小川安三
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おがわ やすぞう 小川 安三 | |||||||||||
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生年月日 | 1932年9月6日 | ||||||||||
没年月日 | 不詳年 | ||||||||||
出生地 | 日本・埼玉県飯能市 | ||||||||||
民族 | 日本人 | ||||||||||
ジャンル | 俳優、映画プロデューサー | ||||||||||
活動期間 | 1958年 - 1980年 | ||||||||||
活動内容 | 映画、テレビドラマ | ||||||||||
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人物
[編集]ジャンルを問わず数多くの映画に出演。1980年のテレビドラマ『わが首相のベット ガン回廊の朝II』では、風貌がそっくり、と言うこともあって、大平正芳を演じた。
俳優引退後は映画製作会社「小川企画」を設立し、1993年、映画『虹の橋』では藤本賞・特別賞を受賞した。
主な出演作品
[編集]映画
[編集]- 変身人間シリーズ
- 愚連隊シリーズ
- 宇宙大戦争(1959年) - 技師、演説の聴衆(2役)[要出典]
- 暗黒街の対決(1960年) - 小塚組の子分
- 山のかなたに(1960年) - ライオン堂の職人
- サラリーマン忠臣蔵(1960年)
- 顔役暁に死す(1961年) - 倉岡署の警官
- 用心棒(1961年)
- 紅の海(1961年)
- 香港の夜(1961年) - 雲仙旅館番頭
- アッちゃんのベビーギャング(1961年) - 社員
- 暗黒街撃滅命令(1961年) - 警官
- 若大将シリーズ
- 銀座の若大将(1962年) - 支那蕎麦屋の出前
- ニュージーランドの若大将(1969年) - 公園の警官[注釈 1]
- 紅の空(1962年) - イナンバ島の男
- 女性自身(1962年) - 酔客
- ニッポン無責任時代(1962年) - 氏家社長の運転手
- ゴジラシリーズ
- 河のほとりで(1962年) - 進藤正雄
- 月給泥棒(1962年) - オリバーカメラ社員
- どぶろくの辰(1962年)
- にっぽん実話時代(1963年) - サクラクラブ事務員
- 戦国野郎(1963年) - 馬借梅
- イチかバチか(1963年) - 後藤
- 江分利満氏の優雅な生活(1963年) - 小宮(サントリー社員)
- やぶにらみニッポン(1963年) - ガム旅行の男
- 海底軍艦(1963年) - ムウ帝国長老の側近[1][3]
- クレージー作戦シリーズ
- クレージー作戦 くたばれ!無責任(1963年) - プールのチンピラ
- 香港クレージー作戦(1963年) - 電話待ちの男
- クレージーの怪盗ジバコ(1967年) - パトカーの警官
- クレージーの大爆発(1969年) - 坂上欽一(警官)
- 乱れる(1964年) - スーパー「清水屋」店員
- 今日もわれ大空にあり(1964年) - 郵便屋
- ああ爆弾(1964年) - 銀行の守衛
- 裸の重役(1964年) - 部員
- 団地・七つの大罪(1964年) - 若い男
- 侍(1965年) - 浪士
- 赤ひげ(1965年) - 竹造
- 太平洋奇跡の作戦 キスカ(1965年) - キスカ島の砲撃兵[要出典]
- 続・西の王将・東の大将(1965年) - 西村
- 戦場にながれる歌(1965年) - 毛利上等兵
- 血と砂(1965年)
- 100発100中(1965年) - ドアマン
- 女の中にいる他人(1966年) - 記者
- 大菩薩峠(1966年) - 与八
- 日本一シリーズ
- ひき逃げ(1966年) - 伴内隆一
- 狸の王様(1966年) - 銀座の客
- じゃじゃ馬ならし(1966年) - 事務員
- 怒涛一万浬(1966年) - 根本
- 殺人狂時代(1967年) - 間淵憲作
- 続・何処へ(1967年) - 駅員
- 落語野郎 大泥棒(1967年) - 忠吉
- 東宝8.15シリーズ
