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山口県国際総合センター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
山口県国際総合センター
(海峡メッセ下関)

山口県国際総合センター

地図
情報
用途 コンベンションセンター
多目的ホール
オフィスビル(国際貿易ビル)
展望塔(海峡ゆめタワー)
設計者 NTTファシリティーズ[1]
事業主体 山口県
管理運営 一般財団法人山口県国際総合センター
NTTファシリティーズ[2]
構造形式 鉄筋コンクリート造及び鉄骨造
敷地面積 7,841 m²
延床面積 30,582 m² [3]
階数 地上10階、地下1階(国際貿易ビル)
地上4階(アリーナ)
地上30階(海峡ゆめタワー)[3]
高さ 153m(海峡ゆめタワー)
着工 1994年7月5日[3]
竣工 1996年6月30日[3]
開館開所 1996年8月1日[3]
所在地 750-0018
山口県下関市豊前田町3丁目3番1号
備考

事業費

【土地】約68億円(県:50%、市:50%)

【建物】約200億円(県:276億円、財団:24億円)[3]
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山口県国際総合センターの位置(日本内)
山口県国際総合センター
山口県国際総合センター
海峡ゆめタワー

山口県国際総合センター(やまぐちけんこくさいそうごうセンター)は、山口県下関市豊前田町3丁目3番1号にある、山口県と一般財団法人山口県国際総合センターが設置し、同財団法人が管理・運営する会議・展示施設。通称は海峡メッセ下関(かいきょうメッセしものせき)[4]

概要

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細江地区の旧日本国有鉄道貨物ヤード関門連絡船貨車航送場)跡地を対象とした再開発事業「海峡あいらんど21」計画の一環として、海峡ゆめ広場(1989年平成元年)9月完成)に隣接する土地に建設された[4]。なお、同センターの建設計画は、県立の文化施設を県内各地にバランスよく配置する意図をもって、岩国市シンフォニア岩国萩市山口県立萩美術館・浦上記念館の建設と一体をなすものとして、推し進められた。

1994年(平成6年)7月から建設が始められ、1996年(平成8年)6月に完成、同年8月1日にオープン(海峡ゆめタワーは7月20日に先行オープン[5])した。

施設

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敷地面積は7,841m2、延床面積 30,587m2で、地上10階のオフィスビル「国際貿易ビル」(延床面積:14,684.21㎡)、地上4階のイベントホール・展示見本市会場「アリーナ」(6,957.97㎡)、展望塔「海峡ゆめタワー」(2,439.2㎡)、立体駐車場から構成される。

海峡ゆめタワー

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海峡ゆめタワーの高さは153m、展望室の高さは地上143m[5]。これは西日本の自立型タワーの中では最も高い(ただし、超高層ビルを含めた展望室の高さを比較した場合、大阪市あべのハルカス ハルカス300が288mで西日本一)。形状が特徴的で、展望室が球体状になっている。球体状の展望室はこのタワーが世界最初だった[5]。夜はライトアップされ、関門海峡周辺(下関市街地門司港レトロ関門橋など)の夜景を楽しめる。歴史に関する展示もあり、「壇ノ浦の戦いの地」や「巌流島の決闘場」を実際に見下ろしながら学ぶことが出来る[5]

国際貿易ビル

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国際貿易ビルには、4ヵ国語同時通訳設備のある国際会議場や多目的ホール「海峡ホール」が設けられているほか、様々なテナントが入居している。アリーナのイベントホールでは、2002年(平成14年)に国際捕鯨委員会 (IWC) の年次総会が開催された。

主なテナント

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交通

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近隣施設

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脚注

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  1. ^ 建築作品集>山口県国際総合センター - NTTファシリティーズ公式サイト、2015年9月12日閲覧
  2. ^ ソリューション事例>財団法人山口県国際総合センター様 - NTTファシリティーズ公式サイト、2015年9月12日閲覧
  3. ^ a b c d e f 山口県国際総合センターの概要 - 海峡メッセ下関公式サイト
  4. ^ a b “甦る土地 海峡メッセ下関”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1997年5月14日) 
  5. ^ a b c d 『日本展望タワー大全』(2020年9月10日、かねだひろ著、辰巳出版発行)134頁。

外部リンク

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座標: 北緯33度57分00秒 東経130度55分46秒 / 北緯33.950109度 東経130.929468度 / 33.950109; 130.929468