高雄 (扶桑町)
高雄 | |
---|---|
北緯35度21分32.7秒 東経136度54分47.6秒 / 北緯35.359083度 東経136.913222度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
郡 | 丹羽郡 |
市町村 | 扶桑町 |
面積 | |
• 合計 | 4.51936536 km2 |
人口 | |
• 合計 | 14,428人 |
• 密度 | 3,200人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
480-0102[3] |
市外局番 | 0587[4] |
ナンバープレート | 尾張小牧 |
高雄(たかお)は、愛知県丹羽郡扶桑町の大字。扶桑町役場や扶桑駅などが所在する同町の中心市街地。
地理
[編集]扶桑町の中央から東部に位置し、犬山市と大口町に隣接している[5]。面積は約453haで、そのうち市街化区域が約43%を占めている[6]。
河川
[編集]小字
[編集]高雄に属している小字は以下の通りである[7]。
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地価
[編集]住宅地の地価は、2023年(令和5年)7月1日の公示地価によれば以下の通り[8]。
地番 | 価格(円/m2) | 交通施設・距離 |
---|---|---|
中海道31 | 74,900 | 扶桑駅、650m |
覚王寺前21-197 | 67,600 | 扶桑駅、1,300m |
天道352 | 85,400 | 扶桑駅、280m |
薬師堂194 | 71,800 | 扶桑駅、600m |
南羽根43-11 | 64,100 | 木津用水駅、470m |
歴史
[編集]地名の由来
[編集]古代の荘名「高雄荘」に由来した地名と思われる。『大日本地理資料』は、「高尾荘は高雄村」とし、『大日本地名辞書』は、「高雄荘は高尾村、高雄とは旧庄号なるを・・・」としていることから、高雄という地名はもともと「高尾」であったと考えられ、この「高尾」については、尾張東北部は古い時代から尾張氏の勢力が深く浸透していた地方で、尾張氏の故地、大和葛城山麓の「高尾張」にちなんで、この地方を高尾張と呼んだ。それが前期のように和銅6年の「地名は全て二字とし」、「郡郷名は好字を著れよ」の令(諸国郡郷名著好字令)によって2文字となり、「尾」より「雄」を佳字とし高雄としたという説がある[9]。
江戸時代
[編集]慶長年間(1596年~1615年)、高雄地区には犬山羽根村・下野村の2ヶ村があった[10]。文政年間(1820年頃)にはこの2ヶ村に下野原新田が加わり、3ヶ村が確認できる[10]。
明治
[編集]- 1878年(明治11年)- 犬山羽根村、下野村、下野原新田村が合併し、高雄村となる[5]。
- 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制の施行に伴い、新たに成立した高雄村の一部となる[5]。
- 1906年(明治39年)10月1日 - 高雄村が山名村、豊国村、柏森村の一部と合併し、扶桑村大字高雄となる[5]。
昭和
[編集]平成
[編集]自治体の変遷
[編集]郡 | 明治初年頃 | 明治11年 | 明治22年 | 明治28年 | 明治39年 | 昭和27年 | 昭和29年 | 昭和37年 - 現在 |
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丹 羽 郡 |
木津村 | 高雄村 | 明治39年10月1日 犬山町に分離 |
昭和29年4月1日 市制施行 犬山市 | ||||
上野村 | ||||||||
下野村 | 高雄村 | 明治39年10月1日 合併 扶桑村 |
昭和27年8月1日 町制施行 扶桑町 大字高雄 | |||||
下野原新田村 | ||||||||
犬山羽根村 |
世帯数と人口
[編集]2022年(令和4年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[16]。
地区 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
南新田 | 719 | 1,960 |
高雄住宅 | 63 | 121 |
北新田 | 458 | 1,202 |
羽根 | 1,011 | 2,411 |
羽根西 | 115 | 230 |
東川西 | 420 | 1,017 |
東川南 | 355 | 844 |
東川北 | 317 | 773 |
扶桑住宅 | 57 | 105 |
南定松 | 521 | 1,244 |
北定松 | 660 | 1,587 |
福塚 | 418 | 912 |
宮島 | 474 | 1,147 |
伊勢帰 | 223 | 570 |
扶桑台 | 281 | 645 |
高雄団地 | 91 | 206 |
計 | 6,183 | 14,974 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[17] | 12,667
|
2000年(平成12年)[18] | 13,539
|
2005年(平成17年)[19] | 13,863
|
2010年(平成22年)[20] | 14,439
|
2015年(平成27年)[2] | 14,428
|
2020年(令和2年)[21] | 14,617
|
