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昭和39年全日本6人制バレーボール総合選手権

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
昭和39年全日本6人制バレーボール総合選手権
開始年 1958
終了年 1979
主催 日本バレーボール協会
チーム数 男子:48
女子:44チーム
加盟国 日本の旗 日本
前回優勝 男子:中央大学
女子:日紡貝塚
最多優勝 男子:八幡製鉄、東レ九鱗会(各2回)
女子:日紡貝塚(6回)
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昭和39年全日本6人制バレーボール総合選手権(しょうわ39ねん ぜんにほん6にんせいバレーボールそうごうせんしゅけん)は、1964年8月27日から8月30日にかけて行われた第7回目の全日本6人制バレーボール総合選手権である。この年は東京オリンピック開催年にあたり、国民体育大会秋大会と同様に例年よりも開催時期を繰り上げて実施した。

概要

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  • 日程: 1964年8月27日 - 8月30日
  • 会場: 男子: 川崎市体育館、日本鋼管体育館。女子: 東京体育館、駒沢屋内球技場
  • 参加チーム: 男子: 48チーム、女子: 44チーム

試合方法

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11-12チーム×4ゾーンに組み分けされたゾーントーナメント戦を戦い、各ゾーン1位チームによる決勝リーグ戦で優勝を決定する。

男子

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参加チームと組み合わせ

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No. Aゾーン Bゾーン Cゾーン Dゾーン
チーム名 都道府県名 チーム名 都道府県名 チーム名 都道府県名 チーム名 都道府県名
1 宇都宮大学 栃木県 桐葉クラブ 岩手県 富士製鉄室蘭 北海道 秋田工業高校 秋田県
2 群馬大学 群馬県 慶応大学 東京都 日体クラブ 宮城県 白河農業高校 福島県
3 埼玉大学 埼玉県 富士フイルム 神奈川県 東京電器 山形県 日立製作所日立 茨城県
4 シチズン時計 東京都 長野電鉄 長野県 順天堂大学 千葉県 明治大学 東京都
5 中央大学 東京都 住友軽金属 愛知県 早稲田大学 東京都 日本大学 東京都
6 森永製菓 神奈川県 東芝三重 三重県 中央大学附属高校 東京都 日本鋼管 神奈川県
7 松下電器 大阪府 膳所高校OB 滋賀県 古河電工 神奈川県 水沢化学 新潟県
8 冠山クラブ 奈良県 同志社大学 京都府 日本カーバイド 富山県 福井農林高校 福井県
9 倉レ倉敷 岡山県 三菱電機伊丹 兵庫県 岐阜北高校クラブ 岐阜県 浜松西高校 静岡県
10 帝人三原 広島県 帝人岩国 山口県 東レ九鱗会 滋賀県 関西学院大学 兵庫県
11 住友金属 福岡県 帝人松山 愛媛県 三洋電機 大阪府 東亜燃料 和歌山県
12 旭化成旭陽会 宮崎県 三菱電機長崎 長崎県 青谷高校 鳥取県 崇徳高校 広島県

予選トーナメント

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Aゾーン

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1回戦
#101
シチズン時計 2 - 0
(15-0)
(15-4)
冠山クラブ
#102
旭化成旭陽会 2 - 0
(15-3)
(15-3)
埼玉大学
#103
倉レ倉敷 2 - 0
(15-13)
(15-4)
宇都宮大学
#104
帝人三原 2 - 0
(15-0)
(15-3)
群馬大学
2回戦
#105
松下電器 2 - 0
(15-7)
(15-9)
シチズン時計
#106
旭化成旭陽会 2 - 0
(15-10)
(15-10)
森永製菓
#107
住友金属 2 - 0
(15-1)
(15-2)
倉レ倉敷
#108
中央大学 2 - 0
(17-15)
(15-8)
帝人三原
3回戦
#109
松下電器 2 - 0
(15-8)
(15-10)
旭化成旭陽会
#110
中央大学 2 - 0
(15-13)
(15-4)
住友金属
決勝
#111
松下電器 3 - 0
(16-14)
(15-4)
(15-7)
中央大学

