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斎藤 (扶桑町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 愛知県 > 丹羽郡 > 扶桑町 > 斎藤
斎藤
前利神社
斎藤の位置(愛知県内)
斎藤
斎藤
斎藤の位置
北緯35度22分22秒 東経136度54分31秒 / 北緯35.37278度 東経136.90861度 / 35.37278; 136.90861
日本の旗 日本
都道府県 愛知県
丹羽郡
市町村 扶桑町
面積
 • 合計 1.439119376 km2
人口
2019年令和元年)5月1日現在)[2]
 • 合計 4,111人
 • 密度 2,900人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
480-0104[3]
市外局番 0587[4]
ナンバープレート 尾張小牧

斎藤(さいとう)は愛知県丹羽郡扶桑町大字

地理

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扶桑町では、柏森・斎藤・高木を柏森地域と分類している[5]。扶桑町の南西部に位置し、江南市大口町に隣接している[6]。面積は約332haで、そのうち市街化区域が約52%を占めている[5]。生産年齢人口比率は 61.5%であり、町内で最も生産年齢人口比率が高い地域である。人口が微増しており、この傾向は2030年(令和12年)まで続くとされる。

小字

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山那に属している小字は以下の通りである[7]

歴史

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地名の由来

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斎藤は古代前利さきとまたは前刀さきとと呼んだ地である。いつ頃から斎藤と呼ぶようになったかは明らかでないが、1608年(慶長13年)の検地帳には「尾張国丹羽郡前利村」とあり、1755年(宝暦5年)の検地帳には「尾州斎藤村」と書かれていることから、江戸時代に斎藤村と呼ぶようになったことが分かる。伝承によれば、慶長の頃この村に疫病が広まった時、人々は村名が前利神社と同じであるため、神の怒りであろうと思い、前利さきと斎藤さいとに改めたと言われている。また、少し以前にはさきとの神社とも呼ばれていた[8]

明治

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自治体の変遷

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明治初年頃 明治11年 明治22年 明治28年 明治39年 昭和27年 昭和29年 昭和37年 - 現在


斎藤村 豊国村 明治39年10月1日
合併 扶桑村
昭和27年8月1日
町制施行 扶桑町 大字斎藤

世帯数と人口

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2022年(令和4年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[9]

地区 世帯数 人口
斎藤東 370 814
斎藤西 375 956
斎藤中 120 304
斎藤南 283 721
斎藤北 286 712
緑ヶ丘 254 604
1,688 4,111

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[10]
4,200
2000年(平成12年)[11]
4,406
2005年(平成17年)[12]
4,584
2010年(平成22年)[13]
4,670
2015年(平成27年)[2]
4,822
2020年(令和2年)[14]
4,858
  • 平均年齢 - 46.4歳(2020年)[15]

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[10]
1,255
2000年(平成12年)[11]
1,392
2005年(平成17年)[12]
1,524
2010年(平成22年)[13]
1,638
2015年(平成27年)[2]
1,768
2020年(令和2年)[14]
1,883

小・中学校の学区

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町立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[16]

地区名 小学校 中学校
全域 扶桑町立柏森小学校 扶桑町立扶桑中学校

施設

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公共施設

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教育機関
保健機関

寺社

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交通

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道路

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主要地方道
一般県道

その他

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日本郵便

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脚注

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  1. ^ 愛知県丹羽郡扶桑町の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2020年12月4日閲覧。
  2. ^ a b c 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年3月23日閲覧。
  3. ^ a b 高雄の郵便番号”. 日本郵便. 2020年12月4日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2020年12月4日閲覧。
  5. ^ a b 扶桑町都市計画マスタープラン” (PDF). 扶桑町. 2022年8月17日閲覧。
  6. ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1974.
  7. ^ 愛知県丹羽郡扶桑町斎藤の地図”. Yahoo!地図. 2024年2月6日閲覧。
  8. ^ 『中日新聞』2019年12月28日付朝刊近郊版16頁、「扶桑新聞 地名ヒストリー 斎藤 神の怒り 鎮めるため」
  9. ^ 扶桑の統計 (PDF)
  10. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年3月23日閲覧。
  11. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年3月23日閲覧。
  12. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年3月23日閲覧。
  13. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年3月23日閲覧。
  14. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2024年2月13日閲覧。
  15. ^ 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女,年齢(5歳階級)別人口,平均年齢及び総年齢-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2024年2月13日閲覧。
  16. ^ 子育て支援・教育 よくある質問”. 2023年12月3日閲覧。
  17. ^ 郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 202--12-4閲覧。

参考文献

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  • 扶桑町教育委員会、扶桑町史編集委員会『扶桑町史 上』扶桑町、1998年。 

外部リンク

[編集]

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