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日東交通鴨川営業所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日東交通 鴨川営業所
所在地 〒296-0044
千葉県鴨川市広場872
主な運行担当区域 鴨川市発着の高速路線
鴨川市内の一般路線

日東交通鴨川営業所(にっとうこうつうかもがわえいぎょうしょ)は、千葉県鴨川市広場に所在する日東交通の営業所である。主に鴨川地区を発着する高速バス路線を担当するほか、鴨川日東バスが運行していた一般路線バス全路線と鴨川市コミュニティバスを引き継いだ。

館山営業所と同じく機能が分散しており、国道128号線と並行する旧道沿いに車庫(鴨川日東バスと共有していた)と事務所、安房鴨川駅前に操車場をそれぞれ有している。

沿革

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移転前は安房鴨川駅前に事務所を構えていた。
  • 1994年(平成6年)10月1日 - 一般路線を鴨川日東バスに分社、移管する。
  • 1998年(平成10年)3月14日 - 鴨川 - 東京線「アクシー号」開業。高速バスの管轄を開始。
  • 2011年(平成23年)12月4日 - 事務所を待崎車庫内の現在地に移転。
  • 2020年令和2年)10月1日 - 日東交通が鴨川日東バスと館山日東バスを吸収合併[1]。鴨川日東バスが運行していた一般路線バス全路線と鴨川市コミュニティバスを引き継ぐ。

現行路線

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高速バス

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鴨川営業所の高速路線車(三菱ふそう・エアロバス

<>内は共同運行会社。

日東交通グループにとって、初めて渋谷へ乗り入れる路線である。回数券の設定はないが、PASMOなどのICカード決済で現金運賃より一律100円割引が適用される(木更津金田バスターミナル乗降を除く)[2]
2019年(平成31年)3月1日からは運行に東急トランセが加わり、一部便が二子玉川へ延伸された。併せて、一般公募による愛称も制定された。愛称は鴨川の海=「シー」と渋谷の「谷」=「バレー」を掛け合わせた造語である[3]
路線沿革
  • 2018年(平成30年)10月1日 - 運行開始。1日4往復。
  • 2019年(平成31年)3月1日 - 1日7.5往復に増便。二子玉川へ延伸。
  • 2020年(令和2年)
    • 4月6日 - 新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、当面の間運休。
    • 7月23日 - 急行便4往復のみで運行再開。普通便のみ停車していた『笹』、『松丘』、『平山』、『久留里城三の丸跡』、『久留里駅前』、『俵田』、『小櫃駅前』、『富崎神社』の各停留所と、二子玉川地区(『二子玉川駅』、『二子玉川ライズ・楽天クリムゾンハウス』)への停車を終了[4]
    • 10月1日 - 感染再拡大のため、当面の間運休。
  • 2024年(令和6年)4月1日 - 共同運行会社が東急バスに変更(東急トランセが東急バスに吸収合併された事に伴う)。なお、同日以降も運休が継続している。
運行回数
  • 下り4本、上り4本
  • 安房小湊・御宿 - 東京線 <京成バス・小湊鉄道>
鴨川日東バスから移管された安房小湊・御宿 - 東京線
    • 御宿 - 勝浦駅 - 大多喜 - 市原鶴舞バスターミナル - 木更津金田バスターミナル ⇔ 東京駅八重洲口前
    • 安房小湊 - 勝浦駅 - 大多喜 - 市原鶴舞バスターミナル - 木更津金田バスターミナル ⇔ 東京駅八重洲口前
      • 2020年(令和2年)10月1日 - 鴨川日東バスの吸収合併に伴い、当所管轄となる。

