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普洱市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中華人民共和国 雲南省 普洱市
墨江ハニ族自治県の北回帰線ランドマーク公園
墨江ハニ族自治県北回帰線ランドマーク公園
墨江ハニ族自治県北回帰線ランドマーク公園
別称:小雲南
旧称:思茅市
雲南省中の普洱市の位置
雲南省中の普洱市の位置
雲南省中の普洱市の位置
中心座標 北緯22度46分 東経101度05分 / 北緯22.767度 東経101.083度 / 22.767; 101.083
簡体字 普洱
繁体字 普洱
拼音 Pŭěr
カタカナ転写 プーアル
国家 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
雲南
行政級別 地級市
建市 2003年
改称 2007年
面積
総面積 45,385 km²
人口
総人口() 248.03 万人
経済
電話番号 879
郵便番号 665000
ナンバープレート 雲J
行政区画代碼 530800
市樹 チャノキ (普洱茶樹)[1]
市花 セッコク[1]
公式ウェブサイト http://www.puer.gov.cn/

普洱市(ふじ-し)は中華人民共和国雲南省に位置する地級市

歴史

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東南アジア地域と隣接した普洱は古くから交易で栄え、1896年光緒22年)には税関が設けられ、雲南三大税関のひとつとされた。現在は江城・瀾滄・孟連・西盟など20カ所の国境が設けられている。

2007年1月に思茅市(しぼう-し)より改称され現在に至っている。

行政区画

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1市轄区・9自治県を管轄する。

普洱市の地図

年表

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この節の出典[2][3]

寧洱専区

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普洱専区

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  • 1951年4月2日 - 寧洱専区が普洱専区に改称。(13県1設治局1設治区)
  • 1952年11月21日 (15県)
    • 寧江設治区が県制施行し、寧江県となる。
    • 滄源設治局が県制施行し、滄源県となる。
  • 1952年11月25日 - 滄源県が緬寧専区に編入。(14県)
  • 1953年3月28日 - 普洱専区が思茅専区に改称。

思茅専区(1953年-1957年)

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  • 1953年4月7日 - 瀾滄県の一部が分立し、瀾滄ラフ族自治区が発足。(14県1自治区)
  • 1953年7月11日 - 寧江県が瀾滄ラフ族自治区・仏海県に分割編入。(13県1自治区)
  • 1953年11月3日 - 六順県が思茅県・車里県に分割編入。(12県1自治区)
  • 1954年5月18日 - 江城県が自治区に移行し、江城ハニ族イ族自治区となる。(11県2自治区)
  • 1954年5月31日 - 瀾滄県の一部が分立し、孟連タイ族ラフ族カワ族自治区が発足。(11県3自治区)
  • 1954年9月1日 (7県3自治区)
    • 車里県・南嶠県・仏海県・鎮越県がシーサンパンナ・タイ族自治区に編入。
    • 江城ハニ族イ族自治区・思茅県の各一部がシーサンパンナ・タイ族自治区車里県に編入。
    • 思茅県の一部がシーサンパンナ・タイ族自治区鎮越県に編入。
  • 1955年1月13日 - 瀾滄県が瀾滄ラフ族自治区に編入。(6県3自治区)
  • 1955年6月1日 - 江城ハニ族イ族自治区が県制施行し、江城ハニ族イ族自治県となる。(6県1自治県2自治区)
  • 1956年5月29日 - 墨江県の一部が紅河ハニ族自治区紅河県元陽県の各一部と合併し、紅河ハニ族自治区六村弁事処となる。(6県1自治県2自治区)
  • 1956年10月 - 瀾滄ラフ族自治区の一部が分立し、西盟山区が発足。(6県1自治県2自治区1山区)
  • 1957年10月19日 - 思茅県・普洱県・鎮沅県・景東県・景谷県・墨江県・江城ハニ族イ族自治県・瀾滄ラフ族自治区・孟連タイ族ラフ族カワ族自治区・西盟山区がシーサンパンナ・タイ族自治州に編入。

思茅地区(1964年-2003年)

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思茅市

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  • 2003年10月30日 - 思茅地区が地級市の思茅市に昇格。(1区9自治県)
    • 思茅市が区制施行し、翠雲区となる。
  • 2007年1月21日 - 思茅市が普洱市に改称。

普洱市

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交通

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航空

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道路

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鉄道

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  • 2021年12月3日に玉磨線の普洱駅が開業した。

水運

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産業

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プーアル茶の原産地として有名。タバコも収穫される。近年はコーヒー豆[5]の生産も盛んである。普洱市政府は普洱茶、花茶と並びコーヒーを「普洱3つの宝」として発信している[6]

脚注

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  1. ^ a b 定了!普洱市“市樹”為普洱茶樹、“市花”為石斛花 無綫普洱 2020年5月7日閲覧。
  2. ^ 县级以上行政区划变更情况 - 中華人民共和国民政部
  3. ^ 云南省 - 区划地名网
  4. ^ 瀾滄江によりヴィエンチャン等に通じる。
  5. ^ 「世界のコーヒー会社が、中国で熾烈な豆争奪戦」 東洋経済オンライン 2012年3月12日配信
  6. ^ 宮嶋加菜子 (2019年5月2日). “プーアル茶の産地、コーヒー畑になった 上海スタバ盛況”. 朝日新聞. https://www.asahi.com/sp/articles/ASM4C5VLCM4CUHBI039.html 2023年11月19日閲覧。 

外部リンク

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