浅倉秋成
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誕生 |
1989年11月8日(35歳) 日本 |
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職業 | 小説家、漫画原作者 |
活動期間 | 2012年 - |
ジャンル |
推理小説 青春ミステリー |
代表作 | 『教室が、ひとりになるまで』(2019年) |
主な受賞歴 | 第13回講談社BOX新人賞“Powers” |
デビュー作 | 『ノワール・レヴナント』(2012年) |
ウィキポータル 文学 |
浅倉 秋成(あさくら あきなり、1989年11月8日、[1] - )は、日本の小説家。千葉県出身。関東在住。
略歴
[編集]大学卒業後、印刷会社の営業マンを経て、2012年12月、第13回講談社BOX新人賞“Powers”で、Powersを受賞した長編『ノワール・レヴナント』でデビュー[2]。同時投稿作の『フラッガーの方程式』も2013年7月に書籍化された。
人物
[編集]173cm、66kg、A型[2]。浅倉冬至名義でも活動を行っていたことを自身のTwitterで言明している。プロ野球チームとしては千葉ロッテマリーンズのファンであるという。
高校時代は小中学校の同級生だったジャンボたかお(現・レインボー)とお笑いコンビを組んでM-1甲子園に出場した経験がある[3]。
散りばめられた幾つもの伏線と鮮やかな展開から「伏線の狙撃手」との二つ名がある[4]。
受賞・候補歴
[編集]- 2012年 - 『ノワール・レヴナント』で第13回講談社BOX新人賞"Powers"受賞。
- 2020年 - 『教室が、ひとりになるまで』で第20回本格ミステリ大賞(小説部門)候補、第73回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)候補。
- 2021年 - 『六人の嘘つきな大学生』で第12回山田風太郎賞候補、ブランチBOOK大賞2021大賞受賞。
- 2022年 - 『六人の嘘つきな大学生』で第43回吉川英治文学新人賞候補、第22回本格ミステリ大賞(小説部門)候補、第19回本屋大賞候補(第5位)。『俺ではない炎上』で第13回山田風太郎賞候補、ほんタメ文学賞2022年上半期【たくみ部門】大賞受賞。
- 2023年 - 『ファーストが裏切った』で第76回日本推理作家協会賞(短編部門)候補。
- 2023年 - 『俺ではない炎上』で第36回山本周五郎賞候補。
ミステリ・ランキング
[編集]- 週刊文春ミステリーベスト10
- 2021年 - 『六人の嘘つきな大学生』6位
- 2022年 - 『俺ではない炎上』9位
- このミステリーがすごい!
- 2020年 - 『教室が、ひとりになるまで』38位
- 2022年 - 『六人の嘘つきな大学生』8位
- 2023年 - 『俺ではない炎上』19位
- 本格ミステリ・ベスト10
- 2020年 - 『教室が、ひとりになるまで』13位
- 2022年 - 『六人の嘘つきな大学生』4位
- 2023年 - 『俺ではない炎上』14位
- ミステリが読みたい!