Bゾーン

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1回戦
#112
住友軽金属 2 - 0
(15-5)
(15-9)
膳所高校OB
#113
帝人松山 2 - 1
(15-4)
(12-15)
(15-9)
桐葉クラブ
#114
同志社大学 2 - 0
(15-13)
(15-7)
東芝三重
#115
三菱電機伊丹 2 - 0
(15-5)
(15-5)
三菱電機長崎
2回戦
#116
慶応大学 2 - 0
(15-2)
(15-10)
住友軽金属
#117
帝人松山 2 - 1
(15-6)
(9-15)
(15-12)
帝人岩国
#118
同志社大学 2 - 0
(15-9)
(15-4)
長野電鉄
#119
富士フイルム 2 - 0
(15-3)
(15-7)
三菱電機伊丹
3回戦
#120
慶応大学 2 - 0
(15-5)
(15-1)
帝人松山
#121
富士フイルム 2 - 0
(15-8)
(15-4)
同志社大学
決勝
#122
富士フイルム 3 - 1
(18-20)
(15-9)
(15-12)
(15-12)
慶応大学

Cゾーン

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1回戦
#123
早稲田大学 2 - 0
(15-1)
(15-10)
日体クラブ
#124
三洋電機 2 - 0
(15-0)
(15-0)
青谷高校
#125
岐阜北高校クラブ 2 - 0
(15-2)
(15-1)
東京電器
#126
日本カーバイド 2 - 1
(10-15)
(16-14)
(15-10)
古河電工
2回戦
#127
東レ九鱗会 2 - 0
(15-8)
(15-9)
早稲田大学
#128
三洋電機 2 - 0
(15-12)
(15-7)
富士製鉄室蘭
#129
順天堂大学 2 - 0
(15-10)
(15-9)
岐阜北高校クラブ
#130
中央大学附属高校 2 - 0
(15-8)
(15-11)
日本カーバイド
3回戦
#131
東レ九鱗会 2 - 0
(15-8)
(15-8)
三洋電機
#132
中央大学附属高校 2 - 0
(15-5)
(15-5)
順天堂大学
決勝
#133
東レ九鱗会 3 - 0
(15-10)
(19-17)
(15-6)
中央大学附属高校

Dゾーン

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1回戦
#134
明治大学 2 - 0
(15-1)
(15-1)
福井農林高校
#135
水沢化学 2 - 0
(15-6)
(15-6)
東亜燃料
#136
関西学院大学 2 - 0
(15-3)
(15-5)
白河農業高校
#137
日本大学 2 - 0
(15-1)
(15-1)
秋田工業高校
2回戦
#138
日本鋼管 2 - 0
(15-5)
(15-10)
明治大学
#139
浜松西高校 2 - 1
(15-11)
(1-15)
(15-8)
水沢化学
#140
関西学院大学 2 - 0
(15-8)
(15-0)
日立製作所日立
#141
日本大学 2 - 0
(15-9)
(15-2)
崇徳高校
3回戦
#142
日本鋼管 2 - 0
(15-9)
(15-0)
浜松西高校
#143
日本大学 2 - 1
(13-15)
(15-6)
(15-11)
関西学院大学
決勝
#144
日本鋼管 3 - 0
(15-7)
(15-8)
(15-7)
日本大学

