岡山県道284号東安倉鴨方線
表示
一般県道 | |
---|---|
岡山県道284号 東安倉鴨方線 一般県道 東安倉鴨方線 | |
実延長 | 4.9 km[注釈 1][1] |
制定年 | 1960年(昭和35年) |
起点 | 岡山県浅口市寄島町【北緯34度29分30.1秒 東経133度35分42.2秒 / 北緯34.491694度 東経133.595056度】 |
終点 | 岡山県浅口市鴨方町六条院東【北緯34度31分48.3秒 東経133度35分47.2秒 / 北緯34.530083度 東経133.596444度】 |
接続する 主な道路 (記法) |
岡山県道47号倉敷長浜笠岡線 国道2号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
岡山県道284号東安倉鴨方線(おかやまけんどう284ごう ひがしあくら かもがたせん)は、岡山県浅口市を通る一般県道である。
概要
[編集]浅口市の寄島町より安倉乢[2]を経て鴨方町六条院東へ至る南北連絡型の市域内完結路線である。
路線データ
[編集]- 起点:岡山県浅口市寄島町(岡山県道47号倉敷長浜笠岡線交点)
- 終点:岡山県浅口市鴨方町六条院東(六条院東交差点、国道2号交点)
- 実延長:4.9 km[注釈 1][1]
歴史
[編集]安倉街道[2]、寄島街道[2]、安倉道[3]などと呼ばれていた安倉乢越えの旧街道を原形とする。この乢越えの旧街道は、道路として1921年(大正10年)に改修工事に着手し、翌1922年(大正11年)に竣工した[4]。
年表
[編集]- 1960年(昭和35年)3月18日 - 岡山県告示第335号により認定。
- 1972年(昭和47年) - この頃、現行の県道番号に変更[注釈 2]。
- 2006年(平成18年)3月21日 - 浅口郡のうちの鴨方町、金光町、寄島町の3町が対等合併し、浅口市が発足。これにより市域内完結路線となる。
- 2019年(平成31年)3月19日 - 14時に岡山県告示第97号・98号により鴨方町六条院東地内の新道[注釈 3]が供用開始[6][7][資料 1]。
- 2020年(令和2年)3月31日 - 岡山県告示第188号により鴨方町六条院東地内の現道[注釈 4]が新道に一本化され、ダブルウェイを解消[8]。
地理
[編集]通過する自治体
[編集]交差する道路
[編集]交差する道路 | 交差する場所 | |
---|---|---|
岡山県道47号倉敷長浜笠岡線 | 寄島町 | 起点 |
岡山県道431号六条院東里庄線 | 鴨方町六条院東 | |
国道2号 / 玉島笠岡道路 岡山県道471号南浦金光線 / 新道[注釈 5] |
鴨方町六条院東 | 浅口金光IC[注釈 5] |
国道2号 | 鴨方町六条院東 | 六条院東交差点[7] / 終点 |
沿線
[編集]- 安倉八幡神社(浅口市寄島町)
- 殿山古墳(浅口市寄島町)
- 浅口市指定重要文化財[10]。古墳時代後期の横穴式石室(長さ:約3.8 m、幅:約1.4 m、高さ:約1 m、天上石:2枚)がある[10]。覆土は流失しているものの、石室はほぼ完全に残っている[11]。
- 鳴滝不動庵(浅口市寄島町)
- 不動の滝(鳴滝)(浅口市寄島町)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 岡山県庁総合政策局統計分析課 2020, p. 127.
- ^ a b c 鴨方町史編纂委員会 1985, p. 246.
- ^ 鴨方町史編纂委員会 1985, pp. 248–249.
- ^ 藤沢晋(町誌編纂委員会) 1992, p. 376.
- ^ 岡山県庁 2019, p. 11, 14.
- ^ “玉島笠岡道路のアクセス道完成 県道バイパス 19日午後供用開始 (ウェイバックマシン)”. 山陽新聞 (山陽新聞社). (2018年3月18日). オリジナルの2019年3月30日時点におけるアーカイブ。 2020年4月30日閲覧。
- ^ a b 浅田怜 (2019年3月19日). “金光ICアクセス道路供用開始 県道東安倉鴨方線・南浦金光線 (ウェイバックマシン)”. ゆめネットニュース (笠岡放送). オリジナルの2019年3月20日時点におけるアーカイブ。 2020年4月30日閲覧。
- ^ a b 岡山県庁 2020, p. 93.
- ^ a b 金光英子, 小椋美紀 & 朝森要 2017, p. 130, 132.
- ^ a b 金光英子, 小椋美紀 & 朝森要 2017, pp. 130–131.
- ^ a b 寄島町文化財保護委員会 1996, p. 7.
- ^ a b 社団法人岡山観光連盟 2008, p. 31.
- ^ a b 川端定三郎 1985, p. 172.
一次資料
[編集]- ^ 『県道東安倉鴨方線及び県道南浦金光線が平成31年3月19日に供用開始します (825 KB) (ウェイバックマシン)』(PDF)(プレスリリース)岡山県庁、2019年2月27日。オリジナルの2019年3月20日時点におけるアーカイブ 。2020年4月30日閲覧。
参考文献
[編集]- 岡山県庁「令和2年3月31日」(PDF)『岡山県公報』第12181、2020年3月31日 。
- 岡山県庁総合政策局統計分析課「平成30年 (19.26 MB)」(PDF)『岡山県統計年報』、岡山県庁、2020年3月 。
- 岡山県庁「平成31年3月8日」(PDF)『岡山県公報』第12074、2019年3月8日 。
- 金光英子、小椋美紀、朝森要『浅口市の名所 - 金光町 鴨方町 寄島町 -』(初版)日本文教出版〈岡山文庫 305〉、2017年5月26日。ISBN 978-4-8212-5305-0。
- 社団法人岡山観光連盟 編『岡山県観光便覧』岡山県庁産業労働部観光物産課、2008年3月。
- 寄島町文化財保護委員会 編『よりしま地名考』浅口郡寄島町教育委員会、1996年3月31日。
- 藤沢晋(町誌編纂委員会) 編『寄島町誌』(後刻)浅口郡寄島町役場、1992年10月1日。
- 川端定三郎『岡山の滝と渓谷』日本文教出版〈岡山文庫 120〉、1985年11月30日。
- 鴨方町史編纂委員会 編『鴨方町史 民俗編』浅口郡鴨方町役場、1985年5月31日。