磐城棚倉駅
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磐城棚倉駅 | |
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駅舎(2022年3月) | |
いわきたなくら Iwaki-Tanakura | |
◄中豊 (1.7 km) (6.5 km) 磐城浅川► | |
福島県東白川郡棚倉町大字棚倉字北町56 | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■水郡線 |
キロ程 | 90.5 km(水戸起点) |
電報略号 | キナ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
122人/日(降車客含まず) -2020年- |
開業年月日 | 1916年(大正5年)11月29日 |
備考 | 無人駅[2](乗車駅証明書発行機 有) |
磐城棚倉駅 | |
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白棚線の乗り換え案内(写真は白棚線休止後) | |
いわきたなくら Iwaki-Tanakura | |
◄金沢内 (3.7 km) | |
所属事業者 | 運輸通信省 |
所属路線 | 白棚線 |
キロ程 | 23.6 km(白河起点) |
開業年月日 | 1916年(大正5年)10月8日 |
備考 | 1944年(昭和19年)12月11日より休止 |
磐城棚倉駅(いわきたなくらえき)は、福島県東白川郡棚倉町大字棚倉字北町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)水郡線の駅である[1]。
歴史
[編集]白棚鉄道の駅として開業し、その後は鉄道省(国有鉄道)の水郡南線が乗り入れるようになった。
1944年(昭和19年)までは白棚鉄道の後身である白棚線の分岐駅で、戦後の現在はジェイアールバス関東のバス路線「白棚線」の連絡駅となっている[1]。
年表
[編集]- 1916年(大正5年)11月29日:白棚鉄道の駅として開業[3]。
- 1932年(昭和7年)11月11日:国有鉄道水郡南線が開業し、白棚鉄道に乗り入れを開始[4]。
- 1934年(昭和9年)12月4日:磐城棚倉 - 川東間の開通により、水郡線が全通[5]。
- 1938年(昭和13年)10月1日:白棚鉄道を国が借り入れ[3]。
- 1941年(昭和16年)5月1日:白棚鉄道が国有化。国有鉄道白棚線となる。
- 1944年(昭和19年)12月11日:白棚線が不要不急線として休止[3]。
- 1982年(昭和57年)10月1日:貨物の取り扱いを廃止[4]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物の扱いを廃止[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[4]。
- 1993年(平成5年)1月25日:みどりの窓口の営業を開始[6]。
- 2018年(平成30年)10月31日:みどりの窓口の営業を終了[7]。
- 2022年(令和4年)3月12日:終日無人化[2]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地上駅となっている。ホームは旅客上屋付きで、駅舎とホームは屋根付きの跨線橋で連絡している。無人駅[2]である(水郡線統括センター〈常陸大子駅〉管理)。無人化される前までは、JR東日本ステーションサービス受託の業務委託駅であった[8]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■水郡線 | 上り | 常陸大子・水戸方面[9] |
2 | 下り | 郡山方面[9] |
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改札口(2022年3月)
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待合室(2022年3月)
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ホーム(2022年3月)
利用状況
[編集]JR東日本によると、2000年度(平成12年度)- 2020年度(令和2年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
1日平均乗車人員推移 | ||||
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年度 | 定期外 | 定期 | 合計 | 出典 |
2000年(平成12年) | 375 | [利用客数 1] | ||
2001年(平成13年) | 302 | [利用客数 2] | ||
2002年(平成14年) | 238 | [利用客数 3] | ||
2003年(平成15年) | 213 | [利用客数 4] | ||
2004年(平成16年) | 210 | [利用客数 5] | ||
2005年(平成17年) | 194 | [利用客数 6] | ||
2006年(平成18年) | 198 | [利用客数 7] | ||
2007年(平成19年) | 201 | [利用客数 8] | ||
2008年(平成20年) | 218 | [利用客数 9] | ||
2009年(平成21年) | 190 | [利用客数 10] | ||
2010年(平成22年) | 190 | [利用客数 11] | ||
2011年(平成23年) | 180 | [利用客数 12] | ||
2012年(平成24年) | 49 | 144 | 193 | [利用客数 13] |
2013年(平成25年) | 50 | 134 | 184 | [利用客数 14] |
2014年(平成26年) | 50 | 131 | 182 | [利用客数 15] |
2015年(平成27年) | 49 | 141 | 191 | [利用客数 16] |
2016年(平成28年) | 50 | 157 | 208 | [利用客数 17] |
2017年(平成29年) | 49 | 146 | 195 | [利用客数 18] |
2018年(平成30年) | 41 | 124 | 166 | [利用客数 19] |
2019年(令和元年) | 31 | 116 | 147 | [利用客数 20] |
2020年(令和 | 2年)20 | 102 | 122 | [利用客数 21] |
駅周辺
[編集]- 福島県道25号棚倉鮫川線
- 福島県道177号磐城棚倉停車場線
- 棚倉郵便局
- 棚倉町役場
- 保健福祉センター
- 棚倉町立図書館
- 福島県棚倉合同庁舎
- 棚倉町総合体育館
- 棚倉城跡
- 赤舘城跡
- ヨークベニマル棚倉店
バス路線
[編集]駅ロータリー上にのりばがあり、JRバス関東(白棚線)と鮫川村村営バスの路線が発着している。旧国道118号線上には福島交通「棚倉駅前」停留所がある。
その他
[編集]駅名は「たなくら」と「く」が清音だが、棚倉町の読みは「たなぐら」と濁音である。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]- ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 42号 水戸駅・常陸太田駅・高萩駅ほか74駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月9日、26頁。
- ^ a b c 「【鉄路と生きる(39)】第4部 水郡線 自転車と乗車 強みに 無人駅も対象 沿線活性化に期待」『福島民報』2023年5月6日。オリジナルの2023年8月18日時点におけるアーカイブ。2023年8月18日閲覧。
- ^ a b c 停車場変遷大事典、472頁
- ^ a b c d 停車場変遷大事典、442頁
- ^ 佐久間一輝「SL:水郡線に「C61形」 全線開通80周年記念 12月5〜7日に水戸 - 常陸大子駅間運行」『毎日新聞』2014年7月19日。
- ^ 「「みどりの窓口」常磐線6駅に開設 JR水戸支社」『交通新聞』交通新聞社、1992年12月18日、3面。
- ^ “駅の情報(磐城棚倉駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2018年10月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月25日閲覧。
- ^ “事業エリアマップ” (PDF). JR東日本ステーションサービス (2022年2月1日). 2022年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月21日閲覧。
- ^ a b “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(磐城棚倉駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年11月20日閲覧。
利用状況
[編集]- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月16日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月28日閲覧。
参考文献
[編集]- 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(磐城棚倉駅):JR東日本