川上とも子のうさぎのみみたぶ
川上とも子のうさぎのみみたぶ | |
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ラジオ | |
配信期間 | 1998年10月8日 - 2008年8月19日(放送休止扱い) |
配信サイト | AM KOBE→アニスタ.TV → 音泉 |
配信日 | 毎週木曜日 24:30-25:00 → 毎週火曜日配信 |
配信回数 | 510回(2008年8月19日時点) |
配信形式 | ストリーミング |
パーソナリティ | 川上とも子 |
ディレクター | 筒井武 |
提供 | COSPA GEESTORE.COM |
その他 | 音泉組合でも配信 |
テンプレート - ノート |
『川上とも子のうさぎのみみたぶ』(かわかみともこのうさぎのみみたぶ)は、声優・川上とも子がパーソナリティを務めていたインターネットラジオ番組。当初はラジオ関西で放送されていたが、放送休止前までは『音泉』と『BEWE』で配信されていた。略称は「うさみみ」。
パーソナリティ
[編集]- 川上とも子
- メインパーソナリティ。通称とも蔵。
ディレクター
[編集]概要
[編集]AM KOBE(現:ラジオ関西)で放送されていた『川上とも子のメサCANネットワーク』が前身。打ち切り時に「このまま終わるのはもったいない」という事でスタッフをそのまま引継ぎ1998年10月11日より「川上ともこのうさぎのみみたぶ」(毎週日曜23:30-24:00)として再出発する。当時のスポンサーはNECインターチャネル。1999年4月9日より毎週金曜26:00-26:30に枠移動。次に四ッ谷式Cyber Projectの帯内番組に移行。地上波での放送を終え、インターネット配信のアニスタ.TV、音泉と移行する。音泉移行後の事実上の最終回となった第510回の時点で、『メサCAN』時代の製作スタッフは残っていなかった。
「うさぎのみみたぶ」(通称:「うさみみ」)の由来は川上が当時うさぎ(マーブル・♂)を飼っていた事からきている。近年の番組にありがちなアニメ連動企画・宣伝が絡むが内容多い中、「川上とも子」を冠としたゆるりとした番組なのが特徴。番組のオープニングの挨拶は「うっさ〜」、エンディングの挨拶は「ほなね〜」。
当初は収録曜日を明確にしていなかったが、#427(2006年12月26日配信分)で基本収録曜日が月曜日であることを公表[1]。ただし、スケジュールの都合で2本録りや月曜日より前倒しで収録する時があるため、その場合は早めに送る事を告知していた。
2008年8月、川上が卵巣がんの診断を受け闘病生活に入ったため、番組は第510回(同年8月19日配信分)で中断。その後再開されないまま川上は2011年6月9日に死去し、番組は事実上終了した。
音泉は同年6月14日付で川上死去のコメントを発表後、しばらく公式ページの番組表に本番組の記載を残していたが、11月1日をもって番組表から外され、代わって特設サイトを開設。番組500回を記念して制作された新OP&ED曲を1人でも多くの人により多くの方々に聴いてもらうためにmp3データとして無償配布を行なっている[2]。
年表
[編集]- 2004年3月30日(#286) この回から音泉に移行。
- 2006年で9年目に突入。(音泉移行から約140回)
- 2006年6月20日 通算400回を迎え、通常は約30分の尺を倍に拡大して放送。事前募集していた「リスナーが選ぶとも蔵の演じたキャラクターベスト3」(4位 - 20位、少数派も発表)の1位『AIR』(神尾観鈴)、2位『ヒカルの碁』(進藤ヒカル)、3位『ARIA The ANIMATION』(アテナ・グローリィ)が発表された。
- 7月4日(#402) この回をもって約2年間ディレクターを担当していた田中が卒業し、次の7月11日配信分(#403)からつっつうこと筒井武[3]がディレクターを担当。つっつうD就任後はブース側からとも蔵とトークをするやり取りが増えた。
- 2006年10月17日(#417)川上がJRAマスコットキャラクターのターフィーの声をあてておりリスナーから同じ「川上」つながりとして教えられて番組内で話題になったカワカミプリンセスが初の1着記念を祝うメールがたくさん届いた。川上自身も応援馬券として1000円購入していた。そのお礼としてターフィーボールペン2本をキーワードは「トモゾウプリンセス」でリスナーにプレゼントした。
- 2007年2月20日 とも蔵が初のインフルエンザにより番組は休止、#434は2月27日に配信された。その後、続けて#435(3月6日)も収録した。