決勝リーグ

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#151
松下電器
(1勝)
3 - 2
(15-9)
(15-17)
(10-15)
(15-8)
(15-4)
日本鋼管
(1敗)
#152
富士フイルム
(1勝)
3 - 0
(15-13)
(15-13)
(15-6)
東レ九鱗会
(1敗)
#153
松下電器
(2勝)
3 - 1
(8-15)
(15-5)
(15-9)
(15-10)
東レ九鱗会
(2敗)
#154
富士フイルム
(2勝)
3 - 1
(8-15)
(15-7)
(15-12)
(15-5)
日本鋼管
(2敗)
#155
日本鋼管
(1勝2敗)
3 - 2
(6-15)
(9-15)
(15-11)
(15-11)
(15-11)
東レ九鱗会
(3敗)
#156
松下電器
(3勝)
3 - 1
(10-15)
(15-6)
(15-11)
(15-2)
富士フイルム
(2勝1敗)

最終順位

[編集]
順位 チーム名 備考
優勝 松下電器 初優勝
準優勝 富士フイルム・プラネッツ
3位 日本鋼管
4位 東レ九鱗会

女子

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参加チームと組み合わせ

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No. Aゾーン Bゾーン Cゾーン Dゾーン
チーム名 都道府県名 チーム名 都道府県名 チーム名 都道府県名 チーム名 都道府県名
1 紫波高校 岩手県 由利高校 秋田県 三馬ゴム 北海道 塩釜女子高校 宮城県
2 大宮高校 埼玉県 大成女子高校 茨城県 専売山形 山形県 宇都宮中央女子高校 栃木県
3 千葉明徳高校 千葉県 東京三洋電機 群馬県 東邦レース 埼玉県 武蔵クラブ 東京都
4 日本体育大学 東京都 朝日生命 東京都 ヤシカ 東京都 日本鋼管 神奈川県
5 日清紡富山 富山県 東洋紡敦賀 福井県 東京教育大学 東京都 高田北城高校 新潟県
6 帝人名古屋 愛知県 三協精機 長野県 甲府湯田高校 山梨県 岐阜県庁 岐阜県
7 東レ九鱗会 滋賀県 甲子園学院高校 兵庫県 亀山高校 三重県 藤枝西高校 静岡県
8 日本レイヨン 京都府 倉紡倉敷 岡山県 東洋紡守口 大阪府 鐘紡四日市 三重県
9 ニチボー貝塚 大阪府 林兼産業 山口県 武庫川女子大学 兵庫県 今治明徳高校 愛媛県
10 片山女子高校 岡山県 松山女子商業高校 愛媛県 白藤クラブ 奈良県 サロンパス 佐賀県
11 帝人三原 広島県 柳城クラブ 福岡県 旭化成 宮崎県 別府女子高校 大分県

予選トーナメント

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Aゾーン

[編集]
1回戦
#201
片山女子高校 2 - 0
(15-3)
(15-4)
紫波高校
#202
帝人名古屋 2 - 0
(15-1)
(15-9)
大宮高校
#203
帝人三原 2 - 0
(15-3)
(16-14)
日本レイヨン
2回戦
#204
ニチボー貝塚 2 - 0
(15-0)
(15-0)
片山女子高校
#205
帝人名古屋 2 - 0
(15-3)
(15-5)
日清紡富山
#206
東レ九鱗会 2 - 0
(15-3)
(15-7)
千葉明徳高校
#207
日本体育大学 2 - 1
(15-11)
(6-15)
(15-6)
帝人三原
3回戦
#208
ニチボー貝塚 2 - 0
(15-2)
(15-3)
帝人名古屋
#209
東レ九鱗会 2 - 1
(15-7)
(7-15)
(15-10)
日本体育大学
決勝
#210
ニチボー貝塚 3 - 0
(15-4)
(15-2)
(15-4)
日本体育大学

Bゾーン

[編集]
1回戦
#211
林兼産業 2 - 0
(15-3)
(16-14)
甲子園学院高校
#212
三協精機 2 - 0
(15-0)
(15-1)
由利高校
#213
朝日生命 2 - 0
(15-4)
(15-8)
大成女子高校
2回戦
#214
倉紡倉敷 2 - 0
(15-13)
(15-4)
林兼産業
#215
東京三洋電機 2 - 0
(15-0)
(15-1)
松山女子商業高校
#216
三協精機 2 - 0
(15-2)
(15-1)
柳城クラブ
#217
東洋紡敦賀 2 - 0
(15-12)
(15-7)
朝日生命
3回戦
#218
倉紡倉敷 2 - 0
(15-3)
(15-3)
東京三洋電機
#219
三協精機 2 - 0
(15-9)
(15-12)
東洋紡敦賀
決勝
#220
倉紡倉敷 3 - 0
(15-12)
(15-5)
(15-4)
三協精機

