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鈴鹿サーキット稲生駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鈴鹿サーキット稲生駅*
ホーム入口(2006年5月。河原田方面)
すずかさーきっといのう
Suzuka Circuit Ino
5 玉垣 (2.1 km)
(2.0 km) 徳田 7
地図
所在地 三重県鈴鹿市稲生西三丁目
北緯34度50分27.7秒 東経136度33分18.1秒 / 北緯34.841028度 東経136.555028度 / 34.841028; 136.555028座標: 北緯34度50分27.7秒 東経136度33分18.1秒 / 北緯34.841028度 東経136.555028度 / 34.841028; 136.555028
駅番号 6
所属事業者 伊勢鉄道
所属路線 伊勢線
キロ程 9.1 km(河原田起点)
駅構造 高架駅盛土上)
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
163人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1973年昭和48年)9月1日[1]
備考 無人駅
* 1987年に稲生駅から改称。
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鈴鹿サーキット稲生駅
配線図

玉垣駅

上り 下り


STRg STRf
hPSTR(R) hPSTR(L)
hPSTR(R) hPSTR(L)
hSTRg hSTRf

徳田駅

鈴鹿サーキット稲生駅(すずかサーキットいのうえき)は、三重県鈴鹿市稲生西三丁目にある、伊勢鉄道伊勢線である。駅番号6

歴史

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駅構造

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相対式ホーム2面2線を持つ、盛土上の高架駅。プラットホームのみで駅舎は持たない。上下線ホームで入口が分かれており、各ホームへは直接階段で上る。一方のホームから他方のホームに渡るには線路下の通路を通る。鈴鹿サーキットでのイベント開催時の臨時列車や臨時停車を考慮して、ホームは6両編成の列車が停車できる長さになっている。

通常は無人駅だが、鈴鹿8時間耐久ロードレースF1世界選手権日本グランプリ開催時は、乗車券発売所・精算所および仮設トイレが臨時で設置される。なお、臨時停車に関する解説は後述する。

のりば

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快速「みえ5号」が通過(2006年5月)
番線 路線 方向 行先
(東側) 伊勢線 下り 松阪方面
(西側) 上り 四日市名古屋方面

※ 案内上ののりば番号は割り当てられていない。

臨時停車

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鈴鹿サーキットで下記のイベントが開催される日は記載された列車が臨時停車する(※臨時特急「鈴鹿グランプリ」は当駅を始終着とする)[1]。なお、この時は伊勢鉄道に所属する車輌が総動員となり、予備車が無くなるため、普通列車以外の各列車はJR東海の車両が使用される。

鈴鹿8時間耐久ロードレースSUPER GT

快速「みえ」の一部が列車。

FIAF1世界選手権日本グランプリ

臨時特急「鈴鹿グランプリ」・快速「みえ」・臨時快速の全列車と、特急「南紀」の一部が列車。

備考
  • 臨時快速は当駅 - 桑名駅名古屋駅などを運行する。なお、特急「南紀」と快速「みえ」は上記以外のビッグタイトルがかかっているレース時に臨時停車を行うことがある。
  • 当駅には待避線や渡り線、引き上げ線が存在しないので、当駅始発・終着の臨時列車は津駅四日市駅または玉垣駅 - 当駅間を回送列車として運転する。
  • 開催日の臨時列車運行時間帯は運賃が駅収受となる。通常の普通列車はワンマン運転のため車内収受である。自動券売機がないためワンマン運転の普通列車で当駅から乗車する場合は乗車整理券を取って下車駅で精算となる。

利用状況

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輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。

年度別利用状況(鈴鹿サーキット稲生駅)
年度 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 乗降人員調査結果
人/日
特記事項
通勤定期 通学定期 定期外 合 計 一日
平均
調査日 調査結果
1986年(昭和61年) 10 ←←←← 3,315 3,325       国鉄より転換・開業
1987年(昭和62年) 11,880 ←←←← 17,237 29,117       この年より鈴鹿サーキットでF1日本グランプリ開催。
1988年(昭和63年) 17,490 ←←←← 14,481 31,971        
1989年(平成元年) 20,430 ←←←← 22,933 43,363        
1990年(平成2年) 19,200 ←←←← 39,297 58,497       快速「みえ」運行開始。
1991年(平成3年) 15,900 ←←←← 51,762 67,662        
1992年(平成4年) 17,460 ←←←← 48,406 65,866        
1993年(平成5年) 21,450 ←←←← 47,855 69,305        
1994年(平成6年) 29,100 ←←←← 47,519 76,619        
1995年(平成7年) 28,080 ←←←← 46,107 74,187        
1996年(平成8年) 27,360 ←←←← 47,107 74,467        
1997年(平成9年) 25,830 ←←←← 30,713 56,543        
1998年(平成10年) 29,430 ←←←← 32,664 62,094        
1999年(平成11年) 36,480 ←←←← 32,740 69,220        
2000年(平成12年) 36,780 ←←←← 39,064 75,044        
2001年(平成13年) 33,060 ←←←← 41,678 74,738        
2002年(平成14年) 36,450 ←←←← 42,407 78,857        
2003年(平成15年) 38,610 ←←←← 41,103 79,713 218      
2004年(平成16年) 37,620 ←←←← 35,797 73,417 201      
2005年(平成17年) 39,120 ←←←← 39,401 78,521 215      
2006年(平成18年) 40,830 ←←←← 43,967 84,797 232      
2007年(平成19年) 43,140 ←←←← 9,303 52,443 143     この年よりF1が富士スピードウェイでの開催となる。
2008年(平成20年) 39,300 ←←←← 9,581 48,881 134      
2009年(平成21年) 38,310 ←←←← 33,828 72,138 198     F1が再び鈴鹿サーキットでの開催となる。
2010年(平成22年) 37,740 ←←←← 27,097 64,837 178      
2011年(平成23年) 33,720 ←←←← 29,079 62,799 172      
2012年(平成24年) 40,950 ←←←← 30,353 60,563 166      
2013年(平成25年) 30,620 ←←←← 32,416 63,036 173      

駅周辺

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鈴鹿サーキットの最寄り駅の1つ(徒歩で約25分)[4]である。同サーキットは駅から西へやや離れた所にあり、駅から東へやや離れた所を通る国道23号(現道)との間を結ぶ道路には「サーキット道路」という愛称が付いている。なお、当駅から直接サーキットへ向かうバス路線は存在しない。

隣の駅

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伊勢鉄道
伊勢線
快速「みえ」
通過
普通
玉垣駅 (5) - 鈴鹿サーキット稲生駅 (6) - 徳田駅 (7)
(※鈴鹿サーキットでイベントが開催される日は、臨時停車に記した列車も停車する(先述))

脚注

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  1. ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 26号 長良川鉄道・明知鉄道・樽見鉄道・三岐鉄道・伊勢鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年9月18日、22,28頁。 
  2. ^ “日本国有鉄道公示第119号”. 官報. (1973年8月14日) 
  3. ^ 「通報 ●伊勢線南四日市・津間の開業について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1973年8月14日、2面。
  4. ^ 鈴鹿サーキット アクセス・駐車場
  5. ^ 稲生城跡”. 鈴鹿市考古博物館. 2023年12月8日閲覧。
  6. ^ 伊奈冨神社”. 伊奈冨神社. 2023年10月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月8日閲覧。
  7. ^ 伊奈冨神社のつつじまつり”. 観光三重. 三重県観光連盟. 2023年3月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月8日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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