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延楽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
延楽
ホテル概要
正式名称 延楽
部屋数 60室
開業 1937年
最寄駅 宇奈月温泉駅
最寄IC 黒部IC
所在地 〒938-0282
富山県黒部市宇奈月温泉347-1
公式サイト 公式サイト
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延楽(えんらく)は、富山県黒部市宇奈月温泉にある旅館

概要

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1937年12月創業[1]の旅館で、皇室関係者や中川一政(洋画家)ら文人墨客が数多く宿泊した。黒部峡谷を間近に望む景観や富山湾の海の幸を使った旬の料理で人気の旅館で、総客室数は60室となっている[2]。館内には多くの美術品が展示されている[3]

1958年3月より整備増改築工事を清水建設の設計、施工で行い、同年8月12日に落成[4]1960年1月には富山県内で初めて政府登録国際観光ホテルに指定され、1964年12月に鉄骨鉄筋コンクリート地上2階地下7階建ての新館が旧館の裏側に完成した[5]

1999年には、露天風呂が新設された[6]

2021年7月、露天風呂付の客室をそれまでの4室から、新館「対峰閣」の6 - 8階客室6室を露天風呂付に改装することで10室に増やし、リニューアルオープンした[2][7]

温泉はかけ流しで、一部の温泉は加水している[3]

著名な来館者

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脚注

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出典

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  1. ^ 『宇奈月の温泉開発』(1999年8月7日、宇奈月町教育委員会発行)23頁。
  2. ^ a b 『北日本新聞』2021年8月31日付23面『リニューアル後も続く苦境 コロナ下 宇奈月温泉「延楽」 おかみ「今は最善尽くす」』より。
  3. ^ a b 『とやま日帰り湯 '08~'09』(2008年4月19日、シー・エー・ピー発行)42頁。
  4. ^ 『北日本新聞』1958年8月12日付朝刊8面『宇奈月 「延楽」が完成』より。
  5. ^ 『富山新聞』1964年12月7日付朝刊6面『宇奈月温泉延楽旅館の新館ができる』より。
  6. ^ 『富山お湯道楽ふるこ~す』(2003年4月7日、北日本新聞社発行)35頁。
  7. ^ 【人気旅館特集】延楽(富山県・宇奈月温泉)(観光経済新聞、2021年8月30日)
  8. ^ 『北日本新聞』2024年11月16日付31面『優しい笑顔 親しまれ 百合子さま ご逝去 県民と気さくに交流』より。

外部リンク

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