Cゾーン

[編集]
1回戦
#221
武庫川女子大学 2 - 0
(15-2)
(15-8)
甲府湯田高校
#222
東邦レース 2 - 0
(15-13)
(15-4)
専売山形
#223
旭化成 2 - 0
(15-5)
(15-9)
三馬ゴム
2回戦
#224
ヤシカ 2 - 0
(15-4)
(15-5)
武庫川女子大学
#225
東邦レース 2 - 0
(15-6)
(15-6)
亀山高校
#226
東洋紡守口 2 - 0
(15-0)
(15-1)
白藤クラブ
#227
旭化成 2 - 0
(15-13)
(15-8)
東京教育大学
3回戦
#228
ヤシカ 2 - 0
(15-11)
(15-0)
東邦レース
#229
東洋紡守口 2 - 0
(15-10)
(15-10)
旭化成
決勝
#230
ヤシカ 3 - 1
(15-5)
(15-7)
(10-15)
(15-7)
東洋紡守口

Dゾーン

[編集]
1回戦
#231
サロンパス 2 - 1
(15-8)
(9-15)
(15-11)
塩釜女子高校
#232
藤枝西高校 2 - 0
(15-8)
(15-8)
宇都宮中央女子高校
#233
武蔵クラブ 2 - 0
(16-14)
(15-9)
今治明徳高校
2回戦
#234
鐘紡四日市 2 - 0
(15-4)
(15-7)
サロンパス
#235
岐阜県庁 2 - 0
(15-7)
(15-9)
別府女子高校
#236
日本鋼管 2 - 0
(15-0)
(15-4)
藤枝西高校
#237
武蔵クラブ 2 - 0
(15-4)
(15-4)
高田北城高校
3回戦
#238
鐘紡四日市 2 - 0
(15-3)
(15-2)
岐阜県庁
#239
日本鋼管 2 - 1
(9-15)
(15-13)
(15-12)
武蔵クラブ
決勝
#240
鐘紡四日市 3 - 1
(15-11)
(6-15)
(15-8)
(15-13)
日本鋼管

決勝リーグ

[編集]
#251
倉紡倉敷
(1勝)
3 - 1
(15-13)
(15-7)
(10-15)
(15-5)
鐘紡四日市
(1敗)
#252
ニチボー貝塚
(1勝)
3 - 0
(15-10)
(15-12)
(15-9)
ヤシカ
(1敗)
#253
ニチボー貝塚
(2勝)
3 - 0
(15-4)
(15-5)
(15-3)
鐘紡四日市
(2敗)
#254
倉紡倉敷
(2勝)
3 - 2
(13-15)
(15-10)
(6-15)
(15-12)
(15-1)
ヤシカ
(2敗)
#255
ニチボー貝塚
(3勝)
3 - 1
(13-15)
(15-6)
(15-2)
(15-9)
倉紡倉敷
(2勝1敗)
#256
ヤシカ
(1勝2敗)
3 - 0
(16-14)
(15-6)
(15-10)
鐘紡四日市
(3敗)

最終順位

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順位 チーム名 備考
優勝 ニチボー貝塚 7年連続優勝
準優勝 倉紡倉敷
3位 ヤシカ
4位 鐘紡四日市

脚注

[編集]
  • 本記事のマッチナンバーは編集の便宜上付番したものです。

参考文献

[編集]
  • VOLLEYBALL(日本バレーボール協会機関誌)1964年12月号 74-75ページ