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文慶建

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
文 慶建
名前
カタカナ ムン キョンゴン
ラテン文字 MUN Kyung Gun
ハングル 문경건
基本情報
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
生年月日 (1995-02-09) 1995年2月9日(29歳)
出身地 釜山広域市[1]
身長 187cm[2]
体重 81kg[2]
選手情報
在籍チーム 日本の旗 大分トリニータ
ポジション GK
背番号 22
利き足 右足
ユース
釜慶高校
2014-2017 光云大学校
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2017-2020 大分トリニータ 17 (0)
2021 大邱FC 2 (0)
2021 安山グリナースFC 3 (0)
2022-2023 済州ユナイテッドFC 0 (0)
2022-2023 金泉尚武FC (兵役) 3 (0)
2024- 大分トリニータ 14 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2024年11月10日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

文 慶建(ムン・キョンゴン、朝鮮語: 문경건 1995年2月9日 - )は大韓民国釜山広域市出身のプロサッカー選手Jリーグ大分トリニータ所属。ポジションはゴールキーパー

来歴

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プロ入り前

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小学校4年時にサッカーを始めた[3]。当初のポジションはミッドフィールダーであったが、同年代より身長が高かった事を理由にゴールキーパー(GK)を任された[3]。文をフィールドプレーヤーとして育てたかった父親からは反対されたが、プレーを始めて直ぐにGKというポジションに対して魅力を感じた[3]。その後もGKとしてプレーを続け、トーナメントの度にPKをよく防いだことから、「PKに強いGK」と呼ばれるようになり、評価を高めた[3]

2014年光云大学校に入学し同校サッカー部に入部。光云大にはGKコーチが在籍していなかったが、練習が休みとなる週末に龍仁大学校のGKコーチに個人指導を受けていた[3]

プロ入り後

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光云大に入学後から本格的にJリーグ入りを志向し、当時ベガルタ仙台に所属したキム・ミンテの出場試合を観た際の雰囲気に惹かれ、「1歳でも若い時にチャレンジしたい」という思いを持った[4]2017年8月3日Jリーグ大分トリニータに加入[5]。同年は公式戦出場機会は無かった。

加入2年目の2018年J2第13節・アルビレックス新潟戦にて公式戦初のベンチ入りを経験すると、同試合から数えて公式戦5試合目の天皇杯2回戦レノファ山口FC戦にて、先発出場でプロデビューを果たした。

チームがJ1に復帰した2019年は公式戦出場無しに終わったが、2020年8月5日ルヴァン杯第2節・ガンバ大阪戦でのプレーが評価されると、続く8月8日のJ1第9節・川崎フロンターレ戦にて先発に起用され、Jリーグ初出場を果たした[4]。この試合以降は高木駿から一時レギュラーポジションを奪い、リーグ戦17試合に出場した。

兵役を務めるために2020年限りで大分を退団[6]2021年Kリーグ1所属の大邱FCに加入した[7]。しかし、肩の負傷により戦線を離脱。リーグ戦わずか2試合の出場にとどまり、7月20日に契約を解除した。

2021年7月20日、Kリーグ2安山グリナースFCに加入することが発表された。2022年からは済州ユナイテッドFCに一旦移籍した上で、兵役により金泉尚武FCに加入し2年間プレーした。

2024年、大分トリニータに完全移籍で4年ぶりに復帰した[8]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2017 大分 22 J2 0 0 - - 0 0
2018 0 0 - 1 0 1 0
2019 J1 0 0 0 0 0 0 0 0
2020 17 0 1 0 - 18 0
韓国 リーグ戦 リーグ杯FA杯 期間通算
2021 大邱 27 K1 2 0 - 0 0 2 0
安山 K2 3 0 - - 3 0
2022 金泉尚武 K1 0 0 - 0 0 0 0
2023 K2 3 0 - 1 0 4 0
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2024 大分 22 J2 14 0 0 0 3 0 17 0
通算 日本 J1 17 0 1 0 0 0 18 0
日本 J2 14 0 - 4 0 18 0
韓国 K1 2 0 - 0 0 2 0
韓国 K2 6 0 - 1 0 7 0
総通算 39 0 1 0 5 0 45 0

タイトル

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クラブ

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光云大学校
  • Uリーグ王中王戦:1回(2014年)

代表歴

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脚注

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  1. ^ 本人Facebookページ”. Facebook. 2018年8月1日閲覧。
  2. ^ a b ムン キョンゴン:大分トリニータ”. 日本プロサッカーリーグ (2019年2月1日). 2019年2月2日閲覧。
  3. ^ a b c d e f #4 문경건 GK -골대 뒤 외로움을 이겨낸 남자-(朝鮮語)”. 光云大学校 (NAVER Blog) (2016年8月12日). 2018年8月5日閲覧。
  4. ^ a b トリニータ ムンキョンゴン インタビュー「つなげられるようになり、余裕が出てきた 」”. オー!エス!. 大分合同新聞テレビ大分 (2020年10月17日). 2020年11月23日閲覧。
  5. ^ ムン キョンゴン選手 新加入のお知らせ 2017年8月3日 大分トリニータ公式サイト”. 2018年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年8月15日閲覧。
  6. ^ ムン キョンゴン選手 退団のお知らせ”. 大分トリニータ (2020年12月29日). 2020年12月30日閲覧。
  7. ^ 【公式】大分トリニータ退団のGKムン・キョンゴンが大邱FCに加入!「新たな挑戦の機会に感謝」』(プレスリリース)スポーツソウル、2021年1月9日https://sportsseoulweb.jp/sports_topic/id=222312021年2月25日閲覧 
  8. ^ 【トップチーム】ムン キョンゴン選手 済州ユナイテッドFCより完全移籍加入のお知らせ”. 大分トリニータ (2023年12月25日). 2024年1月2日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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