^ 富山県統計年鑑(とやま統計ワールド)”. 富山県. 2024年8月30日閲覧。
  19. ^ 黒部市の統計書「統計黒部」”. 黒部市. 2024年8月30日閲覧。
  20. ^ “富山地方鉄道、バス値上げやタクシー撤退 収益厳しく”. 日本経済新聞. (2021年3月10日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJB0546G0V00C21A3000000/ 2021年10月21日閲覧。 

参考文献

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  • 川島令三『【図説】日本の鉄道中部ライン 全線・全駅・全配線 第7巻 富山・糸魚川・黒部エリア』講談社、2010年10月20日。ISBN 978-4-06-270067-2 
  • 『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄19 富山地方鉄道 富山ライトレール・万葉線 黒部峡谷鉄道・北越急行』朝日新聞出版、2011年7月24日。 
  • 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年1月19日。ISBN 978-4-7770-1336-4 

関連項目

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外部リンク

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