- 2007年4月3日(#439) 内容を一部プチリニューアル。エンディングテーマになっている「とも蔵のテーマ〜ともぞーがきたぞー〜」曲紹介。
- 2008年6月3日(#499) 5月31日に行われた「前夜祭&500回公録」の模様を放送、ゲストにコイシこと大石憲一郎とプロデューサーのやまけんを迎えて、新OP・EDテーマの1コーラスが500回記念前夜祭で披露された。
- 6月10日(#500) 6月8日に行われた500回記念の公録模様を放送。10年間使用されていた「ふざけんじゃねぇ!」と「とも蔵のテーマ〜ともぞーがきたぞー〜」に代わり、「Sometime」と「ここにいるから」を新OP/EDに起用。
- 6月24日(#502) つっつうがディレクター出演から100回目到達。
- 8月5日(#508) スタジオの機材を一新。この回からクリアな音声に。
- 8月19日(#510) 川上が入院のため、この回をもって番組は休止[4]。以後、音泉公式ページの番組表に「お休み中」の告知が掲げられる。
- 2011年6月9日 川上が卵巣がんで死去。
- 6月14日 配信元の音泉が公式ページで川上の死去を発表。番組の今後については「決まり次第お知らせ致します」との声明を出した[5]。
- 11月1日 音泉公式ページの番組表から番組紹介ページが削除され、特設サイト - ウェイバックマシン(2008年8月28日アーカイブ分)として独立。OPテーマの「Sometime」とEDテーマの「ここにいるから」の無料ダウンロード開始。
配信曜日など
[編集]オープニング/エンディング
[編集]- ふざけんじゃねぇ!/とも蔵のテーマ〜ともぞーがきたぞー〜(? - #499)
- 両方とも川上とも子が歌うテーマソング。アルバム「うさぎのみみたぶ」から。
- Sometime/ここにいるから(#500 - #510)
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- 500のオープニングのみ「Sometime Off Vocal Ver.」が流された。
コーナー
[編集]- 替えパン
- 「♪パンツがない パンツがない パンツがないない 洗濯しな〜くちゃ (ジャン)」の替え歌を作るコーナー(洗濯をせずに溜めていたら替えのパンツが無かったというとも蔵のエピソードが元々)。
- 初出演ゲストの場合は原曲を歌わせる場合もある(2度目以降は通常通りリスナーからのネタを使用する事もあり)が、ゲスト独自の歌詞で歌う場合もある。
- 2007年10月2日配信分(#465)からはとも蔵私物のウクレレで語り弾きをするようになった。
- ふしぎ・ふしぎ・ふしぎ
- 実際に身の周りで起こったリスナーの不思議な現象をみんなで不思議がるコーナー。
- かなり気の抜けたジングルなため、ゲストが来ている時にはとも蔵がよく謝っている事が多い。
- うさみみ国際会議場
- 毎月1つのテーマについてみんなで語りあうコーナー。今まで行われたテーマは下記参照。
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- 誕生日コーナー
- 2007年3月27日配信分(#438)から試験的に募集を開始。配信日から1週間以内の誕生日の人*を祝うコーナー。リスナーの誕生日と読まれたい名前を早めにメールで送る(ただし祝いは送信した本人限定)。
- *第1回目の募集は誕生日コーナーは3月27日 - 4月9日生まれの間。当初は更新日から次回収録日の翌日までを募集していたが、送るのを忘れたリスナーのメールが着てからは4月24日配信分(#442)から多少期間が過ぎていても可になった。
- うさつ〜ともよいと〜こ〜だピョン♪
- #450(6月19日配信分)から。とも蔵が演じる新キャラ・ツンデレな宇佐美みこ先生への相談事を募集。コーナータイトルコールの「うさつ〜ともよいと〜こ〜だピョン♪」声は緒方賢一。
- 2007年3月27日配信分(#438)から募集開始した時の旧コーナー名は「新キャラを作ろう!」で新キャラの性別と年齢などを募集、#447でうさみー・みこ先生というツンデレ先生キャラが誕生した。
この節の加筆が望まれています。 |
終了・自然消滅したコーナー
[編集]- お食事おみくじ
- リスナーから送られたその日の食事内容(朝・昼・晩)でリスナーの運勢をとも蔵が占うコーナー。お題はキーワードならぬキーフード(例:おにぎり、ジュースなど)が毎週とも蔵から出されるのでそこから食事のデータを調べる。メールの量はそこそこ来ていたが一旦終了という形で幕を閉じた。
- とも蔵におまかせ
- 1人じゃ決められない悩みをAとBの選択肢を出してとも蔵に決めてもらうコーナー
- 輪はWA!
