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朝日村 (新潟県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
あさひむら
朝日村
鈴ヶ滝
朝日村旗 朝日村章
朝日村旗 朝日村章
1964年11月3日制定
廃止日 2008年4月1日
廃止理由 新設合併
村上市・荒川町神林村朝日村山北町村上市
現在の自治体 村上市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方北陸地方
甲信越地方
都道府県 新潟県
岩船郡
市町村コード 15584-5
面積 629.32 km2
(境界未定部分あり)
総人口 11,026
推計人口、2008年3月1日)
隣接自治体 村上市山北町
山形県鶴岡市西川町小国町
村の木 スギ[1]
村の花 ヒマワリ[1]
村の鳥 キジ[1]
朝日村役場
所在地 958-0292
新潟県岩船郡朝日村岩沢字野村5611[1]
画像:村上市 朝日支所(旧朝日村役場)
外部リンク 朝日村HP(アーカイブ)
座標 北緯38度16分06秒 東経139度32分19秒 / 北緯38.26844度 東経139.53853度 / 38.26844; 139.53853 (朝日村)座標: 北緯38度16分06秒 東経139度32分19秒 / 北緯38.26844度 東経139.53853度 / 38.26844; 139.53853 (朝日村)

朝日村 (新潟県)位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

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岩船地域における平成の大合併。当町は村上中心部に対し北東に位置した。

朝日村(あさひむら)は、かつて新潟県の北部に存在した

2008年4月1日に村上市、荒川町神林村山北町と合併し、村上市となった。平成17年国勢調査によると旧・村上市への通勤率は33.8%。

合併以前は、日本の村では奈良県十津川村に次いで2番目に大きい面積を持っていた。

かつて北隣に山形県朝日村(現鶴岡市)が存在し、県境を挟みながらも同名の村が隣接する珍しいケースだった。

地理

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村域の大半を山林が占め、平坦地は南西部の三面川流域に広がる。

隣接していた自治体

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歴史

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行政

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  • 村長:鈴木源左衛門(2001年2月26日から)

経済

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産業

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  • 主な産業:農林業

林業が盛んであり、1971年(昭和46年)には県の林業試験場(後に森林研究所に改称)が村上市から移転して村内の鵜渡路で業務を開始した[2]

かつては鳴海金山[3]や、などを産出していた葡萄鉱山(昭和30年代に閉山[4])があった。

2005年(平成17年)にどぶろく特区に指定された高根集落では、どぶろくの生産が始まった。同集落では、廃校を活用した食堂の開設など、集落活性化の取り組みが行われている(詳細は高根 (村上市)を参照)。

姉妹都市・提携都市

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教育

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  • 朝日中学校
  • 猿沢小学校(合併後の2019年に塩野町小と統合し「朝日さくら小学校」となる[5]
  • 小川小学校
  • 塩野町小学校(合併後の2019年に猿沢小学校と統合し「朝日さくら小学校」となる[5]
  • 朝日みどり小学校
  • 三面小学校(合併後の2019年に小川小へ統合[5]

交通

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鉄道

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村内に鉄道路線なし。最寄り駅は、JR東日本羽越本線村上駅

道路

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(2008年3月1日時点)

  • 高速道路
    • なし
※村上市との合併後に日本海東北自動車道が開通し、朝日三面IC朝日まほろばICが設けられている。

観光・文化

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「みどりの里」や葡萄スキー場など、村営の施設を中心とする観光開発が行われていた[6]

  • 朝日みどりの里(道の駅朝日
    • 1986年にオープンし順次拡張が進められた国道7号沿いの観光拠点。
  • 大須戸能
    • 県指定の無形文化財。山形県の黒川能の流れを汲む[7]。定期演能4月3日・8月中旬(特設舞台にて薪能)
    • ※毎年海外公演も行っている(平成16年はドイツ)
  • 二子島キャンプ場
    • 新潟県朝日村と山形県鶴岡市(旧朝日村)を結ぶ朝日スーパーライン沿い
    • 県内最大級の水力発電所三面発電所の貯水池に二つの島が浮かぶ。
    • ダム完成前は山の山頂であり、中腹に神社有り。
    • イワナ・ニジマス・コイなどの魚釣りや甲虫・蝶などの昆虫採集に極めて適しており、ボーイスカウトなどが利用する。
    • 売店・トイレ等完備
  • 猿田川野営場
    • 同上のスーパーラインを山形県に向かい進み県境一歩手前にある。
    • ブナの原生林や天然魚の住む渓谷に囲まれた、キャンプ場
  • 鳴海金山(鳴海ゴールドパーク)
    • 同上スーパーライン脇に位置する金山跡。
    • 越後黄金山として佐渡金山より産金量が多かったと言われている。
    • スーパーラインの開通を機に、1990年度から観光整備が進められた[8]。季節限定で一般に大切坑と黄金坑(大千畳坑)を公開している。残雪・土砂崩れ等により臨時閉園する事もある。
    • 砂金採集体験も安価にて可能。
  • 三面川
    • 朝日村から村上市をとおり日本海に注ぐ2級河川。
    • 朝日連峰を源流とし、途中3箇所の大規模ダムを越え、豊富な水量で下流域の生活用水となる。
    • 釣りの名所であり、近年[いつ?]、新潟県内の河川では初めてサクラマスの竿釣りが解禁となった。
  • 塩野町陣屋
  • 奥三面ダム
    • マタギの里と呼ばれていた三面集落に関する資料が「縄文の里朝日」に展示されている。
  • ぶどうスキー場

脚注

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  1. ^ a b c d 平成14年度市町村要覧:朝日村(新潟県HP) - ウェイバックマシン(2004年2月2日アーカイブ分)
  2. ^ 森林研究所について 沿革”. 新潟県農林水産部 森林研究所. 2021年12月18日閲覧。
  3. ^ 鳴海金山パンフレット”. 2021年10月29日閲覧。
  4. ^ 塩野町地域のお宝箇所情報”. 村上市. 2021年10月29日閲覧。
  5. ^ a b c 市報むらかみ vol.131 2019年2月1日号 pp.4-5 【特集】今年4月に学校統合が行われます”. 村上市. 2019年9月28日閲覧。
  6. ^ “朝日村―山盛りの自然を都会人に(あの町この村創生元年)”. 日本経済新聞. (1989年7月26日). p. 22 地方経済面 新潟 
  7. ^ 北見真智子「新潟県の大須戸能における伝承演目の推移」『大阪音楽大学研究紀要』第48巻、2010年、77-88頁、doi:10.24585/daion.48.0_77 
  8. ^ “ゴールドパーク鳴海、新潟朝日村―金山の歴史(地域活性化作戦Hard&Soft)”. 日経産業新聞: p. 10. (1992年12月5日) 

関連項目

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外部リンク

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行政
観光