松代駅
表示
松代駅 | |
---|---|
駅舎(2004年2月) | |
まつしろ MATSUSHIRO | |
◄Y5 象山口 (1.1 km) (3.1 km) 金井山 Y7► | |
所在地 | 長野県長野市松代町松代70 |
駅番号 | Y6 |
所属事業者 | 長野電鉄 |
所属路線 | 屋代線 |
キロ程 | 8.6 km(屋代起点) |
電報略号 | マシ[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
333人/日(降車客含まず) -2010年- |
開業年月日 | 1922年(大正11年)6月10日[1] |
廃止年月日 | 2012年(平成24年)4月1日[1] |
松代駅(まつしろえき)は、長野県長野市松代町松代にあった長野電鉄屋代線の駅(廃駅)である[1]。駅番号はY6。
路線が廃止となった後も、駅舎やホーム等の設備は残され観光案内所やバスの待合所として利用されている。線路は撤去され旧駅構内は松代城公園の駐車場として利用されている。以下、駅に関する記述はいずれも鉄道駅としての営業当時のものである。
歴史
[編集]- 1922年(大正11年)6月10日:河東鉄道により開業[1]。
- 1926年(大正15年)9月30日:河東鉄道と長野電気鉄道の合併により、長野電鉄が発足したことに伴い、河東線の駅となる。
- 1973年(昭和48年)4月1日:貨物営業廃止。
- 1983年(昭和58年)8月14日:手小荷物営業廃止。
- 2002年(平成14年)9月18日:路線名改称により屋代線の駅となる。
- 2012年(平成24年)4月1日:屋代線廃止により廃駅[1]。
駅構造
[編集]単式・島式の複合2面3線のホームと留置線を有する地上駅[1]。有人駅であった[1](駅員配置時間は7:00-21:00)。戦時中は不要不急線として休止される予定だったが、松代大本営建設のために休止は返上され、貨物輸送に利用された。留置線はその際に敷設されたもの。なお駅員に申請すれば、レンタサイクルを利用することが可能になっていた(17:00まで)。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■屋代線 | 上り | 綿内・屋代方面 | 早朝・深夜の当駅始発のみ |
下り | 信濃川田・須坂方面 | |||
2 | 上り | 綿内・屋代方面 | ||
3 | 下り | 信濃川田・須坂方面 |
- 付記事項
- 駅舎に一番近いホームが3番線である。
-
駅舎内部(2004年2月、改札口付近)
-
ホーム(2004年2月)
-
構内(2012年3月)
-
駅舎(2017年8月、路線廃止後)
利用状況
[編集]年間乗車人数及び1日あたり乗車人員は次のとおりであった[2]。
- 2006年度 107,648人 : 295人/日
- 2007年度 106,221人 : 290人/日
- 2008年度 110,009人 : 301人/日
- 2009年度 105,466人 : 289人/日
- 2010年度 121,696人 : 333人/日
駅周辺
[編集]廃止後
[編集]駅の設備は屋代線廃止から1年ほど残ったが、以降は駅舎と駅舎側ホームを除いて全て解体・更地化されたのち松代城など観光用駐車場に転用された。 さらに近くで三日月池の復元工事も行われている。
また、2022年から2023年の間に駅前にある松の木が枯れ、その後伐採された。
代替バスは旧駅前に発着しているほか、屋代線廃止以前からアルピコ交通による松代地区と長野市街地を結ぶバスの設定もある。
バス路線
[編集]駅前にアルピコ交通(長野支社)・長電バス・長野市乗合タクシー・ぐるりん号の松代駅停留所がある。
- アルピコ交通
- 長電バス
- 長野市乗合タクシー
- 松代ぐるりん号
隣の駅
[編集]脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ながでんバス 屋代須坂線 - ウェイバックマシン(2017年1月21日アーカイブ分)
- アルピコグループ 松代駅 バスのりばご案内 - ウェイバックマシン(2020年1月5日アーカイブ分)