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川俣正

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
川俣 正
生誕 (1953-07-24) 1953年7月24日(71歳)
北海道三笠市
国籍 日本の旗 日本
出身校 東京藝術大学大学院博士後期課程満期退学
著名な実績 現代美術
公式サイト www.tadashikawamata.com
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川俣 正(かわまた ただし、1953年7月24日[1] - )は、北海道三笠市出身の芸術家造形作家。作品は日本のみならず、世界各国で展開されている。

作品制作スタイルについては、ワーク・イン・プログレスと呼ばれるプロジェクトを組み、現地で制作されることが特徴。国内でのワーク・イン・プログレス例としてはコールマイン田川(福岡県田川市)、ワーク・イン・プログレス豊田(愛知県豊田市美術館)、直島スタンダード2越後妻有トリエンナーレ等がある。東京藝術大学教授、フランス国立高等美術学校教授などを歴任。

クリエイティブオフィスキューに所属している、タレント・パーソナリティの北川久仁子は従妹[2]

経歴

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作品

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  • 『アパートメント・プロジェクト、宝ハウス205号室』(1982年)[4]
  • 『アパートメント・プロジェクト、大手門・和田荘』(1983年)[4]
  • 『アパートメント・プロジェクト、スリップ・イン・所沢4』(1983年)[4]
  • 『アパートメント・プロジェクト、テトラハウスN-3 W-26』(1983年)[4]
  • 『工事中』(1984年)[4]
  • 『PS1プロジェクト』(1985年)[4]
  • 『スプイ・プロジェクト』(1986年)[4]
  • 『デストロイド・チャーチ』(1987年)[4]
  • 『比燕荘』(1988年)[4]
  • 『「ピープルズ・ガーデン」のためのプラン』(1992年)
  • 『プロジェクト・オン・ルーズヴェルト・アイランド』(1992年)[4]
  • 『コールマイン田川』(1996年-)[4]
  • 『椅子の回廊』(1997年)[4]
  • 『椅子たちの旅』(1998年)[4]
  • 『東京プロジェクト』(1998年)[4]
  • 『Sur La Voie(道ゆき)』(2000年)[4]
  • 『ブリッジ&アーカイヴ』(2003年)[4]

著書

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  • 『工事中Kawamata』小池美香[ほか]編. 現代企画室, 1987.12
  • 『川俣正コールマイン田川 プロジェクト・プレゼンテーション』Kawamata+on the table 編. 川俣正コールマイン田川実行委員会, 1996.10
  • 『Kawamata+PH Studio museum construction』川俣正+オンザテイブル, PHスタジオ編. 牛渕ミュージアム, 1997.1
  • 『川俣正コールマイン田川』川俣正+オンザテイブル 編集制作. 川俣正コールマイン田川実行委員会, 1997.11
  • 『川俣正ワーク・イン・プログレス 豊田市美術館コミッションワークのためのプラン プロポーザル』川俣正+オンザテイブル 編. 豊田市美術館, 1999.7
  • 『川俣正ワーク・イン・プログレス豊田 2000』川俣正+オンザテイブル 編. 豊田市美術館, 2000.12
  • 『Book in progress川俣正デイリーニュース』INAX出版, 2001.11
  • 『セルフ・エデュケーション時代 (Practica 1) 川俣正, ニコラス・ペーリー, 熊倉敬聡 編. フィルムアート社, 2001.12
  • 『アートレス マイノリティとしての現代美術 (ArtEdge) フィルムアート社, 2001.5
  • 『川俣正ワーク・イン・プログレス豊田 2001』川俣正+オンザテイブル 編. 豊田市美術館, 2002.3
  • 『橋を歩いていく』川俣正 作, 村田真 文. 小学館, 2004.9
  • 『川俣正ワーク・イン・プログレス豊田 2004(物見台制作)』川俣正+オンザテイブル 編集・制作. 豊田市美術館, 2005.2
  • 『川俣正「通路」』川俣正, 住友文彦 監修, 大橋紀生 編. 美術出版社, 2008.2
  • 『オン・ザ・ウェイ 川俣正のアートレスな旅』角川学芸出版, 2008.3
  • Tadashi Kawamata : Berlin tree huts / edited by Valerie Smith、 Revolver, c2009
  • 『川俣正・東京インプログレス 隅田川からの眺め プロポーザル6/2010』川俣正, 森司,山口祥平監修, 太田泰友編. 東京文化発信プロジェクト室, 2010.6
  • 『川俣正・東京インプログレス 隅田川からの眺め ドキュメント2010』川俣正, 森司 監修. 東京都文化発信プロジェクト室, 2011.12
  • 『川俣正・東京インプログレス プロポーザル2011』川俣正, 森司 監修. 東京文化発信プロジェクト室, 2011.9
  • 『Kawamata : plan for expand BankART』 BankART 1929 編. BankART 1929, 2012.11
  • 『Kawamata : Collective Folie (Libre DVD)』 a.p.r.e.s editions, [2013
  • 『11/09/2001-11/03/2011 (L'art en e?crit) Editions Jannink, 2013
  • 『川俣正・東京インプログレス 隅田川からの眺め ドキュメント』監修. 美術出版社, 2014.7

脚注

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  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.477
  2. ^ 2005年10月16日 10:28 ゲージュツカにはなれない、、、。
  3. ^ 平成24年度芸術選奨 受賞者及び贈賞理由”. 文化庁 (2012年). 2013年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月12日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 『川俣正--アーティストの個人的公共事業』岡林 洋/編著(美術出版社、2004)ISBN 9784568201734 pp.211-216

外部リンク

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