峰地光重
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峰地 光重(みねじ みつしげ、1890年7月8日 - 1968年12月28日)は、日本の教育者、評論家。
略歴
[編集]鳥取県西伯郡大山町出身。鳥取師範学校卒。東京の私立池袋児童の村小学校などで小砂丘忠義、野村芳兵衛らとともに生活綴方教育を行う。1927年鳥取県上灘小学校校長。42年綴方運動弾圧により退職。戦後52年教職に復帰。57-61年岐阜県多治見市立池田小学校つづ原分校教諭。65年ペスタロッチ賞受賞[1]。著作集18巻がある。
著書
[編集]- 『文化中心綴方新教授法』教育研究会 1922
- 『文化中心国語新教授法』教育研究会 1925
- 『新教育と国定教科書』聚芳閣 1926 新教育叢書
- 『新訓導論』教育研究会 1927
- 『伯州上灘村の伝説』私家版、1929
- 『新郷土教育の実践 各学年各教科』人文書房 1931
- 『生産の本質と生産教育の実際』厚生閣書店 1933
- 『朝の楽隊 童話』徳岡優文堂 1935
- 『聴方話方教授細目と教授資料』徳岡優文堂 1935
- 『生活文化史の話』弘学社 1939
- 『綴方教育発達史』啓文社 1939
- 『読方教育発達史』啓文社 1940
- 『生活読方の理論と工作』麦書房 1959
- 『私の歩んだ生活綴方の道 ひとすじの思想を求めて』明治図書出版 1959
- 『小学校綴方教授細目』『綴方生活』複刻版刊行委員会 1975
- 『峰地光重著作集』全18巻(複製)けやき書房 1981-82
共編著
[編集]- 『最新小学綴方教授細目』編 児童研究社 1921
- 『新郷土教育の原理と実際』大西伍一共著 人文書房 1930
- 『はらっぱ教室』編著 百合出版 1955
- 『作文教育』今井誉次郎共著 東洋館出版社 1957 学習指導のあゆみ
- 『子どもの知恵をのばす自然観察ばなし』野村芳兵衛共著 黎明書房 1967
参考
[編集]脚注
[編集]- ^ 清水文雄「峰地光重翁を悼む」『続 河の音』、王朝文学の会、1984年10月1日、39-44頁、CRID 1050282812546571776。