将官・佐官出身の国会議員の一覧
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陸軍、海軍、自衛隊において、将官・佐官であった経歴を有する日本国憲法下における国会議員の一覧。
- 衆議院にあっては第23回以降の当選者。
- 参議院にあっては創立以来の当選者。
- 将官・佐官の別は旧軍・自衛隊を通じた最終階級による。
- ()内は当選した選挙を示す。凡例:「参1回(全国区)」は第1回参議院議員通常選挙の全国区にて当選。
将官
[編集]- 宇垣一成 陸軍大将 (参3回(全国区)、当選1回)
- 野村吉三郎 海軍大将 (参3回補欠選(和歌山)、参5回(和歌山)、当選2回)
- 真崎勝次 海軍少将 (衆27回(佐賀)、当選1回ただし戦前の衆21回でも当選)
- 下村定 陸軍大将 (参5回(全国区)、当選1回)
- 保科善四郎 海軍中将 (衆27回(宮城1)、衆28回(宮城1)次点後に繰上当選、衆29・30回(宮城1)、当選4回)
- 山本茂一郎 陸軍少将 (参7回(全国区)、参9回(全国区)、当選2回)
- 松村秀逸 陸軍少将 (参4回(全国区)、参6回(全国区)、当選2回)
- 源田実 海軍大佐・航空幕僚長 (参6回(全国区)、参8回(全国区)、参10回(全国区)、参12回(全国区)、当選4回)
- 堀江正夫 陸軍少佐・陸将 (参11回(全国区)、参13回(比例区)、当選2回)
- 永野茂門 陸軍大尉・陸上幕僚長 (参14回(比例区)、参16回(比例区)、当選2回)
- 田村秀昭 空将 (参15回(比例区)、参17回(比例区)、参19回(比例区)、当選3回)
佐官
[編集]- 長屋茂 海軍大佐 (参8回(全国区)、当選1回)
- 辻政信 陸軍大佐 (衆25~28回(石川1)、参5回(全国区)、当選5回)
- 大谷藤之助 海軍中佐 (参4回(全国区)、参6回(全国区)、参8回(全国区)、参10回(全国区)、当選4回)
- 松野頼三 海軍主計少佐 (衆23~34回(熊本1)、衆36~38回(熊本1)、当選15回)
- 中曽根康弘 海軍主計少佐 (衆23~40回(群馬3)、衆41・42(比例北関東)、当選20回)
- 亀岡高夫 陸軍少佐 (衆29~38回(福島1)、当選10回)
- 堀内一雄 陸軍少佐 (衆21回、27~30回(山梨)、当選5回)
- 佐藤正久 1等陸佐 (参21回(比例区)、参23回(比例区)、参25回(比例区)、当選3回)
参考文献
[編集]- 衆議院・参議院『議会制度百年史 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年
- 衆議院・参議院『議会制度百年史 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年
関連文献
[編集]- 土田宏成「戦前期陸海軍出身議員に関する予備的考察」史学雑誌109-3、2000年。帝国議会議員となった将官・佐官出身者の一覧が掲載されている。
- 津田壮章「戦後日本の政軍関係と自衛隊出身政治家の消長――隊友会機関紙『隊友』の言説分析を中心に」戦争社会学研究会編『戦争社会学研究5 計量歴史社会学からみる戦争』147-169、みずき書林、2021年。