河芸駅
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河芸駅 | |
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駅入口(2009年2月) | |
かわげ Kawage | |
◄9 伊勢上野 (2.4 km) (3.0 km) 東一身田 11► | |
所在地 | 三重県津市河芸町浜田 |
駅番号 | 10 |
所属事業者 | 伊勢鉄道 |
所属路線 | ■伊勢線 |
キロ程 | 16.4 km(河原田起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
54人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1973年(昭和48年)9月1日[1] |
備考 | 無人駅 |
河芸駅(かわげえき)は、三重県津市河芸町浜田にある、伊勢鉄道伊勢線の駅である。駅番号は10。
歴史
[編集]- 1973年(昭和48年)9月1日:日本国有鉄道伊勢線の駅として開業[1]。旅客扱いのみ[2]の無人駅[3]。
- 1987年(昭和62年)3月27日:国鉄伊勢線が伊勢鉄道に転換し、同鉄道の駅となる[1]。
- 1990年(平成2年)7月14日:2面2線化され、列車交換が可能となる[1]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。ホームは千鳥状に設置されている。ホームには小さな屋根がある。
単線区間(中瀬古 - 津間)では、唯一列車交換が可能である。快速「みえ」や特急「南紀」が列車交換のため運転停車することがある。
ホームに接する出口が東西両側にある。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
(東側) | ■伊勢線 | 下り | 津・松阪方面 |
(西側) | 上り | 四日市・名古屋方面 |
※案内上ののりば番号は割り当てられていない。
利用状況
[編集]河芸駅の利用状況の変遷を下表に示す。
- 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
- 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
- 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年 度 | 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 | 乗降人員調査結果 人/日 |
特記事項 | |||||
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通勤定期 | 通学定期 | 定期外 | 合 計 | 一日 平均 |
調査日 | 調査結果 | ||
1986年(昭和61年) | 5 | ←←←← | 94 | 99 | 国鉄より転換・開業 | |||
1987年(昭和62年) | 990 | ←←←← | 2,825 | 3,815 | ||||
1988年(昭和63年) | 1,380 | ←←←← | 4,294 | 5,674 | ||||
1989年(平成元年) | 2,100 | ←←←← | 5,420 | 7,520 | ||||
1990年(平成2年) | 3,600 | ←←←← | 6,457 | 10,057 | ||||
1991年(平成3年) | 3,990 | ←←←← | 6,131 | 10,121 | ||||
1992年(平成4年) | 2,850 | ←←←← | 6,194 | 9,044 | ||||
1993年(平成5年) | 2,700 | ←←←← | 6,520 | 9,220 | ||||
1994年(平成6年) | 3,120 | ←←←← | 8,951 | 12,071 | ||||
1995年(平成7年) | 5,160 | ←←←← | 5,304 | 10,464 | ||||
1996年(平成8年) | 6,000 | ←←←← | 8,997 | 14,997 | ||||
1997年(平成9年) | 5,760 | ←←←← | 8,003 | 13,763 | ||||
1998年(平成10年) | 5,130 | ←←←← | 8,290 | 13,420 | ||||
1999年(平成11年) | 5,790 | ←←←← | 7,091 | 12,881 | ||||
2000年(平成12年) | 6,090 | ←←←← | 9,103 | 15,193 | ||||
2001年(平成13年) | 6,720 | ←←←← | 8,771 | 15,491 | ||||
2002年(平成14年) | 7,380 | ←←←← | 8,640 | 16,020 | ||||
2003年(平成15年) | 7,110 | ←←←← | 7,200 | 14,310 | 39 | |||
2004年(平成16年) | 6,480 | ←←←← | 7,067 | 13,547 | 37 | |||
2005年(平成17年) | 8,760 | ←←←← | 7,563 | 16,323 | 45 | |||
2006年(平成18年) | 8,760 | ←←←← | 8,937 | 17,697 | 48 | |||
2007年(平成19年) | 8,940 | ←←←← | 12,342 | 21,282 | 58 | |||
2008年(平成20年) | 9,720 | ←←←← | 11,580 | 21,300 | 58 | |||
2009年(平成21年) | 11,190 | ←←←← | 12,218 | 23,408 | 64 | |||
2010年(平成22年) | 10,140 | ←←←← | 10,964 | 21,104 | 58 | |||
2011年(平成23年) | 11,070 | ←←←← | 11,876 | 22,946 | 63 | |||
2012年(平成24年) | 12,930 | ←←←← | 12,890 | 25,820 | 71 | |||
2013年(平成25年) | 14,040 | ←←←← | 12,922 | 26,962 | 74 |
駅周辺
[編集]駅周辺は住宅地であるが、かつてはほとんどの用地が田畑か山であった。現在でも駅の西側には田畑が残るが、四日市方面のホーム出口から町民の森付近交差点まで連なる桜並木がある。バスは駅前に乗り入れないが、近隣にコミュニティバスの停留所が数ヵ所ある。
登場作品
[編集]- 西村京太郎の「南紀殺人ルート(1986年初版)」に国鉄時代の当駅が事件の舞台として登場し、前述の通り駅前が住宅地になる前の風景が描写されている。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 河芸駅 - 伊勢鉄道