永井学
永井 学 ながい まなぶ | |
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生年月日 | 1974年5月7日(50歳) |
出生地 | 日本 山梨県甲府市 |
出身校 | 國學院大學法学部法学科卒業 |
前職 |
エフエム富士記者 横内正明衆議院議員公設秘書 |
所属政党 |
(無所属→) 自由民主党(茂木派) |
公式サイト | 永井学事務所 |
選挙区 | 山梨県選挙区 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2022年7月26日 - 現職 |
選挙区 | 甲府市選挙区 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 2011年4月30日 - 2022年3月23日 |
永井 学(ながい まなぶ、1974年〈昭和49年〉5月7日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の参議院議員(1期)。元山梨県議会議員(3期)。
経歴
[編集]山梨県甲府市出身。山梨大学教育学部附属小学校・中学校、山梨県立甲府西高等学校、國學院大學法学部法学科を卒業。大学2年の時、横内正明衆議院議員国会事務所でアルバイトを経験。大学卒業後、株式会社エフエム富士に就職。放送記者として、山梨県政の取材を担当。また、ディレクターとして番組制作も担当した[1]。
政治家として
[編集]エフエム富士を退職後、横内正明衆議院議員事務所へ入所。公設秘書となる[1]。2007年4月8日におこなわれた山梨県議会議員選挙に甲府市選挙区から無所属で初出馬し、4,988票を獲得したが、得票数11位で落選。2011年の県議選では6,913票を獲得し、得票数4位で初当選。2013年2月、自由民主党に入党[2]。2015年の県議選では7,707票を獲得し、得票数4位で当選。2019年の県議選では6,752票を獲得し、得票数4位で当選[3]。
2022年2月23日、自民党山梨県連は同年夏の参議院選挙山梨県選挙区に向けて、永井の擁立を内定[4] 。3月10日、自民党本部は正式に公認を発表した[5]。3月23日、県議を辞職。7月10日の投開票の結果、立憲民主党現職の宮沢由佳を破り初当選を果たした[6][7][8][9][10][11][12][13]。当選後、茂木派に入会[14]。
2024年9月12日、自民党総裁選挙が告示され、旧茂木派からは会長の茂木敏充と加藤勝信の2人が立候補した。永井は茂木の推薦人に名を連ねた[15]。石破茂、高市早苗、小泉進次郎の3人が競り合う構図が固まった終盤[16]、麻生太郎は9月25日に茂木と「反石破」での連携を確認し、茂木派議員の一部も取り込んだ[17][注 1]。9月27日総裁選執行。高市が得票数1位で決選投票へ進むも、岸田文雄首相の後押しを受けた石破に敗れた[20][17]。永井は1回目の投票では茂木に投じた[21]。決選投票については、テレビ山梨の取材に対し、投票先を公表しなかった[21]。
所属団体
[編集]- 自由民主党山梨県連[1]
- 自由民主党山梨県連甲府市連[1]
- 山梨県ドッジボール協会[1]
- 山梨県野球連盟[1]
- 山梨県行政書士会[1]
- 山梨県美容業生活衛生同業組合[1]
- ボーイスカウト山梨連盟 甲府第10団[1]
所属議員連盟
[編集]- 自民党たばこ議員連盟[22]
- 日本の尊厳と国益を護る会
支援団体
[編集]- 全国たばこ販売政治連盟(組織推薦候補者)[23]
- 一般社団法人 山梨県建設業協会
- 一般社団法人 山梨県トラック協会
- 山梨県商工政治連盟
人物
[編集]選挙歴
[編集]当落 | 選挙 | 執行日 | 年齢 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 定数 | 得票順位 /候補者数 |
政党内比例順位 /政党当選者数 |
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落 | 2007年山梨県議会議員選挙 | 2007年4月8日 | 32 | 甲府市選挙区 | 無所属 | 4988票 | ーー | 9 | 11/13 | / |
当 | 2011年山梨県議会議員選挙 | 2011年4月10日 | 36 | 甲府市選挙区 | 自由民主党 | 6913票 | ーー | 9 | 4/12 | / |
当 | 2015年山梨県議会議員選挙 | 2015年4月12日 | 40 | 甲府市選挙区 | 自由民主党 | 7707票 | ーー | 9 | 4/11 | / |
