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廣田瑞人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
廣田 瑞人
基本情報
本名 廣田 瑞人
通称 破拳王子
拳のピットブル
パグナス (Pugnus)
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1981-05-05) 1981年5月5日(43歳)
出身地 長崎県諫早市
所属 GUTSMAN・修斗道場
→フリーランス
→CAVE
身長 171cm
体重 66kg
リーチ 170cm
階級 ライト級
フェザー級
バックボーン 相撲ボクシング柔道
テーマ曲 Eat the Rich
エアロスミス
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廣田 瑞人(ひろた みずと、1981年5月5日 - )は、日本男性総合格闘家長崎県諫早市出身。CAVE所属。元DEEPライト級王者。元SRCライト級王者。元CAGE FORCEライト級王者。

来歴

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幼少時代に相撲を経験。ボクシングではインターハイに2度出場している。21歳の時にプロ格闘家を目指し上京した。

2004年9月20日、第11回全日本アマチュア修斗選手権大会ウェルター級(-70kg)に参加し、優勝を果たした[1]

2005年2月6日、プロ修斗デビュー。

2005年9月23日、修斗新人王決定トーナメント決勝で児山佳宏に判定勝ちし、ウェルター級新人王となった。

2007年2月17日、修斗環太平洋ウェルター級王座決定戦で中蔵隆志と対戦し、0-3の判定負けを喫し王座獲得に失敗した。

2007年12月1日、CAGE FORCE初参戦となったCAGE FORCE 05でシン・ドゥギと対戦し、開始16秒パンチラッシュでKO勝ち。

2008年4月5日、CAGE FORCE 06のCAGE FORCEライト級王座決定戦で鹿又智成と対戦し、パウンドでTKO勝ちを収め王座獲得に成功した。

戦極

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2008年8月24日、戦極初参戦となった戦極 〜第四陣〜のライト級グランプリシリーズ1回戦でライアン・シュルツと対戦し、右スーパーマンパンチでKO勝ち。

2008年11月1日、戦極 〜第六陣〜のライト級グランプリシリーズ準決勝で横田一則と対戦し、0-3の判定負け。

2009年2月28日、CAGE FORCE EX -eastern bound-のライト級チャンピオンシップでパンクラスライト級王者井上克也と対戦し、1-1の判定ドローで王座の初防衛に成功した。

2009年5月10日、修斗で石田光洋と対戦し、パウンドでTKO勝ちを収めた。この試合は「戦極 vs. DREAM」として注目された。

2009年8月2日、戦極 〜第九陣〜の戦極ライト級チャンピオンシップで王者北岡悟と対戦し、TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。同年9月、戦極ライト級王座と並行しての防衛戦を行うことが難しいなどの理由によりCAGE FORCEライト級王座を返上した。同時期に長年所属したGUTSMAN・修斗道場を離脱し、フリーランスとなった。

2009年12月31日、Dynamite!! 〜勇気のチカラ2009〜のDREAM vs SRC 対抗戦で青木真也と対戦し、ハンマーロックで右上腕を骨折し見込み一本負けを喫した[2]

2010年1月6日、骨折した右上腕をプレートで固定する手術を受けた[3]

2010年3月7日、SRC12にて、Dynamite!! 2009で青木に負けた責任を取るという理由によりSRCライト級王座の返上を発表。会場にいた谷川貞治K-1イベントプロデューサーに青木との再戦をアピールした[4][5]

2010年4月3日にオープンした奥野"轟天"泰舗のジム「CAVE」所属となった[6]

戦極解散後

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2011年8月26日、1年8か月ぶりの試合となったDEEP 55 IMPACTのDEEPライト級タイトルマッチで菊野克紀の持つ王座に挑戦し、5-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2012年4月6日、DEEPライト級王座を返上することが発表された[7]

2012年7月14日、Strikeforce初参戦となったStrikeforce: Rockhold vs. Kennedyパット・ヒーリーと対戦し、奮戦するも0-3の判定負けを喫した。

UFC

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2013年3月3日、UFCと契約を交わし、日本で開催されたUFC on Fuel TV 8ハニ・ヤヒーラと対戦し、0-3の判定負け。この試合がフェザー級転向初戦となった。

2013年6月8日、UFC on Fuel TV 10ホドリゴ・ダムと対戦し、1-2の僅差の判定負け。

DEEP

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2014年4月29日、DEEP 66 IMPACTの68kgワンマッチで中村大介と対戦し、3-0の判定勝ち。

