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歩兵第59連隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
歩兵第59連隊
創設 1905年
廃止 1945年
所属政体 日本の旗 日本
所属組織  大日本帝国陸軍
部隊編制単位 連隊
兵科 歩兵
所在地 習志野 - 宇都宮
通称号/略称 照7768
上級単位 第15師団 - 第14師団
最終位置 パラオ本島とコロール島
戦歴 日露 - シベリア出兵 - 満州事変 - 第一次上海事変 - 日中 - 第二次世界大戦
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歩兵第59連隊(ほへいだい59れんたい、歩兵第五十九聯隊)は、大日本帝国陸軍連隊のひとつ。

沿革

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7月17日 - 動員下令
8月8日 - 軍旗拝受
9月2日 - 大連に上陸、休戦後は韓国駐剳軍(後の朝鮮駐剳軍)の隷下となって京城の警備に就く
3月7日 - 第一次上海事変のため上海に上陸
5月5日 - 停戦協定が成立、以後は満州に派遣される
9月3日 - 塘沽に上陸、北京、永定河渡河戦などに参加
3月 - パラオ諸島への転進が決まる
4月24日 - 師団がパラオに到着、連隊本部や第1大隊はアンガウル島の守備に、第2大隊は師団直轄となる
7月20日 - アンガウル守備隊はパラオ本島(バベルダオブ島)への転進することとなり、第1大隊および他部隊と海軍部隊が残置される
10月19日 - 第1大隊は玉砕する
8月 - 終戦

歴代連隊長

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歴代の連隊長
(特記ない限り陸軍大佐
氏名 在任期間 備考
1 清水金生 1905.7.17 - 1907.8.14 中佐、1906.12.大佐
2 岩満仲太郎 1907.8.14 - 1912.9.28 中佐、1907.11.大佐
3 土橋彪 1912.9.28 - 1913.8.22
4 国司精造 1913.8.22 - 1918.6.10 少将進級[2]
5 生沼昭次 1918.6.10 -
6 松尾伝蔵 1919.3.25 - 1921.7.20[3]
7 星野胞治 1921.7.20 - 1923.8.6[4]
8 十時維孝 1923.8.6 -
9 林田芳太郎 1925.3.19 -
10 林茂清 1928.3.4 -
11 宮村俊雄 1931.3.11 -
12 黒田重徳 1932.8.8 -
13 冨永信政 1933.8.1 - 1935.8.1[5]
14 李垠 1935.8.1[5] -
15 坂西一良 1937.3.1 -
16 那須弓雄 1938.3.10 -
17 萩原直之 1940.3.9 -
江口八郎 1941.12.24 -

脚注

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  1. ^ 『官報』第7770号、明治42年5月22日。
  2. ^ 『官報』第1756号、大正7年6月11日。
  3. ^ 『官報』第2692号、大正10年7月21日。
  4. ^ 『官報』第3306号、大正12年8月7日。
  5. ^ a b 『官報』第2575号、昭和10年8月2日。

関連項目

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参考文献

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  • 『日本陸軍連隊総覧 歩兵編(別冊歴史読本)』新人物往来社、1990年。
  • 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
  • 官報