棚倉町立図書館
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棚倉町立図書館 | |
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施設情報 | |
事業主体 | 棚倉町 |
建物設計 | 鈴木伸幸建築事務所 |
延床面積 | 1,467.60 m2 |
開館 | 2013年7月1日 |
所在地 |
〒963-6131 福島県東白川郡棚倉町大字棚倉字新町21番地1 |
位置 | 北緯37度2分6.8秒 東経140度22分59.5秒 / 北緯37.035222度 東経140.383194度座標: 北緯37度2分6.8秒 東経140度22分59.5秒 / 北緯37.035222度 東経140.383194度 |
ISIL | JP-1000427[1] |
統計情報 | |
蔵書数 | 約6万冊[2](2014年時点) |
公式サイト | 棚倉町立図書館 |
地図 | |
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館 |
棚倉町立図書館(たなぐらちょうりつとしょかん)は、福島県東白川郡棚倉町の公共図書館である。1979年1月19日に、福島県内初の町立図書館として開館した[3][4]。2013年7月1日には磐城棚倉駅前に新築移転した[5][6]。
2006年当時の蔵書数は約4万8000点[7]、新築移転後の2014年の時点では約6万点とされる[2]。
沿革
[編集]1979年1月19日に、それまで公民館が所蔵していた約3000冊と、福島県立図書館から導入された約5000冊の蔵書を揃え、福島県内初の町立図書館として[4]、棚倉城跡の公民館の隣地に開館した[2]。
1981年には、町域内の周縁部にある地区の一般家庭に「小さなとしょかん巡回文庫」を設置し、地域住民が使用できる体制を取り始めた[7]。各地区に置かれる蔵書は、2か月ごとに入れ替えられ、常時100冊から150冊程度が配置されており、2004年度における「巡回文庫」の貸し出し実績は、全地区合計で3000冊超であった[7]。
2011年3月11日の東日本大震災では隣地にあった公民館が被災し、取り壊しを余儀なくされた[2]。それ以前から、閲覧スペースの充実を求める利用者の声があったこともあり、公民館としての機能を併せもった新図書館の建設が、震災直後から構想され[2]、2013年7月1日に磐城棚倉駅前に新たな町立図書館が開館した[5][6]。
施設
[編集]棚倉町立図書館 | |
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情報 | |
設計者 | 鈴木伸幸建築事務所 |
施工 | 藤田建設工業 |
構造形式 | 木造平屋建て |
敷地面積 | 2,418.91 m² [6] |
建築面積 | 1,634.08 m² [6] |
延床面積 | 1,467.60 m² [6] |
所在地 |
〒963-6131 福島県白川郡棚倉町大字棚倉字新町21番地1 |
利用案内
[編集]- 開館時間
- 9時-19時
- 休館日
- 月曜日(月曜日が国民の祝日に関する法律に規定する日に当たるときは、その翌日)、12月29日から1月3日まで
- 冊数・期間
- 5点まで14日
脚注
[編集]- ^ “ISIL管理台帳ファイル”. 国立国会図書館 (2019年12月10日). 2020年1月18日閲覧。
- ^ a b c d e 藤田直一、矢賀部仁「棚倉町立図書館 特色のある図書館を目指して」『PASSION』第36号、金剛、2014年、24-27頁、2020年1月18日閲覧。
- ^ 成井哲郎 (1991年4月25日). “[記者の目]北村春江さんの芦屋市長当選 女性の時代へ扉を開いたか”. 毎日新聞・東京朝刊: p. 4. "棚倉町の藤田満寿恵町長は、福島県内の町としては初めて図書館を造り、町の年間予算に匹敵する建設費三十六億円の宿泊施設付きスポーツプラザを造ってあっといわせた。" - 毎索にて閲覧
- ^ a b “あす喜びのオープン 県内初の町立図書館”. 夕刊たなぐら: p. 1. (1979年1月18日)
- ^ a b “棚倉町立図書館 1日オープン”. 東白日報: p. 1. (2013年6月29日)
- ^ a b c d e “町立図書館 きょう、堂々オープン”. 夕刊たなぐら: p. 1. (2013年7月1日)
- ^ a b c “巡回文庫25年 図書館蔵書、家庭を間借り 棚倉町の16地区”. 読売新聞・東京朝刊・福島. (2006年1月28日) - ヨミダス歴史館にて閲覧