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市原市福増クリーンセンター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
市原市福増クリーンセンター
市原市福増クリーンセンターの位置(千葉県内)
市原市福増クリーンセンター
情報
用途 清掃工場
事業主体 市原市
管理運営 市原市
構造形式 RC造
敷地面積 48,408 m² [1]
建築面積 8,169 m² [1]
延床面積 16,492 m² [1]
開館開所 1984年(昭和59年)
所在地 290-0202
千葉県市原市福増124番地2
座標 北緯35度28分30.4秒 東経140度8分42.3秒 / 北緯35.475111度 東経140.145083度 / 35.475111; 140.145083 (市原市福増クリーンセンター)座標: 北緯35度28分30.4秒 東経140度8分42.3秒 / 北緯35.475111度 東経140.145083度 / 35.475111; 140.145083 (市原市福増クリーンセンター)
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市原市福増クリーンセンター(いちはらしふくますくりーんせんたー)は、千葉県市原市福増にある清掃工場[2]

概要

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老朽化した施設に代わって建設された清掃工場で、計画面積は千葉県内で2番目の規模である。施設面積は県内最大規模であり、処理能力においても県南部地域においては最大となっている[2]

沿革

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概歴

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市原市能満清掃工場の老朽化により、1984年(昭和59年)に開業した施設である。第一工場が同年の供用開始、ついで1986年(昭和61年)に第一粗大ゴミ処理施設、1994年に第二工場、1995年に第二粗大ゴミ処理施設が完成している。2022年現在、老朽化による建て替えが検討されている[2]

年表

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  • 1981年昭和56年)11月2日 - 第一工場着工
  • 1984年(昭和59年)6月21日 - 第一工場完成
  • 1985年(昭和60年)7月11日 - 第一粗大ゴミ処理施設着工
  • 1986年(昭和61年)3月20日 - 第一粗大ゴミ処理施設完成
  • 1991年平成3年)12月17日 - 第二工場着工
  • 1993年(平成5年)3月25日 - 余熱を利用した温泉施設「市原市憩の家」完成。
  • 1994年(平成6年)
    • 9月14日 - 第二粗大ゴミ処理場着工
    • 10月20日 - 第二工場完成
  • 1995年(平成7年)
    • 3月15日 - 第二粗大ゴミ処理場完成
    • 7月14日 - 第一工場基幹改良工事着工
  • 1997年(平成9年)3月25日 - 第一工場基幹改良工事完成
  • 2000年(平成12年)8月7日 - 第二工場ダイオキシン類対策工事着工
  • 2001年(平成13年)3月15日 - 第二工場ダイオキシン類対策工事完成
  • 2006年(平成18年)9月14日 - 第一工場延命化工事着工
  • 2010年(平成22年)3月31日 - 第一工場延命化工事完成
  • 2014年(平成26年)9月18日 - 第二工場基幹改良工事着工
  • 2017年(平成29年)3月17日 - 第二工場基幹改良工事完成

施設

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敷地

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敷地の詳細は以下の通りである[2][1]

  • 所在地:〒290-0202 千葉県市原市福増124番地2
  • 所有者:市原市
  • 敷地面積:48,408m2
  • 用途区域:指定なし
  • 指定建蔽率:60%
  • 指定容積率:100%
  • 取得価格:不明

建物

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敷地内の建物の詳細は以下の通りである[2][1][3]

第一工場

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  • 建築面積:2,890m2
  • 延床面積:5,289m2
  • 炉形式:全連続燃焼式焼却炉(ストーカー式)
  • 処理能力:100t/1日 × 3基 = 300t/日
  • 発電能力:なし
  • 建設工事
    • 着工:1981年(昭和56年)11月2日
    • 完成:1984年(昭和59年)6月21日
    • 事業費:5,364,000千円
  • 基幹改良工事
    • 着工:1995年(平成7年)7月14日
    • 完成:1997年(平成9年)3月25日
    • 事業費:3,296,000千円
  • 延命化対策工事
    • 着工:2006年(平成18年)9月14日
    • 完成:2010年(平成22年)3月31日
    • 事業費:3,780,000千円

第二工場

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  • 建築面積:2,594m2
  • 延床面積:7,074m2
  • 炉形式:全連続燃焼式焼却炉(流動床式)
  • 処理能力:110t/1日 × 2基 = 220t/日
  • 発電能力:最大2,500kw
  • 建設工事
    • 着工:1991年(平成3年)12月17日
    • 完成:1994年(平成6年)10月20日
    • 事業費:10,403,000千円
  • ダイオキシン類対策工事
    • 着工:2000年(平成12年)8月7日
    • 完成:2001年(平成13年)3月15日
    • 事業費:164,850千円
  • 基幹改良工事
    • 着工:2014年(平成26年)9月18日
    • 完成:2017年(平成29年)3月17日
    • 事業費:5,432,400千円

第一粗大ゴミ処理施設

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  • 建築面積:1,049m2
  • 延床面積:1,227m2
  • 処理能力
    • 回転式破砕機:55t/5時間
    • 切断機:5t/5時間
  • 建設工事
    • 着工:1985年(昭和60年)7月11日
    • 完成:1986年(昭和61年)3月20日
    • 事業費:606,720千円

第二粗大ゴミ処理施設

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  • 建築面積:1,636m2
  • 延床面積:2,902m2
  • 処理能力
    • 回転式破砕機:60t/5時間
    • 切断機:5t/5時間(第二工場に設置)
    • 資源化設備:48t/5時間
    • 缶機械選別設備(鉄・アルミ):18t/5時間
    • 瓶手選別設備(リターナブル瓶及び3色):30t/5時間
  • 建設工事
    • 着工:1994年(平成6年)9月14日
    • 完成:1995年(平成8年)3月15日
    • 事業費:3,099,270千円

余剰熱利用

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利用案内

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ゴミの受け入れについては以下の通りである[2]

種類 収集受付 搬入 時間
粗大ゴミ × 月曜日から金曜日(祝日年末年始除く)午前8時30分から午後5時15分まで
家庭ゴミ × 月曜日から土曜日(祝日年末年始除く)午前8時から午後4時
事業ゴミ × 月曜日から土曜日(祝日年末年始除く)午前8時から午前11時30分・午後1時から午後4時

市原市指定ごみ袋

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市原市指定ごみ袋の詳細は以下の通りである[4]イトーヨーカドーせんどうなどのスーパーマーケットレジ袋は、市指定ごみ袋として対応している場合がほとんどである[4]

種類 本体色 文字色 価格 販売価格
可燃ごみ 透明緑 赤(家庭用)、青(事業用) 無料 店舗毎
不燃ごみ 透明 黒(家庭用)、橙(事業用) 無料 店舗毎
それ以外 なし

交通

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鉄道

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バス

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  • なし

道路

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  • 市道1号(市役所通り)
  • 国道297号

脚注

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  1. ^ a b c d e 市原市福増クリーンセンターパンフレット
  2. ^ a b c d e f 福増クリーンセンター基本情報”. 市原市. 2022年12月12日閲覧。
  3. ^ IV.ゴミ焼却施設”. 千葉県. 2022年1月12日閲覧。
  4. ^ a b 指定ゴミ袋”. 市原市. 2022年1月11日閲覧。

関連項目

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