コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

最後の恋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
最後の恋
ジャンル テレビドラマ
脚本 北川悦吏子
演出 生野慈朗
横井直行
片山修
近藤誠
出演者 中居正広
常盤貴子
オープニング 小田和正
伝えたいことがあるんだ
製作
プロデューサー 貴島誠一郎
制作 TBS
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1997年7月11日 - 9月19日
放送時間金曜日22:00 - 22:54
放送枠金曜ドラマ
放送分54分
回数11
テンプレートを表示

最後の恋』(さいごのこい)は、連続ドラマとしてはTBS系列の金曜ドラマ枠(毎週金曜日22:00 - 22:54)で1997年7月11日から9月19日まで放送された日本のテレビドラマ北川悦吏子脚本。主演は中居正広常盤貴子。それに先駆け、同年5月12日に同じTBSで『月曜ドラマスペシャル』で放送された萩原健一主演の同名ドラマも存在したが、こちらは村松友視原作の同名小説をドラマ化した物であり、全くの別内容である。

1997年12月22日から12月26日には、『最後の恋 完全保存版』として、全4回にわたる総集編を放送した。また、このドラマは脚本家の北川が、中居正広で恋愛ドラマを書きたいと懇願し実現したもので[1]、中居にとって初めての恋愛ドラマだった。このドラマを原作として1997年に角川書店からノベライズ単行本が刊行され、その後、角川文庫にも所収されている。

内容

[編集]

弟の手術代のためにホテトル嬢になった女と、そのことを知った医学生の、切なくてピュアな恋物語。

医学部6年生の夏目(中居正広)は、同じポリクリ仲間の美紗子(細川直美)に、デートの約束をすっぽかされる。そこに、「女、買わない?」と声をかけてきたのがアキ(常盤貴子)だった。数日後、2人は夏目のいる大学病院で再会する。

キャスト

[編集]

スタッフ

[編集]

放送日程

[編集]
各話 放送日 サブタイトル 演出 視聴率
第1話 1997年7月11日 売春 生野慈朗 19.0%
第2話 1997年7月18日 僕が君を守る 16.0%
第3話 1997年7月25日 会いたくて… 横井直行 17.7%
第4話 1997年8月1日 初めてのキッス 片山修 16.4%
第5話 1997年8月8日 ふたりの夜 生野慈朗 12.5%
第6話 1997年8月15日 天国の涙 14.5%
第7話 1997年8月22日 忍び寄る過去 横井直行 17.2%
第8話 1997年8月29日 愛が壊れる 17.2%
第9話 1997年9月5日 別れ 近藤誠 17.2%
第10話 1997年9月12日 新しい愛 生野慈朗 17.2%
最終話 1997年9月19日 祈り 20.4%
平均視聴率 16.8%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)

受賞歴

[編集]

(※参考)『最後の恋』単発ドラマ

[編集]

1997年5月12日にも『月曜ドラマスペシャル』で『最後の恋 単身赴任課長が愛した女は人妻だった!妻子持ちの管理職ギリギリの選択』のタイトルで放送された。

キャスト

関連商品

[編集]
  • 「最後の恋」DVD-BOX

脚注

[編集]
  1. ^ Twitter / 北川悦吏子: 私が懇願して書かせてもらったのは、実は、スマップの中居くんです。「最後の恋」という作品でした。 ...”. 2016年4月8日閲覧。
  2. ^ 当時は新人俳優だったためか、番組初期ではテロップにも(新人)の表記が付加されていた。なお川岡は本作と同時期にフジテレビで放送されていた『ビーチボーイズ』にも掛け持ちで出演している。

外部リンク

[編集]
TBS 金曜ドラマ
前番組 番組名 次番組
ふぞろいの林檎たちⅣ
(1997.4.11 - 1997.7.4)
最後の恋
(1997.7.11 - 1997.9.19)
青い鳥
(1997.10.10 - 1997.12.19)