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戸隠森林植物園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
戸隠森林植物園

戸隠森林植物園(とがくししんりんしょくぶつえん)は、長野県長野市戸隠にある植物園である。妙高戸隠連山国立公園内にある。

概要

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戸隠の自然があふれる植物園。入園無料。

昭和39年(1964年)長野県で開催された第15回国土緑化大会及び、全国植樹祭を記念し、県民のレクリエーションや自然探索、自然や森林に関する知識の普及を図る場として設置された[1]ミズバショウの群生をはじめ、咲き競う花々をめぐる散策の小径が広がり、降り注ぐ小鳥のコーラスが魅力的である。「八十二森のまなびや」には戸隠の自然や生き物についての知識や情報がいっぱい。四季ごとに園内で自然観察会が開かれる。

昭和60年(1978年)に第33回国民体育大会が県内で開催された際には、昭和天皇の行幸先の一つに選ばれている[2]

開園時間

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  • 開館時間:午前9時30分~午後4時30分まで
  • 休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日) 
  • 12月1日~翌年4月の第4金曜日まで

戸隠森林植物園

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  • 開園時期:昭和43年(1968年)8月
  • 造成期間:昭和39年(1964年)~昭和44年(1969年)度
  • 区域等:長野市戸隠71.34ha(管理区域長野県11.48ha、中部森林管理局59.86ha)
  • 施設等:野生生物観察施設、高山植物園、植物観察園、いこいの森、みどりが池、屋外トイレ2箇所ほか

八十二森のまなびや~ecologyBank82戸隠森林館~(戸隠森林学習館)

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館内には戸隠の森林を再現した「体感ジオラマ」、「戸隠の四季」を迫力映像で上映する「大型マルチビジョンシアター」、戸隠の野鳥や花の情報など自然観察に役立つ情報を学べる「情報サロンー戸隠の自然ー」などがある。平成24年(2012年)7月から株式会社八十二銀行がネーミングライツを取得しており、「八十二森のまなびや~ecologyBank82戸隠森林館~」の呼称を用いている。

詳細

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  • 設置目的:森林の持つ公益的機能の保全の意識が高まる中、森林・林業等に対する理解と普及啓発の促進を図るため、その学習拠点施設として森林植物園の敷地内に建設された。
  • 開館時期:平成10年(1998年)10月12日
  • 入館料:無料
  • 施設規模等:652平方メートル(展示室、学習室等、管理室、その他)
  • 展示物(コーナー):インフォメーション…施設案内・屋外観察スポット等の開設
    • 戸隠の森とともに…戸隠の自然、森の成り立ち、機能等の紹介
    • 戸隠の森林探検…森の表情、生き物たちの営みをジオラマで再現
    • 戸隠の森自然…パソコン等により楽しみながら学習
    • マルチビジョンシアター…森林の四季等をマルチビジョンの映像により紹介
    • 森の図書館…森林・文化・歴史等の資料の閲覧
    • 標本展示…戸隠に生息する鳥獣等の展示
  • 住所:長野県長野市戸隠3510-35
  • 電話番号:026-254-2200

交通アクセス

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  • 公共交通機関 - 長野駅からバス(戸隠線)にて約70分。「森林植物園」下車すぐ。
  • 最寄りバス停 - 「森林植物園」 アルピコ交通(長野地区)
  • 車でのアクセス - 上信越自動車道信濃町ICより戸隠方面へ約30分。(約18km)

脚注

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  1. ^ 戸隠森林植物園
  2. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、148頁。ISBN 978-4-10-320523-4 

外部リンク

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座標: 北緯36度45分07秒 東経138度04分37秒 / 北緯36.75197度 東経138.07703度 / 36.75197; 138.07703