文山郡
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文山郡(ぶんさんぐん)は日本統治時代の台湾に存在した行政区画の一つであり、台北州に属した。
概要
[編集]文山郡は郡役所が設置された新店街以外に深坑庄、石碇庄、坪林庄、蕃地、現在の台北市文山区、新北市新店区、深坑区、石碇区、坪林区、烏来区等の地域を管轄していた。文山包種茶の文山は文山郡に由来する。
歴代首長
[編集]郡守
[編集]- 生野猪六[1]:1920年9月1日 -
- 岡村勝次郎[2]:1921年12月5日 -
- 中島与一[3]:1924年12月23日 -
- 熊井才吉[4]:1931年5月23日[5] -
- 吉田駛馬[6]:1932年4月21日[7] -
- 田中鉄太郎[8]:1935年9月27日[9] -
- 山下若松[10]:1937年11月30日[11] -
- 泥谷帯刀[12]:1939年4月21日 -
- 津田健治[13]:1941年6月6日[14] -
脚注
[編集]- ^ 『台湾総督府職員録 大正9年12月』、152頁。
- ^ 『台湾総督府職員録 大正11年』、239頁。
- ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 大正14年』、238頁。
- ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和6年』、326頁。
- ^ 原 1931, 205-206頁.
- ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和7年』、325頁。
- ^ 太田 1940, 313頁.
- ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和11年』、383頁。
- ^ 台湾新民報社 1937, 209頁.
- ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和13年』、436頁。
- ^ 興南新聞社 1943, 410頁.
- ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和14年』、468頁。
- ^ 『台湾総督府及所属官署職員録 昭和16年』、415頁。
- ^ 興南新聞社 1943, 269頁.
参考文献
[編集]- 原幹洲 編『南進日本第一線に起つ新台湾之人物』拓務評論社台湾支社 勤労富源社、1931年 。
- 台湾新民報社 編『台湾人士鑑』呂霊石、1937年 。
- 太田肥州 編『新台湾を支配する人物と産業史』台湾評論社、1940年 。
- 興南新聞社 編『台湾人士鑑』呂霊石、1943年 。