コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

安井純子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 安井 純子 
Jyunko YASUI
基本情報
名前 安井 純子
生年月日 (1960-07-25) 1960年7月25日(64歳)
身長 153 cm (5 ft 0 in)
体重 51 kg (112 lb)
国籍 日本の旗 日本
出身地 兵庫県家島町
(現・兵庫県姫路市
経歴
プロ転向 1985年=JLPGA47期
優勝数
日本LPGA 15
成績
初優勝 フジサンケイレディスクラシック(1988)
ベストスコア 64
賞金ランク最高位 3位 (1990,1992)
2021年9月29日現在
テンプレートを表示

安井 純子(やすい じゅんこ、1960年7月25日 - )は、兵庫県出身の日本の女子プロゴルファーである。島田幸作に師事。

経歴

[編集]

21歳でゴルフを始める。兵庫県立家島高等学校(当時、兵庫県立姫路東高等学校家島分校)卒業。

1984年、プロテストに合格し、翌年日本女子プロゴルフ協会 (JLPGA) に入会 (47期) 。

1988年、「フジサンケイレディスクラシック」でツアー初優勝。賞金ランキングも17位で初のシード権獲得。

1989年、「徳島月の宮レディスクラシックオープン」で優勝。賞金ランク12位。

1990年、「東鳩レディスゴルフトーナメント」、徳島月の宮レディス、「旭国際レディース」、「スタンレーレディス」と年間4勝。とりわけ徳島月の宮レディスは5人でのプレーオフという激戦を制した。賞金ランク3位で自己最高。

1991年、東鳩レディス、「ダンロップレディスオープンゴルフ」と年間2勝。「スカイコートレディース」ではプレーオフで森口祐子に敗れた。同年はホールインワンを2度記録。賞金ランク5位。

1992年、「大王製紙エリエールレディスオープン」で優勝。賞金ランク3位で自己最高タイ。

1993年東洋水産レディス北海道でプレーオフに出場するも村井真由美に敗れた。優勝なく、賞金ランク17位。

1994年、優勝なく、賞金ランク23位。

1995年、フジサンケイレディスで優勝。賞金ランク10位。

1996年から1998年は優勝なく、賞金ランクは順に36位、35位、52位。

1999年、「廣済堂レディス」、「住友VISA太平洋クラブレディース」の年間2勝。賞金ランク11位。

2000年、東洋水産レディス北海道、新キャタピラー三菱レディース、フリスキー大阪女子オープンの年間3勝。不動裕理の賞金女王が確定する直前まで賞金ランク2位だった[1]。最終的に5,933万円余を獲得し、賞金ランク5位。

2001年以降は優勝がなかったが、2002年には生涯獲得賞金で5億円を突破。

後年は鬼澤信子などを指導している[2]

優勝歴

[編集]

JLPGAツアー (15)

[編集]
No. 日程 大会名 スコア 2位との差 2位(タイ)
1 1988年9月2-4日 フジサンケイレディスクラシック ―9 (66-73-71=210) 1打差 アメリカ合衆国の旗 シンディ・ラリック
2 1989年4月14-16日 徳島月の宮レディスクラシックオープン -1 (69-72-74=215) プレーオフ 日本の旗 柏戸レイ子
3 1990年3月30日-4月1日 東鳩レディスゴルフトーナメント -2 (68-72-74=214) プレーオフ 日本の旗 山口香代子
4 1990年4月13-15日 徳島月の宮レディスクラシックオープン -12 (65-69-70=204) プレーオフ 日本の旗 柏戸レイ子
日本の旗 塩谷育代
日本の旗 中島エリカ
日本の旗 寺沢範美
5 1990年7月13 - 15日 旭国際レディース -7 (68-66-75=209) 2打差 日本の旗 谷福美, 日本の旗 寺沢範美
6 1990年7月27 - 29日 スタンレーレディスゴルフトーナメント -8 (70-67-71=208) 1打差 中華民国の旗 黄玥珡
7 1991年4月5-7日 東鳩レディスゴルフトーナメント -9 (70-68-33=171)* 7打差 中華民国の旗 涂阿玉
8 1991年6月20-23日 ダンロップレディスオープンゴルフ -5 (74-68-70-71=283) 3打差 日本の旗 森口祐子
9 1992年11月20-22日 大王製紙エリエール女子オープンゴルフトーナメント -9 (66-71-70=207) 6打差 日本の旗 池渕富子, 日本の旗 島袋美幸
イングランドの旗 ローラ・デービース
10 1995年9月1-3日 フジサンケイレディスクラシック -4 (69-73=142)* プレーオフ 日本の旗 中野晶
11 1999年5月28-30日 廣済堂レディスゴルフカップ -1 (73-70-72=215) プレーオフ 日本の旗 島袋美幸
12 1999年7月23 - 25日 住友VISA太平洋クラブレディース -6 (70-72-68=210) 2打差 日本の旗 高村亜紀
13 2000年7月14 - 16日 東洋水産レディス北海道 -12 (66-64-74=204) 4打差 日本の旗 那須美根子
14 2000年8月18 - 20日 新キャタピラー三菱レディース -4 (72-68-75=215) プレーオフ 日本の旗 那須美根子
15 2000年9月29日 – 10月1日 フリスキー大阪女子オープンゴルフトーナメント -8 (68-71-69=208) プレーオフ 日本の旗 藤野オリエ
  • は短縮競技

記録

[編集]

プレーオフ連勝

[編集]

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ 不動及ばず。L.ケーンが逆転V”. ゴルフダイジェスト・オンライン. 2021年9月29日閲覧。
  2. ^ ベテラン鬼澤信子 45歳になっても飛距離が落ちない理由とは?”. ゴルフダイジェスト・オンライン. 2021年9月29日閲覧。
  3. ^ <記録・国内女子>プレーオフ連勝記録保持者(4連勝)”. ゴルフダイジェスト・オンライン. 2021年9月29日閲覧。
  4. ^ プレーオフ制して安井純子、V”. ゴルフダイジェスト・オンライン. 2021年9月29日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]