- リスナー同士で連絡交流をするコーナー
- とも蔵ホイホイ(#? - #438(2007年3月27日))
- ショートコント仕立てでとも蔵を捕まえるために仕掛けるミニコーナー。エサとそのセリフを書くのが基本的な投稿方であるがエサのみでもOK。
- #408(8月15日配信分)からは提クレ読みをこのコーナー終了後にパートを入れ替えて読まれるようになった。誕生日コーナーを始めたため#438で終了となった。
- あなたがリクエスト やればなる (#? - #438(2007年3月27日))(初期の仮タイトルは「一言言わせて〜萌え(仮)」#321 - #325)
- 川上とも子の広い演技幅を利用して様々なキャラクターでそのセリフを演じるコーナー(例:進藤ヒカル、ラブリーともちゃん、神尾観鈴 etc...)
- うさみみ スキースキースキー(2003年1月21日 - 2003年4月8日)
ゲスト
[編集]- 2004年
- 2005年
- #328(1月25日)佐藤裕美[6]
- #338(4月5日)上田愛美
- #343(5月10日)佐藤裕美
- #344(5月17日)石田燿子
- #345(5月24日)工藤晴香
- #346(5月31日)斉藤圭[7]
- #351(7月5日)前田登
- #352(7月12日)真田アサミ
- #353(7月19日)伊東隼人
- #355(7月26日)富田麻帆
- #356(8月9日)野田順子
- #357(8月16日)佐藤裕美
- #361(9月13日)阿澄佳奈・井口裕香
- #364(10月4日)佐藤裕美・木谷高明
- #365(10月11日)斎藤千和・葉月絵理乃[8]
- #369(11月8日)花村怜美・稲村優奈
- #370(11月15日)中山恵里奈[9]
- 2006年
- #382(2月14日)倉田雅世
- #383(2月21日)前田登
- #384(2月28日)徳永愛
- #386(3月14日)BooNo[10]
- #387(3月21日)阿澄佳奈
- #388(3月28日)石田燿子
- #389(4月4日)志倉千代丸
- #390(4月11日)井口裕香
- #398(6月6日)福圓美里
- #401(6月27日)Layla(笹川亜矢奈・咲乃藍里)[11]
- #405/7月25日)きただにひろし
- #406(8月1日)佐藤ひろ美
- #409(8月22日)長濱博史[12]・中野裕斗[13]
- #418(10月24日)徳永愛
- #423(11月28日)bamboo[14]
- #424(12月5日)江口一声[15]
- 2007年
CD
[編集]川上とも子ラジオショー Vol.1 うさぎのみみたぶ番外編「Marble」
- 発売日:1999年4月23日/KICA-5031/2,718円(税抜)
- 発売:NECインターチャネル
- 販売:キングレコード
- 朝だ寝起きだぴょん(ショートコント)
- 作・出演:川上とも子
- STAR SHIP☆とも蔵号出発!!
- 昼は車でぴ・ょ・ん(ショートコント)
- 作、出演:川上とも子
- ゆめウサギ
- 作詞・作曲:山本正之/編曲、歌:川上とも子
- ラジオだとも蔵ぴょんぴょ ぴょん(ショートコント)
- 作・出演:川上とも子
- 「川上とも子のうさぎのみみたぶ」特別編
- 「とも蔵犯科帳」「とも子の缶詰Part2」「輪はWA」「解決ZERO?」
- 夜だ元気だぴょんぴょんぴょん(ショートコント)
- 作・出演:川上とも子
- やんちゃマーブルブルース
- 作詞・作曲:山本正之/編曲:田島浩二/歌:川上とも子
うさぎのみみたぶ
- 私は声優
- おしゃべり(1)「よおこそ」
- うさみみオールスターズ
- おしゃべり(2)「とも蔵は?」
- とも蔵のテーマ〜ともぞーがきたぞー〜
- おしゃべり(3)「輪はWA!」
- お誕生日おめでとう
- おしゃべり(4)「いいよね」
- WA-WA-WA
- おしゃべり(5)「世直しハチのふざけんじゃねー!」
- ふざけんじゃねえ!
- おしゃべり(6)「ほなね」
- いいぞ!AM KOBE
- ~ おまけ「うさみみ度チェック」
Sometime
- 発売日:2008年/500円(税抜)
- 作・編曲:大石憲一郎
- 作詞:川上とも子
- Sometime
- Sometime Off Vocal Ver.
