小林則幸
小林 則幸 こばやし のりゆき | |
---|---|
生年月日 | 1933年12月13日(90歳) |
出生地 | 日本 新潟県三島郡出雲崎町 |
出身校 |
旧三島郡西越村立新潟県西越高等学校 (現・新潟県立出雲崎高等学校) |
所属政党 | 無所属 |
出雲崎町長 | |
当選回数 | 9回 |
在任期間 | 1988年2月4日 - 2024年2月3日 |
小林 則幸(こばやし のりゆき、1933年12月13日 - )は日本の政治家。出雲崎町長(9期)。
経歴
[編集]1933年12月13日、新潟県三島郡出雲崎町に生まれる[1][2]。旧三島郡西越村立新潟県西越高等学校(現新潟県立出雲崎高等学校)卒業[1][2][3][4]。
1988年に出雲崎町長に初当選し、2月4日に就任した[1][2][5]。2000年1月18日、無投票で町長に4選[4]。2004年1月20日、無投票で町長に5選[3]。
2008年出雲崎町長選挙
[編集]2008年はこれまでと一転して、新人1人との選挙戦となったが破って6選を果たした[6]。
※当日有権者数:4,506人 最終投票率:82.27%(前回比:-pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
小林則幸 | 74 | 無所属 | 現 | 2,470票 | 67.2% | - |
高橋速円 | 59 | 無所属 | 新 | 1,204票 | 32.8% | - |
2018年4月23日から、それまで全国最年長首長だった香川県綾川町長の藤井賢の引退に伴い、全国最年長首長となった[9][10]。
2020年1月、無投票で9選[11]。同年4月、大腸がんの手術を受けた[12]。
2023年7月14日、任期満了に伴い2024年1月21日執行予定の町長選挙に10回目の当選を賭けて立候補する意向を表明したが[13]、その後、11月になって対立候補が出馬する動きが見られ、町政への混乱を避けたいとして選挙に立候補せず9期目で引退する意思が明らかになり[14]、11月22日に記者会見を開いて「自分が後継者と考えている人物が次期町長選挙に出馬することが判り、私が出た場合には対立候補を含めた争いになると予想されることから、町政の混乱を避けるために私が身を引くこととした」と語り、正式に引退を表明した[15]。
2024年1月16日に告示された町長選挙には立候補しなかった[16]。同年2月2日、任期満了日の前日に退任の挨拶をした[17]。
その他
[編集]- 毎日20分間のダンベルトレーニングを欠かさずしている[18][19]。
- 老害批判に対しては、「年を取ったから町長は無理?冗談じゃない。生涯現役ですよ。後継者を育てないのかともよく聞かれますが、それは違うと思う。禅譲して自分の思いを継いでもらおうだなんて、今はそういう時代ではありません。」と語っている[19]。
- 2023年9月9日昼頃、民家の車庫に衝突する事故を起こした。車庫の外壁が半分程度壊れたが、けが人はいなかったという。車をUターンさせるためのギア操作を誤り、後退させるつもりが前進させてしまい衝突してしまったという[20]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 日外アソシエーツ「WhoPlus」
- ^ a b c d “全国最高齢首長 出雲崎・小林則幸町長(84)に聞く 生涯現役全力が信念 夢へ努力心は若く 毎日運動欠かさず”. 新潟日報: p. 18. (2018年4月24日)
- ^ a b “出雲崎町長選、小林則幸氏が無投票 町議補選は2氏届け出 /新潟”. 朝日新聞 (新潟): p. 35. (2004年1月21日)
- ^ a b “出雲崎町長に小林則幸氏が4選 無投票で /新潟”. 朝日新聞 (新潟): p. 27. (2000年1月19日)
- ^ “町村長紹介|新潟県町村会”. web.archive.org (2021年6月13日). 2021年6月13日閲覧。
- ^ “出雲崎町長選挙 - 2008年01月27日投票 | 新潟県出雲崎町”. 選挙ドットコム. 2021年6月13日閲覧。
- ^ “出雲崎町長選挙 - 2012年01月22日投票 | 新潟県出雲崎町”. 選挙ドットコム. 2021年6月13日閲覧。
- ^ “出雲崎町長選挙 - 2016年01月17日投票 | 新潟県出雲崎町”. 選挙ドットコム. 2021年6月13日閲覧。
- ^ “全国最高齢首長、9選出馬へ 85歳の新潟・出雲崎町長:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2021年6月13日閲覧。
- ^ “綾川町 - 投稿 | Facebook”. Facebook. 2021年6月13日閲覧。
- ^ “出雲崎町長選挙 - 2020年01月19日投票 | 新潟県出雲崎町”. 選挙ドットコム. 2021年6月13日閲覧。
- ^ “新潟・出雲崎町長、がん手術へ 全国最高齢の首長:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2021年6月13日閲覧。
- ^ "現職最高齢 89歳の新潟・出雲崎町長が10選目指し立候補表明". 毎日新聞デジタル. 毎日新聞社. 14 July 2023. 2023年11月21日閲覧。
- ^ "全国最高齢の89歳町長、10選出馬を一転見送りへ 22日に表明". 産経ニュース. 産経デジタル. 21 November 2023. 2023年11月21日閲覧。
- ^ "最高齢89歳の新潟・出雲崎町長「後継者に譲り、笑顔で花道を去る」立候補取りやめで会見". 産経ニュース. 産経デジタル. 22 November 2023. 2023年11月22日閲覧。
- ^ 日本放送協会. “出雲崎町長選挙告示 新人2人が立候補 16年ぶりの選挙戦に|NHK 新潟県のニュース”. NHK NEWS WEB. 2024年1月16日閲覧。
- ^ “全国最高齢、90歳首長が引退 新潟・出雲崎町、小林則幸町長(共同通信)|熊本日日新聞社”. 熊本日日新聞社. 2024年2月2日閲覧。
- ^ 日本放送協会. “86歳、最年長町長の健康弁当 | 永田町・霞が関のサラめし”. NHK政治マガジン. 2021年6月13日閲覧。
- ^ a b “86歳でまた当選「9選町長」が老害批判に反論 新潟県出雲崎町”. デイリー新潮. 2021年6月13日閲覧。
- ^ “新潟・出雲崎町長が事故 首長で最高齢の89歳、車庫に衝突”. 産経新聞. (2023年10月4日) 2023年10月4日閲覧。