- 平均年齢 - 47.1歳(2020年)[22]
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[17] | 3,815
|
2000年(平成12年)[18] | 4,365
|
2005年(平成17年)[19] | 4,709
|
2010年(平成22年)[20] | 5,221
|
2015年(平成27年)[2] | 5,365
|
2020年(令和2年)[21] | 5,774
|
小・中学校の学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[23]。
地区名 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
北新田、羽根、羽根西、東川西、東川南、東川北、扶桑住宅、高雄団地、宮島、伊勢帰、扶桑台 | 扶桑町立高雄小学校 | 扶桑町立扶桑北中学校 |
南新田、高雄住宅、南定松、北定松、福塚、公営住宅 | 扶桑町立扶桑東小学校 |
- 福塚については、中学校の指定校の変更ができる[23]。
施設
[編集]行政施設
[編集]公共施設
[編集]- 教育機関
- 文化施設
- 公園
警察
[編集]-
犬山警察署高雄駐在所
商業施設
[編集]企業
[編集]メガネ赤札堂は、扶桑町高雄で個人創業の眼鏡店として創業した[24]。現在本社は名古屋市千種区に移っており、扶桑町の店舗は「本店」と表記されている[24]。
寺社
[編集]古墳
[編集]文化
[編集]文化財
[編集]- 国の登録有形文化財
- 町指定文化財
交通
[編集]- 鉄道
- 道路
- 国道41号(名濃バイパス)
- 愛知県道64号一宮犬山線(中央道)
その他
[編集]日本郵便
[編集]出身者
[編集]脚注
[編集]- ^ “愛知県丹羽郡扶桑町の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2020年12月4日閲覧。
- ^ a b c “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年3月23日閲覧。
- ^ a b “高雄の郵便番号”. 日本郵便. 2020年12月4日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2020年12月4日閲覧。
- ^ a b c d e 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1974.
- ^ “扶桑町都市計画マスタープラン” (PDF). 扶桑町. 2022年8月17日閲覧。
- ^ “愛知県丹羽郡扶桑町高雄の地図”. Yahoo!地図. 2020年12月4日閲覧。
- ^ “国土交通省地価公示・都道府県地価調査”. 2024年2月20日閲覧。
- ^ 扶桑町教育委員会 & 扶桑町史編集委員会 1998, pp. 612.
- ^ a b 『扶桑町史』、扶桑町、1998年、第四章近世 第一節江戸時代の村々、279頁。
- ^ 扶桑町教育委員会 & 扶桑町史編集委員会 1998, pp. 412–413.
- ^ 扶桑町図書館 2017, p. 1.
- ^ 「町制35周年の扶桑町 町立図書館、きょう開館」『尾北ホームニュース』1987年7月25日、p.1
- ^ 「扶桑町図書館 7月25日午後1時開館」『広報ふそう』456号、1987年7月号
- ^ 『扶桑町史(下)』P.416
- ^ 扶桑の統計 (PDF)
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年3月23日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年3月23日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年3月23日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年3月23日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2024年2月13日閲覧。
- ^ “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女,年齢(5歳階級)別人口,平均年齢及び総年齢-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2024年2月13日閲覧。
- ^ a b “子育て支援・教育 よくある質問”. 2023年12月3日閲覧。
- ^ a b “企業情報”. 2024年2月13日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2024年9月17日閲覧。
参考文献
[編集]- 扶桑町教育委員会、扶桑町史編集委員会『扶桑町史 上』扶桑町、1998年。
- 扶桑町教育委員会、扶桑町史編集委員会『扶桑町史 下』扶桑町、1998年。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
外部リンク
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、高雄 (扶桑町)に関するカテゴリがあります。
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