コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

幌内住吉駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
幌内住吉駅
ほろないすみよし
Horonai-Sumiyoshi
三笠 (1.2 km)
(1.5 km) 幌内
地図
所在地 北海道三笠市住吉町
北緯43度13分55.0秒 東経141度53分13.3秒 / 北緯43.231944度 東経141.887028度 / 43.231944; 141.887028座標: 北緯43度13分55.0秒 東経141度53分13.3秒 / 北緯43.231944度 東経141.887028度 / 43.231944; 141.887028
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 幌内線(支線)
キロ程 1.2 km(三笠起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1950年昭和25年)1月20日[1]
廃止年月日 1972年(昭和47年)11月1日[1]
備考 三笠 - 幌内間旅客営業廃止に伴い廃駅
テンプレートを表示

幌内住吉駅(ほろないすみよしえき)は、北海道三笠市住吉町(現、幌内住吉町)にあった日本国有鉄道幌内線廃駅)である。事務管理コードは▲131503[2]

歴史

[編集]

戦後の石炭増産体制により幌内炭鉱の就業人員が増え、幌内駅周辺から当地区まで住宅地が広がった。このため炭鉱組合からの強い要望で当駅が設置された。当駅付近は幌内駅への坂の途中にある約700m長の水平地で、三笠駅からの機関車はここで目一杯加速して最大25パーミルの急坂を登り切っていたが、当駅へ停車する車両は加速することができず、冬場は一度で登り切れない事が多々あり、機関士泣かせの駅であった[3]

年表

[編集]

駅名の由来

[編集]

地名より[5]

駅構造

[編集]

開業時から廃止時点まで単式ホーム1面1線の石組み土盛の地上駅。三笠駅に向かって右手に設置され、幌内駅側は踏切が接していた。駅舎はホーム上の踏切近くに設けられていた。

駅跡

[編集]

レールが残っており、踏切近くに石組みのホームの一部が残されている。

隣の駅

[編集]
北海道旅客鉄道(JR北海道)
幌内線
三笠駅 - 幌内住吉駅 - 幌内駅

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、841頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、222頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  3. ^ 幌内線史 昭和63年 岩見沢市・三笠市発行。
  4. ^ 「通報 ●幌内線幌内住吉駅の駅員無配置について(営業局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1965年5月12日、6面。
  5. ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、222頁。ASIN B000J9RBUY 

関連項目

[編集]