- 日本のいちばん長い日(1967年) - 首相官邸の巡査
- 日本海大海戦(1969年) - 早船の若者[要出典]
- 激動の昭和史 沖縄決戦(1971年) - 小森伍長[7]
- 乱れ雲(1967年)
- めぐりあい(1968年) - 月賦屋
- 首(1968年) - 鉱夫・石橋
- 斬る(1968年) - 喜助
- 水戸黄門漫遊記(1969年) - 刺客
- 豹は走った(1970年) - 係官
- 喜劇 頑張れ!日本男児(1970年) - 辻
- 昭和ひとけた社長対ふたけた社員(1971年) - 小道具係
- 呪いの館 血を吸う眼(1971年) - 男A[8]
- 西のペテン師・東のサギ師(1971年) - 労務者
- 紙芝居昭和史 黄金バットがやって来る(1972年) - 豊島
- 王将(1973年) - 郵便配達夫
- 日本侠花伝(1973年) - 看守
- グアム島珍道中(1973年) - 高見
- 喜劇 だましの仁義(1974年) - 網元
- 吶喊(1975年) - 桑折ノ和三郎
- 白熱デッドヒート(1977年) - トラックの運転手
テレビドラマ
[編集]- 青春とはなんだ 第12話「子供の夢」(1966年) - みのるの父
- 遊撃戦(1966年 - 1967年) - 三浦上等兵
- 快獣ブースカ 第17話「ブー冠・王冠・とんちんかん」(1967年) - ポリネシア国・ハーゲ大臣のスパイ
- 鬼平犯科帳 第1シリーズ 第53話「おせん」(1970年) - 佐渡屋手代
- 大忠臣蔵(1971年) - 吉
- 荒野の素浪人 第41話「凶刀 襲われた山峡の宿」(1972年)
- 流星人間ゾーン 第23話「大恐獣バクゴンの秘密」(1973年) - 工事現場の作業員
- 日本沈没 第21話「火花に散る、伊豆大島」(1975年) - 温泉を汲む男
- わが首相のベット ガン回廊の朝II(1980年) - 大平正芳
その他
[編集]- 虹の橋(1993年) - 製作
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 出演シーンカット。
出典
[編集]- ^ a b c d e 東宝特撮映画全史 1983, p. 528, 「怪獣・SF映画俳優名鑑」
- ^ a b c ゴジラ大百科 1993, p. 116, 構成・文 岩田雅幸「決定保存版 怪獣映画の名優名鑑」
- ^ a b c d e モスラ映画大全 2011, p. 37, 「脇役俳優辞典11」
- ^ a b c d 野村宏平、冬門稔弐「9月6日」『ゴジラ365日』洋泉社〈映画秘宝COLLECTION〉、2016年11月23日、257頁。ISBN 978-4-8003-1074-3。
- ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 149, 「『ゴジラ対ヘドラ』作品解説/俳優名鑑」
- ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 185, 「『メカゴジラの逆襲』作品解説/俳優名鑑」
- ^ 東宝特撮映画全史 1983, p. 537, 「主要特撮作品配役リスト」
- ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 145, 「『呪いの館 血を吸う眼』作品解説/俳優名鑑」
出典(リンク)
[編集]参考文献
[編集]- 『東宝特撮映画全史』監修 田中友幸、東宝出版事業室、1983年12月10日。ISBN 4-924609-00-5。
- 『ENCYCLOPEDIA OF GODZILLA ゴジラ大百科 [メカゴジラ編]』監修 田中友幸、責任編集 川北紘一、Gakken〈Gakken MOOK〉、1993年12月10日。
- 『別冊映画秘宝 モスラ映画大全』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2011年8月11日。ISBN 978-4-86248-761-2。
- 『東宝特撮映画大全集』執筆:元山掌 松野本和弘 浅井和康 鈴木宣孝 加藤まさし、ヴィレッジブックス、2012年9月28日。ISBN 978-4-86491-013-2。