柳原真緒
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基本情報 | |||||||||
本名 |
柳原 真緒 やなぎはら まお | ||||||||
愛称 | まお | ||||||||
国籍 | 日本 | ||||||||
生年月日 | 1997年5月18日(27歳) | ||||||||
出身地 | 福井県福井市 | ||||||||
身長 | 164.0cm | ||||||||
体重 | 62.0kg | ||||||||
選手情報 | |||||||||
所属 | 日本競輪選手会福井支部 | ||||||||
ホーム | 福井 | ||||||||
期別 | 114期 | ||||||||
脚質 | 自在 | ||||||||
登録地 | |||||||||
2018- | 福井 | ||||||||
業績 | |||||||||
賞金王 | 2022 | ||||||||
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■最終更新日:2023年1月2日 ■テンプレートを表示 |
柳原 真緒(やなぎはら まお、1997年5月18日 - )は、福井県福井市出身[1]の女子競輪選手。日本競輪選手会福井支部所属、ホームバンクは福井競輪場。日本競輪学校(当時。以下、競輪学校)第114期生。師匠は市田佳寿浩[2](76期)。
経歴
[編集]福井県立敦賀高等学校出身[1]。高校時代は陸上部に所属し、やり投げと砲丸投げを専門種目としていた。2014年第8回日本ユース陸上競技選手権大会JOCカップでは砲丸投げで5位、2015年国民体育大会やり投げでは4位の成績をおさめた[3]。トレーニングジムに通っていたとき、のちに師匠となる市田佳寿浩を紹介されたことをきっかけに競輪選手を目指すようになった[4]。
2017年1月12日、競輪学校第114回技能試験に合格[5]。在校競走成績は1位(39勝)[6]、卒業記念レースでは予選3レースを3着・1着・1着で勝ち上がり、決勝戦では大怪我で長期欠場中であった師匠の市田が会場(伊東温泉競輪場)に駆けつけて見守る中で優勝を決めた[7]。
2018年7月7日、奈良競輪場でデビューし2着。初勝利は同年7月29日の豊橋競輪場。初優勝は同年11月15日の広島競輪場で挙げた[8]。
2020年2月1日、特別競走であるガールズケイリンコレクション2020静岡ステージ出場権を賭けたガルコレトライアル(久留米)で決勝戦2着となり、初のコレクション出場権を獲得。なお、同開催を内包していた日本選手権競輪が中止となったため同開催も中止となり[9]一度は特別競走初出場が幻となってしまったものの、第36回共同通信社杯競輪最終日である9月21日に伊東温泉ステージとして代替開催された[10]ことでそのまま同開催の出場選手として選出され[11]、4着となった[12]。
2021年は8回(デビューからでは通算24回)優勝し、年間賞金額も女子19位となる1116万5000円を獲得した[13]。
2022年は、1月30日から2月1日かけて四日市競輪場で行われた、ガールズケイリンコレクション2022いわき平ステージ出場権を賭けたガルコレトライアルでは決勝戦3着となる。当初は選考順位により次点(補欠)であったが、選出されていた高木真備が引退表明をし急遽欠場したことで、繰り上がりで出場権を獲得。5月5日に行われたいわき平ステージでは、最終周回7番手での通過から大捲りを放ち最後の直線で児玉碧衣を交わして優勝、初のビッグタイトルを獲得[14]、この時点で賞金ランキングトップとなった。そして、ガールズケイリン開始10周年を記念して6月29日から7月1日にかけて平塚競輪場で行われた『ALL GIRL'S 10th Anniversary』でも、最終日第11レースのグループB決勝で優勝を果たした[15]。そして12月29日に平塚競輪場で行われたオッズパーク杯ガールズグランプリは人気になっていた児玉碧衣と佐藤水菜がともに最終第3コーナー手前で落車するアクシデントがあったが、後方にいた柳原自身は落車に巻き込まれず、第4コーナー手前で外に持ち出すと最後の直線で追い込みが決まってグランプリ初出場で初優勝を果たし[16]、ガールズケイリン初の年間獲得賞金額3000万円超えで年間賞金女王にもなった[17]。
2023年1月6日、大垣FII(ガールズケイリンコレクショントライアル)初日第12レース(予選1)で勝利し、通算200勝達成。同年1月18日時点で、通算獲得賞金は6704万7200円[18]。同年7月1日、ZOZOマリンスタジアムで始球式を務め、ノーバウンドのストライク投球を見せた[19]。
主な獲得タイトルと記録
[編集]- 2022年 - ガールズケイリンコレクション2022 いわき平ステージ(いわき平競輪場)、オッズパーク杯ガールズグランプリ2022(平塚競輪場)
- 年間賞金女王1回 - 2022年
- ガールズケイリン年間最多獲得賞金額 - 3095万5400円(2022年)
脚注
[編集]- ^ a b 藤根俊貴生徒・栁原真緒生徒 プロフィール (PDF)
- ^ “柳原真緒ガルコレ初Vの勲章を手に登場「落ち着いていけました」誕生日の初日は必勝/川崎”. 日刊スポーツ (2022年5月18日). 2022年5月18日閲覧。
- ^ 選手情報: 柳原 真緒
- ^ もっと知りたい麗しのガールズ 柳原真緒選手
- ^ 日本競輪学校第114回生徒入学試験合格者名簿 (PDF)
- ^ 競走成績戦法別一覧表総合 (PDF)
- ^ 第114回生徒卒業記念レース全着順一覧 (PDF)
- ^ 【レーサーストーリー】柳原真緒
- ^ “第74回日本選手権競輪の開催中止について”. KEIRIN.JP (2020年4月24日). 2020年4月24日閲覧。
- ^ “伊東ガールズコレクション G2共同通信社杯で実施”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2020年6月24日) 2020年6月24日閲覧。
- ^ “『ガルコレ2020伊東温泉ステージ』出場予定選手の決定!”. KEIRIN.JP (2020年6月23日). 2020年6月23日閲覧。
- ^ ガールズケイリンコレクション2020 伊東温泉ステージ 優勝は高木真備選手! - ガールズケイリン配信サイト、2020年9月21日
- ^ “2021 年(1 月~12 月)賞金取得上位 20 名一覧表(女子)” (PDF). keirin.jp (2022年1月7日). 2022年1月10日閲覧。
- ^ “『第76回日本選手権競輪(GI)レポート』 3日目編”. Keirin.jp(JKA) (2022年5月5日). 2022年5月6日閲覧。
- ^ “【ALL GIRL'S 10th Anniversary】グループBは柳原真緒選手が優勝!!”. ガールズケイリン公式サイト(JKA) (2022年7月2日). 2022年11月3日閲覧。
- ^ “【競輪】平塚ガールズグランプリは柳原真緒が初優勝 児玉碧衣、佐藤水菜が落車で波乱”. デイリースポーツ (神戸新聞社). (2022年12月29日) 2022年12月29日閲覧。
- ^ “2022年版競輪年間記録集(21頁)” (PDF). KEIRIN.JP (2023年10月31日). 2024年8月20日閲覧。
- ^ “ガールズ最優秀選手賞に柳原真緒 初のガールズグランプリ制覇&獲得賞金3000万円/競輪三賞”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2023年1月18日) 2023年1月19日閲覧。
- ^ 千葉ロッテマリーンズ [@chibalotte] (2023年7月1日). "本日のファーストピッチセレモニー". X(旧Twitter)より2023年12月19日閲覧。
外部リンク
[編集]- 選手情報: 柳原 真緒 - KEIRIN.JP