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綿内駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
綿内駅
駅舎(2009年6月)
わたうち
WATAUCHI
Y10 若穂 (1.7 km)
(2.5 km) 井上 Y12
地図
所在地 長野県長野市若穂綿内[1]6472-2
北緯36度37分30.5秒 東経138度15分34.5秒 / 北緯36.625139度 東経138.259583度 / 36.625139; 138.259583座標: 北緯36度37分30.5秒 東経138度15分34.5秒 / 北緯36.625139度 東経138.259583度 / 36.625139; 138.259583
駅番号 Y11
所属事業者 長野電鉄
所属路線 屋代線
キロ程 18.9 km(屋代起点)
電報略号 ワウ[1]
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
139人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1922年大正11年)6月10日[1]
廃止年月日 2012年平成24年)4月1日[1]
備考 終日駅員無配置駅[1]
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綿内駅(わたうちえき)は、長野県長野市若穂綿内にあった長野電鉄屋代線[1]。同線の廃止と共に廃駅となった。駅番号Y11

歴史

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駅構造

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相対式ホーム2面2線及び留置線を有していた地上駅[1]。かつては有人駅であり、無人化後は事務室跡を利用して駅舎内にKUMONの教室が設置されていた(駅廃止と同時に移転)。

待合室部分は長電バスの待合室としても利用していた。

駅舎室内に『ここはわたうちのえきです』と時刻にあたる部位に1文字ごと書かれた独特な時計があったが、駅舎取り壊しに伴いホームがあった場所に新設された東屋に移設された。

廃止時点ののりば

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番線 路線 方向 行先
1 屋代線 上り 松代屋代方面
2 下り 須坂長野方面

駅舎の解体

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屋代線廃線後、駅舎(床面積68m2)は長野市の所有となった[2]。駅舎の活用も検討されたが老朽化や防犯上の理由から2020年10月に解体されることになった[2]。長野市の計画では旧駅敷地(約1万m2)を「千曲川新道」の一部として遊歩道や自転車道を整備し、善光寺御開帳の際の臨時駐車場とする方針である[2]

利用状況

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年間乗車人数及び1日あたり乗車人員は次のとおりであった[3]

  • 2006年度 47,529人 : 130人/日
  • 2007年度 50,949人 : 139人/日
  • 2008年度 45,349人 : 124人/日
  • 2009年度 47,880人 : 131人/日
  • 2010年度 50,761人 : 139人/日

駅周辺

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バス路線

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長電バス

廃止後

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屋代線廃止後は鉄道代替バスの屋代須坂線と綿内屋島線が設定されており両路線の乗り継ぎ点となっている。 駅前にある旧西友駐車場をバスの転回場所として使用している。

駅舎は学習塾が入居していた時期もあり、しばらく残ったが老朽化を理由に解体され更地化された。 駅舎内にあった独特な時計は駅構内だった場所につくられた東屋に移設されている。 なお、屋代方面は若穂駅跡までサイクリングロードに転用された。

隣の駅

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長野電鉄
屋代線
若穂駅 (Y10) - 綿内駅 (Y11) - 井上駅 (Y12)

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、301頁。ISBN 9784784071647 
  2. ^ a b c d “旧屋代線「綿内駅」解体へ 25〜30日に歴史振り返る展示(北陸信越観光ナビ)”. 信濃毎日新聞. (2020年9月19日). https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000025210 2020年9月20日閲覧。 
  3. ^ 「長野市統計書」による

関連項目

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