東山スカイタワー
東山スカイタワー Higashiyama Sky Tower | |
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情報 | |
用途 | 展望台、防災行政無線塔[1][2] |
設計者 | 名古屋市建築局営繕部、日本総合建築事務所名古屋支所[1][2] |
施工 | 鹿島建設、大成建設、徳倉建設[1] |
建築主 | 名古屋市 |
事業主体 | 名古屋市 |
管理運営 | サンエイ株式会社(指定管理者)[3][2] |
構造形式 | S造、SRC造[1] |
敷地面積 | 95,610 m² [1] |
建築面積 | 1,292 m² [1] |
延床面積 | 2,929 m² [1] |
階数 | 地上7階[1] |
高さ | 134.0m[2] |
竣工 | 1989年(平成元年)[1][2] |
開館開所 | 1989年(平成元年)7月11日[4] |
所在地 |
〒464-0803 愛知県名古屋市千種区田代町字瓶杁1-8 |
座標 | 北緯35度9分24.07秒 東経136度58分43.73秒 / 北緯35.1566861度 東経136.9788139度座標: 北緯35度9分24.07秒 東経136度58分43.73秒 / 北緯35.1566861度 東経136.9788139度 |
備考 | 平成3年度名古屋市都市景観賞受賞[5] |
東山スカイタワー(ひがしやまスカイタワー)は、愛知県名古屋市千種区の東山公園の施設の一つである展望タワー。正式名称は東山公園展望塔[6]。高さは、地上134.0m。ただし、タワーは標高80mの丘の上にあるため、標高では214.0mになる。建物は鉛筆の形をしている。
概要
[編集]名古屋市制100周年を記念して建てられ、1989年(平成元年)7月11日に開業した[4]。
展望台としての観光用途の他、防災無線の中継基地として14基のパラボラアンテナと無線機械室を備える他、高所監視カメラを設置するなど、名古屋市の防災上重要な役割を果たしている。
展望室は、地上100m(標高180m)にあり、展望台からは、JRセントラルタワーズ(名古屋駅)、名古屋テレビ塔、ナゴヤドームなど市内を一望できるほか、天気が良ければ遠くに御嶽山や鈴鹿山脈、木曽山脈(中央アルプス)などの山々や三河湾、志摩半島、さらに条件が良ければ赤石山脈(南アルプス)の一部などを眺めることができる日もある。また、周りに高い建物がないので夜景が素晴らしいことでも知られ、2004年(平成16年)7月「日本夜景遺産」に選定、2004年(平成16年)8月「夜景100選」に選定された国内有数の夜景スポットでもある。2013年(平成25年)には名古屋市が公募した第1回「まちなみデザイン20選」にも選定された[7][8]。
上るのには大人300円、65歳以上の名古屋市在住者で100円が必要である(中学生以下は無料)。東山動植物園との共通観覧券640円を利用することができる。
全国の観光タワーで構成されている「全日本タワー協議会」に加盟している。
東京スカイツリーの開業後「東山スカイツリー」と間違った表記をされることがあり[9]、東山スカイタワーも自らそのことをネタしている[10]。ただしこちらは放送電波は送信していない。
2007年(平成19年)9月30日にはイメージキャラクター「のっぴー」が登場した。
交通機関
[編集]ギャラリー
[編集]-
ミッドランドスクエアより東山スカイタワー遠景
(2007年(平成19年)3月) -
東山公園にある上池と東山スカイタワー
(2021年(令和3年)8月) -
東山スカイタワーのイルミネーション
(2021年(令和3年)12月) -
展望階の様子
(2012年(平成24年)2月)
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i “東山スカイタワー”. 建築作品データベース. 2016年10月19日閲覧。
- ^ a b c d e “東山スカイタワー (134m)”. 全日本タワー協議会. 2016年10月19日閲覧。
- ^ 名古屋市の施設に関する指定管理者制度について
- ^ a b 『日本展望タワー大全』(2020年9月10日、かねだひろ著、辰巳出版発行)134頁。
- ^ “平成3年度名古屋市都市景観賞表彰作品”. 名古屋市. 2016年10月19日閲覧。
- ^ 名古屋市都市公園条例
- ^ “【まちなみデザイン20選】東山新池からみた東山公園と東山スカイタワー”. 住宅都市局都市計画部都市景観室 (名古屋市). (2013年3月27日) 2013年5月1日閲覧。
- ^ 2013年4月30日中日新聞朝刊p.15.
- ^ 周辺情報|ホテルルートイン名古屋今池駅前 ルートインホテルズ公式サイト
- ^ “ワタイカスの案内ボイスを開始します” (PDF). 東山スカイタワー. 2022年9月10日閲覧。
- ^ a b http://www.higashiyamaskytower.jp/second/access.html