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横浜市交通局1000型電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
横浜市交通局1000型電車
横浜市交通局1000型電車
横浜市電保存館に保存されている1007号車
2023年撮影)
基本情報
運用者 横浜市交通局
製造所 雨宮製作所蒲田車両
製造年 1928年
製造数  20両(1000 - 1019)
廃車1970年
主要諸元
軌間 1,372mm
電気方式 直流600 V
架空電車線方式
車両定員  120人
全長 13,400 mm
全幅 2,438 mm
全高 3,733 mm
駆動方式 吊り掛け駆動方式
備考 主要数値は[1][2][3][4][5]に基づく。
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横浜市交通局1000型電車(よこはましこうつうきょく1000がたでんしゃ)は、かつて横浜市交通局が所有していた路面電車である横浜市電電車[1][3]

概要

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1928年(昭和3年)に関東大震災復興事業により市電初のボギー車として登場した車両。屋根は曲面アーチを採用し、中部に入口専用扉を設けた。[5]車体幅は500型と同一の兄弟車でもある。[6]

運用

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登場時では過剰な大型車であり持て余した。[7]。 1934年(昭和9年)に入口の幅をつめて出入り口に改造し、昭和17年には中部車掌が配置された。1951年(昭和26年)に再び入口専用とし、自動ドアに改造された。 この車両は馬力が小さいため、主に10系統などの平坦な路線を中心に運用され1970年(昭和45年)まで使用された。[5]

保存車

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現在1007号車が横浜市電保存館に展示されている。[1]

脚注

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  1. ^ a b c 岡田誠一、澤内一晃 2009, p. 19-21.
  2. ^ 岡田誠一、澤内一晃 2009, p. 33.
  3. ^ a b 長谷川弘和 2001, p. 164.
  4. ^ 朝日新聞社『世界の鉄道 昭和39年版』1963年、168-169頁。 
  5. ^ a b c 横浜市電保存館の展示案内.
  6. ^ 岡田誠一、澤内一晃 2009, p. 41.
  7. ^ 長谷川弘和 2001, p. 41.