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森万吉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

森 万吉(萬吉、もり まんきち、1883年明治16年)3月8日[1][2] - 没年不明)は、明治時代後期から昭和時代前期の台湾総督府官僚台南市尹花蓮港庁長。

経歴

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東京府荏原郡馬込村(馬込町東京市大森区を経て、現東京都大田区)に生まれる[1][2]1907年(明治40年)3月、台湾総督府雇となり、同年7月、文官普通試験に合格する[1]1908年(明治41年)4月、統計講習会を修了し、土木局勤務を拝命する[1]。ついで臨時台湾工事部書記、土木局庶務課勤務、台北庁属、内務局土木課庶務係長などを経て、1924年(大正13年)12月、新竹州苗栗郡守となる[1]1926年(大正15年)1月、台南州虎尾郡守、1928年(昭和3年)9月、台中州豊原郡守を経て[1]1932年(昭和7年)4月、台南市尹に就任[2]1933年(昭和8年)10月、花蓮港庁長に転じ、1934年(昭和9年)9月に退官した[2]。退官後は、嘉南大圳理事や台湾拓殖台南支店長を務めた[2]

脚注

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  1. ^ a b c d e f 原 1931, 31頁.
  2. ^ a b c d e 台湾新民報社 1937, 359頁.

参考文献

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