2014年10月26日、DEEP 69 IMPACTで今成正和と対戦し、パウンドで2RTKO勝利を収めた。

Road to UFC: Japan

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2015年リアリティ番組Road to UFC: Japan」に参加。ロイ・ネルソン率いるチーム・ネルソンに所属。フェザー級トーナメント1回戦で太尊伸光と対戦し、2-0の判定勝ち。準決勝でDJ.taikiと対戦し、3-0の判定勝ちを収め決勝進出を果たした。

2015年9月27日、UFC Fight Night: Barnett vs. NelsonのRoad to UFC: Japan決勝で石原夜叉坊と対戦し、1-1の判定で引き分けたものの、UFCとの契約を勝ち取った。

UFC

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2016年12月17日、UFC復帰戦となったUFC on FOX 22コール・ミラーと対戦し、3R判定勝ち。

2017年6月11日、UFC Fight Night: Lewis vs. Huntアレクサンダー・ヴォルカノフスキーと対戦し、3R判定負けを喫した。

2017年9月、UFC Fight Night: Saint Preux vs. Okamiに出場予定だったが、前日計量の際にふらつくなど体調不良によりドクターストップとなり試合前日に欠場となった。廣田はこの後、フェザー級からライト級に階級を戻した。

RIZIN

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2019年7月28日、RIZIN.17で元REALスーパーライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザと対戦し、右フックでダウンを奪われパウンドで1RKO負けを喫した。試合後インタビューでは引退をするかのような発言をし、総合格闘技の試合はこの試合が最後となっている[8]

2021年2月21日、DEEP 100 IMPACTにて、菊野克紀横田一則松本晃市郎らと共にスペシャルエキシビションに参加。4人でグラップリングタッグマッチを行った。

戦績

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プロ総合格闘技

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総合格闘技 戦績
28 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
18 10 0 8 0 2 0
11 1 1 7 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× ホベルト・サトシ・ソウザ 1R 3:05 KO(右フック→パウンド) RIZIN.17 2019年7月28日
× クリストス・ジアゴス 5分3R終了 判定0-3 UFC Fight Night: dos Santos vs. Tuivasa 2018年12月2日
× ロス・ピアソン 5分3R終了 判定0-3 UFC 221: Romero vs. Rockhold 2018年2月11日
× アレクサンダー・ヴォルカノフスキー 5分3R終了 判定0-3 UFC Fight Night: Lewis vs. Hunt 2017年6月11日
コール・ミラー 5分3R終了 判定3-0 UFC on FOX 22: VanZant vs. Waterson 2016年12月17日
石原夜叉坊 5分3R終了 判定1-1 UFC Fight Night: Barnett vs. Nelson
【Road to UFC: Japan 決勝】
2015年9月27日
キム・ギュファ 2R 0:33 TKO(サッカボールキック) DEEP DREAM IMPACT 2014 〜大晦日SPECIAL〜 2014年12月31日
今成正和 2R 1:38 TKO(パウンド) DEEP 69 IMPACT 2014年10月26日
中村大介 5分3R終了 判定3-0 DEEP 66 IMPACT 2014年4月29日
× ホドリゴ・ダム 5分3R終了 判定1-2 UFC on Fuel TV 10: Nogueira vs. Werdum 2013年6月8日
× ハニ・ヤヒーラ 5分3R終了 判定0-3 UFC on Fuel TV 8: Silva vs. Stann 2013年3月3日
× パット・ヒーリー 5分3R終了 判定0-3 Strikeforce: Rockhold vs. Kennedy 2012年7月14日
池本誠知 5分3R終了 判定5-0 DEEP 57 IMPACT 〜12年目の現実〜
【DEEPライト級タイトルマッチ】
2012年2月18日
菊野克紀 5分3R終了 判定5-0 DEEP 55 IMPACT
【DEEPライト級タイトルマッチ】
2011年8月26日
× 青木真也 1R 2:17 アームロック Dynamite!! 〜勇気のチカラ2009〜 2009年12月31日
北岡悟 4R 2:50 TKO(グラウンドの膝蹴り) 戦極 〜第九陣〜
【戦極ライト級チャンピオンシップ】
2009年8月2日
石田光洋 1R 1:33 TKO(右ストレート→パウンド) "修斗伝承 ROAD TO 20th ANNIVERSARY FINAL" 2009年5月10日
井上克也 5分3R終了 判定1-1 CAGE FORCE EX -eastern bound-
【CAGE FORCEライト級チャンピオンシップ】
2009年2月28日
× 横田一則 5分3R終了 判定0-3 戦極 〜第六陣〜
【ライト級グランプリシリーズ2008 準決勝】
2008年11月1日
ライアン・シュルツ 2R 4:45 KO(右スーパーマンパンチ) 戦極 〜第四陣〜
【ライト級グランプリシリーズ2008 1回戦】
2008年8月24日
鹿又智成 1R 1:00 TKO(パウンド) CAGE FORCE 06
【CAGE FORCEライト級王座決定戦】
2008年4月5日
ジョニー・フラシェ 2R 0:08 KO(スタンドパンチ連打) CAGE FORCE EX -eastern bound- 2008年2月11日
シン・ドゥギ 1R 0:16 KO(スタンドパンチ連打) CAGE FORCE 05 2007年12月1日
× 天突頑丈 5分3R終了 判定0-3 修斗 SHOOTING DISCO 2 〜今夜はヒートアップ〜 2007年8月5日
× 中蔵隆志 5分3R終了 判定0-3 修斗 BACK TO OUR ROOTS 01
【修斗環太平洋ウェルター級王座決定戦】
2007年2月17日
風田陣 5分3R終了 判定3-0 修斗 SHOOTO The DEVILOCK 2006年5月12日
ダニーロ・シェウマン 5分3R終了 判定3-0 修斗 SHOOTO The Victory of The Truth 2006年2月17日
光陰兜 5分2R終了 判定3-0 修斗 2005年12月17日
児山佳宏 5分2R終了 判定3-0 修斗
【新人王決定トーナメント ウェルター級 決勝】
2005年9月23日
岡田孔明 1R 4:56 TKO(パウンド) 修斗 下北沢修斗劇場 第11弾 〜後楽園へ行こう!〜 2005年6月3日
山守正明 2R 1:27 TKO(パウンド) 修斗 下北沢修斗劇場 第10弾 〜本物は誰だ!〜
【新人王決定トーナメント ウェルター級 1回戦】
2005年2月6日

