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藤まつり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
尾張津島藤まつりから転送)
栃木県足利市・あしかがフラワーパーク

藤まつり(ふじまつり)は日本各地で行われている祭り。

主としての名所で行われる祭りで、時期も藤の見ごろである4月下旬 - 5月上旬に行われる。

東北地方

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山形県鶴岡市藤島地区
山形県鶴岡市藤島の藤島体育館周辺で5月中旬に開催される。全国でも珍しい、ふじの花の盆栽を中心とした祭りで、藤をテーマに押し花、ウォークラリー、俳句大会、グッズ販売などが行なわれる。

関東地方

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埼玉県春日部市・牛島のフジ
埼玉県加須市・玉敷神社(玉敷公園)の大藤
東京都江東区・亀戸天神社
栃木県足利市
栃木県足利市あしかがフラワーパークで行われる[広報 1]ゴールデンウィークにあわせて開催される。開催期間中は臨時列車として快速「あしかが大藤まつり号」が運行される。大藤(迫間のフジ)、大長藤、八重黒龍藤、白藤のトンネルは栃木県指定天然記念物で、大藤の棚は日本最大面積を誇る。
埼玉県春日部市
埼玉県春日部市東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)「春日部駅西口」から約1.1キロメートルに渡って両側に藤棚が連なる「ふじ通り」[広報 2]で行われる。開催時期は毎年4月の最終日曜日。毎年市内外から15万人以上の観光客が訪れる[広報 3]。なお、東武野田線(東武アーバンパークライン)「藤の牛島駅」近くには、1928年(昭和3年)に天然記念物に指定された樹齢1200年の「牛島のフジ」もある。
埼玉県羽生市
埼玉県羽生市の大天白神社に隣接する大天白公園で行われる。正式には「大天白藤まつり」[広報 4]。開催時期は5月上旬。園内に60本以上の藤が植樹され、「子育ての藤」と呼ばれている[広報 5]
埼玉県加須市
埼玉県加須市玉敷公園で行われる[広報 6]。開催時期は4月下旬 - 5月上旬。旧・騎西町の花でもある推定樹齢400年以上の大藤があり、旧・騎西町最大の観光事業として実施される[広報 7]
東京都江東区
東京都江東区亀戸亀戸天神社で行われる。
千葉県銚子市
千葉県銚子市妙福寺で行われる。開催時期は5月上旬。

中部地方

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愛知県江南市・曼陀羅寺
愛知県津島市・天王川公園
岐阜県羽島市・竹鼻別院
静岡県磐田市
静岡県磐田市(旧豊田町)池田の豊田熊野記念公園熊野の長フジ)で行われる。正式には「熊野の長藤まつり」[広報 8]。開催時期は4月下旬 - 5月上旬。の「熊野」に由来する。
愛知県岡崎市
愛知県岡崎市岡崎公園南の乙川堤防と徳王稲荷社金刀比羅社(徳王神社)でそれぞれ行われる。岡崎公園は「五万石藤まつり」という名称で、夜間照明などが実施される。開催時期は4月下旬 - 5月上旬。
愛知県江南市
愛知県江南市曼陀羅寺公園で行われる[1]。正式には「江南藤まつり」[1]。12種類60本で構成された最長75mの藤棚がある[1]。開催時期は4月下旬 - 5月上旬。他市他県からも大勢の来場客が訪れる。
愛知県津島市
愛知県津島市天王川公園で行われる[2]。正式には「尾張津島藤まつり」[2][広報 9]。開催時期は4月下旬 - 5月上旬。
愛知県弥富市
愛知県弥富市森津の藤公園で行われる[3]。正式には「森津の藤まつり」[3]
岐阜県羽島市
岐阜県羽島市竹鼻別院で行われている。正式には「みの竹鼻まつり・ふじまつり」。

近畿地方

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京都府福知山市
京都府福知山市(旧大江町)の藤の名所「才ノ神の藤」で行われる。正式には「才ノ神の藤まつり」。5月の第一日曜日に開催される。

中国、四国地方

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岡山県和気郡和気町
岡山県和気郡和気町藤公園で行われる。正式には「清麻呂の里 藤まつり」。開催時期は4月下旬 - 5月上旬。昭和60年に開園した藤公園の藤棚には、数百種類の藤が集められており、種類の多さでは日本一であると言われている。
岡山県倉敷市本町
岡山県倉敷市本町の阿智神社で行われる。開催は5月5日。阿智神社本殿北側にある「阿知の藤」は日本一の大きさと古さといわれ有名である。そのため倉敷市の市花に認定され、県の天然記念物にも指定されている。

九州、沖縄地方

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福岡県北九州市八幡西区
福岡県北九州市八幡西区吉祥寺で行われる。正式には「吉祥寺藤まつり」。開催時期は4月下旬。
福岡県筑紫野市
福岡県筑紫野市武蔵寺で行われる。開催時期は4月下旬。
福岡県小郡市
福岡県小郡市大中臣神社で行われる。正式には「将軍藤まつり」。開催時期は4月下旬 - 5月上旬。
福岡県柳川市
福岡県柳川市の中山熊野神社で行われる。開催時期は4月中旬 - 下旬。
福岡県八女市黒木町
福岡県八女市黒木町素盞嗚神社で行われる。正式には「大藤祭り」。開催時期は4月下旬 - 5月上旬。境内には天然記念物にも指定されている黒木大藤が存在する。

脚注

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出典

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  1. ^ a b c “見に来てネ 遊びに来てネ 江南のフジを楽しんで”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 びわこ版 24. (2017年4月6日) 
  2. ^ a b “見に来てネ 遊びに来てネ 藤まつりに来場を”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 市民総合版 13. (2017年4月14日) 
  3. ^ a b 酒井博章 (2017年4月19日). “擔風の功績 後世に 弥富市 漢詩手掛けた書斎 公園に移築”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 尾張総合版 15 

広報資料・プレスリリースなど一次資料

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  1. ^ あしかがフラワーパーク ふじのはな物語
  2. ^ ふじ通り”. 春日部市役所 (2018年4月6日). 2018年6月11日閲覧。
  3. ^ 第37回春日部藤まつり”. 埼玉県公式観光サイト ちょこたび埼玉 (2018年). 2018年6月11日閲覧。
  4. ^ 大天白藤まつり - 羽生市(2016年3月14日). 2016年5月13日閲覧。
  5. ^ さいたま商工だより (PDF) p. 4 - 埼玉県商工会連合会(2010年5月1日). 2016年5月13日閲覧。
  6. ^ 騎西藤まつり”. 加須市 (2018年5月25日). 2018年6月10日閲覧。
  7. ^ 騎西町役場ホームページ 藤の情報(2006年5月2日付けのアーカイブキャッシュ)
  8. ^ 豊田町商工会 熊野の長藤まつり
  9. ^ 津島市公式ホームページ 藤まつり
  10. ^ 北九州市 吉祥寺藤まつり