- 2022年 - 『六人の嘘つきな大学生』8位
- 2023年 - 『俺ではない炎上』16位
作品リスト
[編集]単著
[編集]- ノワール・レヴナント(2012年12月 講談社BOX / 2021年9月 角川文庫)装画:N村雄飛(講談社BOX)、wataboku(角川文庫)
- フラッガーの方程式(2013年3月 講談社BOX / 2021年4月 角川文庫)装画:中村ゆうひ(講談社BOX)、模造クリスタル(角川文庫)
- 失恋覚悟のラウンドアバウト(2016年7月 講談社)装画:中村ゆうひ
- 教室が、ひとりになるまで(2019年3月 KADOKAWA / 2021年1月 角川文庫)装画:Re°(単行本)、田中寛崇(角川文庫)
- 九度目の十八歳を迎えた君と(2019年6月 東京創元社 ミステリ・フロンティア / 2020年11月 創元推理文庫)装画:瀬戸羽方(ミステリ・フロンティア)、前田ミック(創元推理文庫)
- 六人の嘘つきな大学生(2021年3月 KADOKAWA / 2023年6月 角川文庫)装画:雪下まゆ
- 俺ではない炎上(2022年5月 双葉社 / 2024年6月 双葉文庫)
- 家族解散まで千キロメートル(2024年3月 KADOKAWA)装画:kigimura
- まず良識をみじん切りにします(2024年10月 光文社)装画:タケウマ
雑誌掲載作品
[編集]小説
- アンフェアトレード(2014年6月 『BOX-AiR』36号)イラスト:中村ゆうひ
- 川縁にて(2021年7月 『STORY BOX』8月号)
- イズカからユウトへ(2021年7月 『STORY BOX』8月号)
- 糸の人を探して(2021年9月 『小説 野性時代』第214号)
- 傘がない(2022年3月 『ジャーロ』No.81 2022 MARCH)
- 木道(2022年3月 『ジャーロ』No.81 2022 MARCH)
- そうだ、デスゲームを作ろう(2022年7月 『ジャーロ』No.83 2022 JULY)
- ファーストが裏切った(2022年11月 『ジャーロ』No.85 2022 NOVEMBER)
- かわうそをかぶる(『小説新潮』2023年3月号)
- 花嫁がもどらない(2023年3月 『ジャーロ』No.87 2023 MARCH)
- 行列のできるクロワッサン(2023年7月『ジャーロ』No.89 2023 JULY)
- 完全なる命名(2024年3月『ジャーロ』No.93 2024 MARCH)
- 臆り億り人(2024年5月『小説新潮』2024年6月号)
エッセイなど
- 一期一衣(『小説すばる』2021年5月号)
- Iの告白 よくわからなくて面倒で就活(『別冊文藝春秋』2021年9月号)
- TRIP体験(『小説トリッパー』2021年秋号)
- 〆切めし(『小説現代』2022年1・2月合併号)
- 愛を叫ぶ(『別冊文藝春秋』2022年3月号)
漫画原作
[編集]- ダブルアクト(『ジャンプSQ.RISE』2020 AUTUMN)漫画:金丸栄一
- ショーハショーテン!(『ジャンプSQ』2021年11月号[5] - 連載中)漫画:小畑健
ラジオドラマ
[編集]- パリ、オードブルからデセールまで(TOKYO FM「JET STREAM」2024年7月22日 - 7月26日、全5話)
解説
[編集]- べらぼうくん(2022年9月 文春文庫)万城目学
浅倉冬至名義(ノベライズ)
[編集]- 小説 映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(2015年8月 講談社)原作:諫山創 脚本:渡辺雄介 町山智浩
- 小説 映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』(2015年9月)原作:諫山創 脚本:渡辺雄介 町山智浩
メディアミックス
[編集]コミカライズ
[編集]- フラッガーの方程式(一迅社「月刊ComicREX」、2013年11月号 - 2014年10月号 / REXコミックス、2014年1月 - 9月、全2巻)漫画:こんがりぱすた
- 六人の嘘つきな大学生【プラス1】(KADOKAWA「ヤングエース」、2022年7月号 - )漫画:大沢形画、キャラクター原案:杉基イクラ
ラジオドラマ
[編集]舞台
[編集]映画
[編集]脚注
[編集]- ^ https://kadobun.jp/feature/talks/3niki01sdokk.html
- ^ a b "浅倉秋成氏インタビュー 理不尽極まりない炎上逃亡劇で描いたギスギスした現代". NEWSポストセブン. 小学館. 28 May 2022. 2022年5月28日閲覧。
- ^ “レインボー・ジャンボ、高校時代の相方は小説家・浅倉秋成氏だった「今、小説家としてバク売れ」”. ORICON NEWS (2023年6月29日). 2023年7月27日閲覧。
- ^ 【2023年最新版】伏線の狙撃手・浅倉秋成の角川文庫作品を全点ご紹介!|KADOKAWA文藝WEBマガジンカドブン
- ^ “小畑健×浅倉秋成が描く、お笑いを題材にした青春ストーリーがSQ.で始動”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年10月4日) 2022年11月4日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 浅倉秋成 (@akinari_asakura) - X(旧Twitter)
- 浅倉秋成(小説家) (a_asakura) - note