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我妻建治

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

我妻 建治(あがつま けんじ、1933年2月11日[1] - 2022年10月25日)は、日本歴史学者。第9代学校法人成城学園学園長、第13代成城大学学長、成城大学名誉教授白石城調査指導委員会委員長NHK放送研修センター評議員等も務めた。

人物・経歴

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宮城県白石市生まれ。我妻家は武家の出として地元白石では名家として知られる。 宮城県白石高等学校を経て、東北大学卒業[2][3]。1982年『神皇正統記論考』で東北大学文学博士の学位を取得[4]

成城大学文芸学部教授、成城大学民俗学研究所主事[5]、成城大学文芸学部長等を経て[6]、2001年から2007年まで第13代成城大学学長[7]、2003年から2007年まで学校法人成城学園学園長[8]白石城調査指導委員会委員長[9]、財団法人NHK放送研修センター評議員等も務めた[10]。2008年秋の叙勲で瑞宝中綬章受章[11]

ゼミでは『花園天皇宸記』の輪読を行った。タバコを吸いながらの授業、学生を「バカ」よばわりする言動など、自由で風潮で知られ、自身のルーツが白石に都落ちした姫君の護衛にあたる家柄であることを誇りに思っていた。

2022年10月25日、慢性腎不全のため死去。89歳没[12]

著書

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脚注

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  1. ^ 日本歴史学会編「日本歴史」2023年2月号(吉川弘文館) p.120
  2. ^ 「pdfファイル -」 東北大学大学院文学研究科
  3. ^ 「公報しろいし1988年6月」白石市
  4. ^ 東北大学 , 文学博士 , 乙第3312号 , 1982-03-11
  5. ^ 研究所の歴史成城大学
  6. ^ 「出版物のご案内」海外日系人協会
  7. ^ 「大学概要」成城大学
  8. ^ 歴代学園長学校法人成城学園
  9. ^ ◎「これが片倉御膳」名家の味に登別市長ら舌鼓室蘭民報2003年9月6日付朝刊
  10. ^ 平成17年度 事業報告書 - NHK放送研修センター
  11. ^ 秋の叙勲・褒章 栄誉に浴した私学関係者日本私立大学協会平成20年11月 第2337号(11月5日)
  12. ^ “我妻建治氏死去(成城大名誉教授、元学長・日本史学)”. 時事ドットコム. 時事通信社. (2022年11月2日). https://web.archive.org/web/20221102135839/https://www.jiji.com/jc/article?k=2022110200882 2022年11月2日閲覧。