安岡重明
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安岡 重明(やすおか しげあき、1928年7月5日[1] - 2017年6月12日[2])は、日本の経済学者・経営学者・歴史学者。同志社大学名誉教授。専門は、日本経済史・経営史。学位は、経済学博士(大阪大学・1959年)。近世経済史研究を皮切りに、主に近現代経済史・経営史特に三井財閥に関する研究で知られる。
略歴
[編集]大阪府大阪市出身。1953年大阪大学経済学部卒業。1959年同大学院博士課程修了、経済学博士の学位を授与される。同年同志社大学助手。1967年同大学教授。1980年同大学商学部長。1986年同大学教務部長を経て1999年同大学名誉教授。
著書
[編集]単著
[編集]- 『日本封建経済政策史論 経済統制と幕藩体制』(有斐閣、1959年/増補版、晃洋書房、1985年)
- 『日本資本制の成立過程』(ミネルヴァ書房、1970年)
- 『財閥形成史の研究』(ミネルヴァ書房、1970年/増補版、1998年)
- 『財閥の経営史 人物像と戦略』(日本経済新聞社、1978年)
- 『三井財閥史 近世・明治編』(教育社、1979年)
- 『財閥の経営史 人物像と戦略』(社会思想社、1990年)
- 『近世商家の経営 理念・制度・雇用』(晃洋書房、1998年)
- 『財閥経営の歴史的研究 所有と経営の国際比較』(岩波書店、1998年)
- 『戦中派青年の半世紀 ある大学教授の軌跡』(日本文学館、2005年)
編集
[編集]- 『財閥史研究』(日本経済新聞社、1979年)
- 『三井財閥』(日本経済新聞社、1982年)
編著
[編集]- 『京都企業家の伝統と革新』(同文舘出版、1998年)
- 『三井財閥の人びと 家族と経営者』(同文館出版、2004年)
- 『近代日本の企業者と経営組織』(同文館出版、2005年)
共著
[編集]共編著
[編集]脚注
[編集]- ^ 『現代物故者事典2018~2020』(日外アソシエーツ、2021年)p.840
- ^ 安岡重明氏死去 同志社大名誉教授、経営史 京都新聞 2017年06月16日付
- ^ “平成21年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 21 (2009年4月29日). 2009年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月12日閲覧。