市原市福増クリーンセンター
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市原市福増クリーンセンター | |
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情報 | |
用途 | 清掃工場 |
事業主体 | 市原市 |
管理運営 | 市原市 |
構造形式 | RC造 |
敷地面積 | 48,408 m² [1] |
建築面積 | 8,169 m² [1] |
延床面積 | 16,492 m² [1] |
開館開所 | 1984年(昭和59年) |
所在地 |
〒290-0202 千葉県市原市福増124番地2 |
座標 | 北緯35度28分30.4秒 東経140度8分42.3秒 / 北緯35.475111度 東経140.145083度座標: 北緯35度28分30.4秒 東経140度8分42.3秒 / 北緯35.475111度 東経140.145083度 |
市原市福増クリーンセンター(いちはらしふくますくりーんせんたー)は、千葉県市原市福増にある清掃工場[2]。
概要
[編集]老朽化した施設に代わって建設された清掃工場で、計画面積は千葉県内で2番目の規模である。施設面積は県内最大規模であり、処理能力においても県南部地域においては最大となっている[2]。
沿革
[編集]概歴
[編集]市原市能満清掃工場の老朽化により、1984年(昭和59年)に開業した施設である。第一工場が同年の供用開始、ついで1986年(昭和61年)に第一粗大ゴミ処理施設、1994年に第二工場、1995年に第二粗大ゴミ処理施設が完成している。2022年現在、老朽化による建て替えが検討されている[2]。
年表
[編集]- 1981年(昭和56年)11月2日 - 第一工場着工
- 1984年(昭和59年)6月21日 - 第一工場完成
- 1985年(昭和60年)7月11日 - 第一粗大ゴミ処理施設着工
- 1986年(昭和61年)3月20日 - 第一粗大ゴミ処理施設完成
- 1991年(平成3年)12月17日 - 第二工場着工
- 1993年(平成5年)3月25日 - 余熱を利用した温泉施設「市原市憩の家」完成。
- 1994年(平成6年)
- 9月14日 - 第二粗大ゴミ処理場着工
- 10月20日 - 第二工場完成
- 1995年(平成7年)
- 3月15日 - 第二粗大ゴミ処理場完成
- 7月14日 - 第一工場基幹改良工事着工
- 1997年(平成9年)3月25日 - 第一工場基幹改良工事完成
- 2000年(平成12年)8月7日 - 第二工場ダイオキシン類対策工事着工
- 2001年(平成13年)3月15日 - 第二工場ダイオキシン類対策工事完成
- 2006年(平成18年)9月14日 - 第一工場延命化工事着工
- 2010年(平成22年)3月31日 - 第一工場延命化工事完成
- 2014年(平成26年)9月18日 - 第二工場基幹改良工事着工
- 2017年(平成29年)3月17日 - 第二工場基幹改良工事完成
施設
[編集]敷地
[編集]- 所在地:〒290-0202 千葉県市原市福増124番地2
- 所有者:市原市
- 敷地面積:48,408m2
- 用途区域:指定なし
- 指定建蔽率:60%
- 指定容積率:100%
- 取得価格:不明
建物
[編集]第一工場
[編集]- 建築面積:2,890m2
- 延床面積:5,289m2
- 炉形式:全連続燃焼式焼却炉(ストーカー式)
- 処理能力:100t/1日 × 3基 = 300t/日
- 発電能力:なし
- 建設工事
- 着工:1981年(昭和56年)11月2日
- 完成:1984年(昭和59年)6月21日
- 事業費:5,364,000千円
- 基幹改良工事
- 着工:1995年(平成7年)7月14日
- 完成:1997年(平成9年)3月25日
- 事業費:3,296,000千円
- 延命化対策工事
- 着工:2006年(平成18年)9月14日
- 完成:2010年(平成22年)3月31日
- 事業費:3,780,000千円
第二工場
[編集]- 建築面積:2,594m2
- 延床面積:7,074m2
- 炉形式:全連続燃焼式焼却炉(流動床式)
- 処理能力:110t/1日 × 2基 = 220t/日
- 発電能力:最大2,500kw
- 建設工事
- 着工:1991年(平成3年)12月17日
- 完成:1994年(平成6年)10月20日
- 事業費:10,403,000千円
- ダイオキシン類対策工事
- 着工:2000年(平成12年)8月7日
- 完成:2001年(平成13年)3月15日
- 事業費:164,850千円
- 基幹改良工事
- 着工:2014年(平成26年)9月18日
- 完成:2017年(平成29年)3月17日
- 事業費:5,432,400千円
第一粗大ゴミ処理施設
[編集]- 建築面積:1,049m2
- 延床面積:1,227m2
- 処理能力
- 回転式破砕機:55t/5時間
- 切断機:5t/5時間
- 建設工事
- 着工:1985年(昭和60年)7月11日
- 完成:1986年(昭和61年)3月20日
- 事業費:606,720千円
第二粗大ゴミ処理施設
[編集]- 建築面積:1,636m2
- 延床面積:2,902m2
- 処理能力
- 回転式破砕機:60t/5時間
- 切断機:5t/5時間(第二工場に設置)
- 資源化設備:48t/5時間
- 缶機械選別設備(鉄・アルミ):18t/5時間
- 瓶手選別設備(リターナブル瓶及び3色):30t/5時間
- 建設工事
- 着工:1994年(平成6年)9月14日
- 完成:1995年(平成8年)3月15日
- 事業費:3,099,270千円
余剰熱利用
[編集]→「市原市憩の家」を参照
利用案内
[編集]ゴミの受け入れについては以下の通りである[2]。
種類 | 収集受付 | 搬入 | 時間 |
---|---|---|---|
粗大ゴミ | ◯ | × | 月曜日から金曜日(祝日年末年始除く)午前8時30分から午後5時15分まで |
家庭ゴミ | × | ◯ | 月曜日から土曜日(祝日年末年始除く)午前8時から午後4時 |
事業ゴミ | × | ◯ | 月曜日から土曜日(祝日年末年始除く)午前8時から午前11時30分・午後1時から午後4時 |
市原市指定ごみ袋
[編集]市原市指定ごみ袋の詳細は以下の通りである[4]。イトーヨーカドーやせんどうなどのスーパーマーケットのレジ袋は、市指定ごみ袋として対応している場合がほとんどである[4]。
種類 | 本体色 | 文字色 | 価格 | 販売価格 |
---|---|---|---|---|
可燃ごみ | 透明緑 | 赤(家庭用)、青(事業用) | 無料 | 店舗毎 |
不燃ごみ | 透明 | 黒(家庭用)、橙(事業用) | 無料 | 店舗毎 |
それ以外 | なし |
交通
[編集]鉄道
[編集]バス
[編集]- なし
道路
[編集]- 市道1号(市役所通り)
- 国道297号
脚注
[編集]- ^ a b c d e 市原市福増クリーンセンターパンフレット
- ^ a b c d e f “福増クリーンセンター基本情報”. 市原市. 2022年12月12日閲覧。
- ^ “IV.ゴミ焼却施設”. 千葉県. 2022年1月12日閲覧。
- ^ a b “指定ゴミ袋”. 市原市. 2022年1月11日閲覧。