小さな目撃者 (1970年の映画)
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小さな目撃者 | |
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Eyewitness | |
監督 | ジョン・ハフ |
脚本 | ロナルド・ハーウッド |
原作 | マーク・ヘブデン |
製作 | ポール・マスランスキー |
製作総指揮 | アーヴィング・アレン |
出演者 | マーク・レスター |
音楽 |
フェアフィールド・パーラー ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーター |
撮影 | デイヴィッド・ホームズ |
編集 | ジェフリー・フット |
配給 | 大映第一フィルム |
公開 |
1970年6月 1971年10月8日 |
上映時間 | 92分 |
製作国 | イギリス |
言語 | 英語 |
『小さな目撃者』(ちいさなもくげきしゃ、原題:Eyewitness)は、1970年制作のイギリスのサスペンス・スリラー映画。マーク・レスター主演。マーク・ヘブデン(ジョン・ハリス)の小説(原題・訳題とも同じ)を原作とする。
あらすじ
[編集]地中海に浮かぶある小さな島に灯台守の祖父と姉のピッパ、家政婦と4人で暮らしている11歳のジギー少年は空想癖があり、皆を困らせていた。
ある日、島に某国の大統領がやって来た。その歓迎パレードをピッパと一緒に見に行ったジギーは、人ごみを避けて特等席になりそうなビルに入り込み、パレードを見物していた。
すると突然、1発の銃声が轟き、大統領が倒れた。暗殺事件が起きたのだ。驚いたジギーは次の瞬間、隣の部屋で太った警官が銃を構えているのを目撃、しかも逃げる途中で彼と目が合ってしまった。ジギーは大統領暗殺犯の唯一の目撃者となってしまったのだ。
何とか逃げおおせたジギーは事の次第を姉たちに話すが、いつもの空想癖と見なされて、相手にされない。
一方、暗殺犯はジギーを必死に探し回っていた。やがて、ジギーに命の危険が忍び寄る…。
キャスト
[編集]役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
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テレビ朝日版 | ||
ジギー | マーク・レスター | 内海敏彦 |
アームストロング | ライオネル・ジェフリーズ | 西村晃 |
ピッパ | スーザン・ジョージ | 松金よね子 |
ガレリア警部 | ジェレミー・ケンプ | 家弓家正 |
トム | トニー・ボナー | 津嘉山正種 |
不明 その他 |
福山象三 京田尚子 小川真司 冨永みーな 若本紀昭 大木民夫 阪脩 藤本譲 西川幾雄 徳丸完 宮下勝 作間功 郷里大輔 鳳芳野 | |
演出 | 小林守夫 | |
翻訳 | 森田瑠美 | |
効果 | 遠藤堯雄 | |
調整 | 平野富夫 | |
制作 | 東北新社 | |
解説 | 淀川長治 | |
初回放送 | 1979年2月18日 『日曜洋画劇場』 |
備考
[編集]本作とのタイアップ広告の件で、日本での配給元である大映第一フィルムとロッテが主演のマーク・レスターと協同企画に訴えられ、1976年9月29日に東京地裁で謝罪広告を出すことを命じる判決が下された[1]。