アマチュア総合格闘技

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勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
柴博 不戦勝 第11回全日本アマチュア修斗選手権大会
【ウェルター級 決勝】
2004年9月20日
西岡裕 4分1R終了 ポイント20-19 第11回全日本アマチュア修斗選手権大会
【ウェルター級 準決勝】
2004年9月20日
田口公一 4分1R終了 ポイント22-20 第11回全日本アマチュア修斗選手権大会
【ウェルター級 2回戦】
2004年9月20日
島田久嗣 4分1R終了 ポイント24-20 第11回全日本アマチュア修斗選手権大会
【ウェルター級 1回戦】
2004年9月20日

獲得タイトル

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脚注

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  1. ^ 第11回全日本アマチュア修斗選手権大会 修斗公式サイト
  2. ^ 青木vs廣田の見解、『DREAM.13』について笹原EPが言及!『FieLDS Dynamite!!〜勇気のチカラ2009〜』一夜明け会見 DREAM 公式サイト 2010年1月1日
  3. ^ 『ゴング格闘技』 No.213、2010年3月号
  4. ^ [SRC] 廣田がSRC王座返上。青木との再戦を谷川Pに要望 BoutReview 2010年3月8日
  5. ^ 【SRC戦極】廣田瑞人が王座返上、K-1谷川EPに青木真也との再戦を直談判 GBR 2010年3月7日
  6. ^ CAVE 廣田瑞人 オフィシャルブログ 2010年4月6日
  7. ^ DEEPライト級王座を返上させていただきました。 廣田瑞人 オフィシャルブログ 2012年4月6日
  8. ^ 【番組】RIZIN CONFESSIONS #45』RIZIN公式YouTubeチャンネル、2021年https://www.youtube.com/watch?v=VkGeCs9WswU2024年5月15日閲覧 

関連項目

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外部リンク

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空位
前タイトル保持者
アルトゥール・ウマハノフ
第2代CAGE FORCEライト級王者

2008年4月5日 - 2009年9月12日

空位
次タイトル獲得者
弘中邦佳
前王者
北岡悟
第2代戦極ライト級王者

2009年8月2日 - 2010年3月7日

空位
次タイトル獲得者
王座廃止
前王者
菊野克紀
第6代DEEPライト級王者

2011年8月22日 - 2012年4月6日

空位
次タイトル獲得者
中村大介