ここにいるから
- 発売日:2008年/500円(税抜)
- 作・編曲:大石憲一郎
- 作詞:川上とも子
- ここにいるから
- ここにいるから Off Vocal Ver.
脚注
[編集]- ^ テーマ系のコーナーがある事を考慮して、とも蔵がリスナーに2本録りを公表すべきか否かをリスナーに意見を募集、否の声が無かったため公表に踏み切った。
- ^ 『音泉』を運営するタブリエ・コミュニケーションズのやまけん(本名の「山本健司」名義)のメッセージも合わせて掲載されている。
- ^ 「かかずゆみの超輝け!大和魂!!」のディレクターも担当
- ^ 河井英里の通夜と告別式に行けなかった日に精密検査を受けたところ卵巣がんが発覚、8月16日に入院。19日に手術は成功し(『川上とも子のうさぎのみみたぶ通信』Vol.430、431、432.5より)。2008年秋から断続的に声優活動を再開。しかし番組再開に至らないまま、 2010年春頃より再び休養に入った。
- ^ 番組紹介ページより(2011年7月13日閲覧)
- ^ 現・佐藤ひろ美
- ^ 現・真堂圭
- ^ a b 公開録音ゲスト
- ^ 烏丸ちとせ役(「ミュージカルギャラクシーエンジェルリミックス」より)
- ^ 儀武ゆう子と二宮圭美のユニット(読み方:「ブーノ」)
- ^ 高橋圭一はスケジュール上の都合で欠席(Layla公式サイト)
- ^ アニメ「蟲師」の監督
- ^ 追加ゲスト
- ^ 毎週木曜日更新の「オトチンオーバードライブ」パーソナリティ(読み方:「バンブー」)。音泉の他番組にゲスト出演したのは初。同番組は「うさみみ」の次に収録されている
- ^ テレビ東京系深夜アニメ『史上最強の弟子ケンイチ』の第2期エンディングテーマ「君がいるから」告知
- ^ 隔週木曜日更新の「ゆかな*はるな canary*lunar Market」から番宣・イベント告知
- ^ 2007年3月14日発売されたデビューマキシシングル「Catch Your Dream☆」(アニメ『史上最強の弟子ケンイチ』第2期エンディングテーマ)の告知。彼女自身のラジオ番組出演は「うさみみ」が初出演
- ^ 『S-ラジ ワイド 集英組』(4月13日配信分(集英社で毎週金曜更新、音泉では火曜日に更新))収録後に通りすがりでゲスト出演。NHKアニメ『風の少女エミリー』(ペリー・ミラー役でとも蔵と共演)&TBS系アニメ『ラブ☆コン』告知。
- ^ 2ndマキシシングル「Run Over」(アニメ『史上最強の弟子ケンイチ』第3期エンディングテーマ、2007年5月30日発売)告知
- ^ 4thアルバム「Brilliant Moon」(2007年5月25日発売)告知。ゲスト出演回数が最多の6回目
- ^ BEWEオリジナルウェブラジオ「月イチ!Club sweets」の収録を1時間間違えて早く来てしまったため時間潰しでタブリエ内を歩いていたら、とも蔵と出会い急遽出演が決まった。
- ^ 2ndアルバム『空ノ言葉』(2007年11月7日発売)の告知。
- ^ 「美少女戦士セーラームーン」シリーズのシリーズディレクターを務めるなど数々のアニメ制作に携わってきたという経歴を持つ。とも蔵が幾原監督と初めてかかわったのは『少女革命ウテナ』。
- ^ 500回記念前夜祭ゲスト。大石はProject.R(『炎神戦隊ゴーオンジャー』のOP/EDを手がけている)
- ^ 2人とも登場する予定であったが花村のみになった
- ^ プロレスラー
外部リンク
[編集]- インターネットラジオステーション<音泉>
- 川上とも子のうさぎのみみたぶ - ウェイバックマシン(2008年8月4日アーカイブ分)
- 川上とも子のうさぎのみみたぶ - ウェイバックマシン(2001年4月29日アーカイブ分) - 旧サイト
- Supporters community site BEWE
- 川上とも子のうさぎのみみたぶ通信 - ウェイバックマシン(2008年12月7日アーカイブ分)
- 川上とも子(プロフィール) - ウェイバックマシン(2011年5月20日アーカイブ分)
- うさぎのみみたぶ