当 | 2019年山梨県議会議員選挙 | 2019年4月7日 | 44 | 甲府市選挙区 | 自由民主党 | 6752票 | ーー | 9 | 4/11 | / |
当 | 第26回参議院議員通常選挙 | 2022年 7月10日 | 48 | 山梨県選挙区 | 自由民主党 | 18万3073票 | 48.94% | 1 | 1/4 | / |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j “プロフィール|永井学事務所”. nagai-manabu.jp. 2022年3月21日閲覧。
- ^ [毎日新聞 2013年2月8日]
- ^ “永井学”. 選挙ドットコム (2019年4月7日). 2022年3月21日閲覧。
- ^ “自民党の参院選候補、永井県議で内定 山梨”. "朝日新聞DIGITAL" (2022年2月24日). 2022年3月21日閲覧。
- ^ “自民、参院選山梨・沖縄の候補発表 金子農相は公認辞退”. "日本経済新聞" (2022年3月10日). 2022年3月27日閲覧。
- ^ “永井氏が初当選1万9千票差で初当選[リンク切れ]”. さんにちEye山梨日日新聞電子版 (2022年7月11日). 2022年7月11日閲覧。
- ^ “参議院選挙 山梨選挙区 永井学氏 初当選”. "NHK NEWS WEB" (2022年7月10日). 2022年7月11日閲覧。
- ^ “山梨選挙区で自民党の永井学氏が初当選”. "読売新聞オンライン" (2022年7月10日). 2022年7月11日閲覧。
- ^ “山梨 自民・永井氏が立民現職破り初当選 自民が衆参4議席独占”. "THE SANKEI NEWS" (2022年7月10日). 2022年7月11日閲覧。
- ^ “永井学氏(自民)が山梨で当選”. "テレ朝news" (2022年7月10日). 2022年7月11日閲覧。
- ^ “「嬉しいというより身の引きしまる思い」初当選の自民の新人 永井学さん 参院選・山梨選挙区[リンク切れ]”. "TBS・JNN NEWS DIG" (2022年7月10日). 2022年7月11日閲覧。
- ^ “第26回参議院議員通常選挙開票速報23時40分発表(確定)”. "山梨県" (2022年7月10日). 2022年7月15日閲覧。
- ^ “「責任世代の声を国に届ける」自民党の永井学さんに当選証書 参院選・山梨選挙区で初当選[リンク切れ]”. "TBS・JNN NEWS DIG" (2022年7月12日). 2022年7月15日閲覧。
- ^ “茂木派に4人が入会 54人に”. 産経新聞. (2022年8月4日) 2023年11月18日閲覧。
- ^ “茂木敏充氏の推薦人一覧 自民党総裁選2024”. 日本経済新聞 (2024年9月12日). 2024年9月30日閲覧。
- ^ “石破、高市、小泉の3氏が競る 決選投票確実な情勢”. 共同通信 (2024年9月25日). 2024年10月9日閲覧。
- ^ a b 中田征志、太田晶久「『反高市』票流れる 石破新総裁 決選 岸田・菅氏が支持」 『読売新聞』2024年9月28日付朝刊、3面。
- ^ 『週刊文春』2024年10月17日号、32頁、「『高市支持』で求心力が低下 麻生太郎が政治生命の危機」。
- ^ “<独自>自民・麻生副総裁が高市氏支持へ、麻生派議員にも指示 1回目から”. 産経新聞 (2024年9月26日). 2024年9月30日閲覧。
- ^ 川口峻、竹内望 (2024年9月27日). “1回目投票2位からの逆転劇 石破氏の総裁選勝利を生んだ「秋波」”. 毎日新聞. 2024年10月11日閲覧。
- ^ a b “自民党の総裁選 県関係の自民党国会議員は誰に投票? 石破新総裁に野党は? 山梨(2/3ページ)”. テレビ山梨 (2024年9月27日). 2024年10月11日閲覧。
- ^ “2022年11月号”. 全国たばこ新聞 (全国たばこ販売協同組合連合会). (2022年10月25日) 2022年10月29日閲覧。
- ^ “2022年6月号”. 全国たばこ新聞 (全国たばこ販売協同組合連合会). (2022年5月25日) 2022年5月26日閲覧。
- ^ “参院選2022・山梨:主な候補者の横顔 /山梨”. 毎日新聞. (2022年6月25日) 2023年11月18日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 永井学 (@nagaimanabu) - X(旧Twitter)
- Manabu Nagai (@nagai.manabu) - Instagram
- 永井学 (/manabu.nagai) - Facebook