急行バス

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一般路線バス

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鴨川日東バスから全路線を引き継いで、運行を開始した。

鴨川日東バス合併前の沿革、路線詳細は「鴨川日東バス#一般路線バス」の各項を参照。

コミュニティバス

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廃止路線

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高速バス

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  • 鴨川 - 横浜線【実証運行】<鴨川日東バス>
鴨川市や長狭街道沿線の市民団体などが主導し、首都圏からみんなみの里への集客促進をメインとした同所の機能拡充の一環として、期間を定めて実証運行している[8][9]。今回の利用状況を鑑みて、今後本格運行が可能かどうかを検証する[10]
  • 亀田病院 - 安房鴨川駅 - みんなみの里 - 鋸南保田IC入口 - 袖ケ浦バスターミナル ⇔ 横浜駅東口
路線沿革
  • 2019年(令和元年)11月1日 - 3往復にて実証運行を開始する。
  • 2020年(令和2年)1月31日 - 実証運行終了[11]

特急バス

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  • 鴨川 - 君津線【君鴨ライナー】

一般路線バス

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  • 大学線
    • 鴨川駅西口 - 長狭高校東 - 横渚 - JOSAI安房ラーニングセンター - (早稲田大学鴨川アカデミーハウス) - 城西国際大学観光学部
      • 2022年(令和4年)
        • 1月25日 - 城西国際大学移転に伴い減便。
        • 3月31日 - 路線休止[13]

車両

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鴨川市コミュニティバスの車両(日野・ポンチョ

同営業所の高速車は、担当する路線の所要時間は約2時間と長いため、全車に化粧室が備えられている。

コミュニティバス用の車両については「鴨川市コミュニティバス#車両」を参照。

脚注

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  1. ^ 日東グループの会社再編に関するお知らせ”. 日東交通株式会社・館山日東バス株式会社・鴨川日東バス株式会社 (2020年9月25日). 2020年9月26日閲覧。
  2. ^ 鴨川 - 渋谷間に高速バス 日東交通と鴨川日東バス 10月1日から新路線運行へ”. 房日新聞. 房州日日新聞社 (2018年9月27日). 2018年10月5日閲覧。
  3. ^ 高速バス「鴨川 - 渋谷線」愛称決定! 3/1から増回!!”. 新着情報・お知らせ. 日東交通 (2019年2月22日). 2019年3月4日閲覧。
  4. ^ 高速バス「シーバレー号」運行内容変更のお知らせ ※現在全便運休中 – 日東交通株式会社”. 2022年3月18日閲覧。
  5. ^ 【高倉線】【かずさアカデミア線】10/1(金)路線再編に伴うダイヤ改正について – 日東交通株式会社”. 2022年3月18日閲覧。
  6. ^ 高速バス「木更津東京線」路線バス「木更津鴨川線」ダイヤ改正について – 日東交通株式会社”. 2022年3月18日閲覧。
  7. ^ 丸山郵便局の移転について 日東交通、2022年4月17日閲覧。
  8. ^ 長狭街道に高速バスを 応援イベントに100人 鴨川”. 房日新聞(2018年3月8日作成). 2020年1月29日閲覧。
  9. ^ 高速バス実証運行「鴨川⇔横浜」”. お知らせ. 鴨川市 (2019年11月6日). 2019年12月3日閲覧。
  10. ^ 鴨川 長狭街道経由で高速バス 鴨川―横浜”. 房日新聞(2019年10月29日作成). 2020年1月29日閲覧。
  11. ^ 【実証運行】鴨川~横浜線運行終了のお知らせ”. 日東交通(2020年1月27日作成). 2020年1月29日閲覧。
  12. ^ (実証運行)君鴨ライナーの運行終了について – 日東交通株式会社”. 2022年3月18日閲覧。
  13. ^ 大学線 減便及び休止のお知らせ – 日東交通株式会社”. 2022年3月18日閲覧。
  14. ^ 【長狭線・金谷線】ダイヤ改正と路線の廃止について – 日東交通株式会社”. 2024年4月7日閲覧。
  15. ^ 千葉県. “令和5年度千葉県バス対策地域協議会分科会の協議状況”. 千葉県. 2024年4月7日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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