渋民駅
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渋民駅 | |
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駅舎(2022年5月) | |
しぶたみ Shibutami (啄木のふるさと[1]) | |
◄滝沢 (4.4 km) (4.7 km) 好摩► | |
所在地 | 岩手県盛岡市下田字陣場65-1 |
所属事業者 | IGRいわて銀河鉄道 |
所属路線 |
■いわて銀河鉄道線 (■JR花輪線直通含む) |
キロ程 |
16.6 km(盛岡起点) 東京から551.9 km |
電報略号 | シタ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
570人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1950年(昭和25年)12月1日[2] |
備考 | 社員配置駅 |
渋民駅(しぶたみえき)は、岩手県盛岡市下田字陣場にある、IGRいわて銀河鉄道いわて銀河鉄道線の駅である。また、2019年より副駅名として啄木のふるさとが付けられている[1]。
好摩駅から乗り入れる東日本旅客鉄道(JR東日本)花輪線の列車も利用可能である。
歴史
[編集]- 1943年(昭和18年)10月1日:渋民信号場として開設[3]。
- 1950年(昭和25年)12月1日:駅に昇格し、渋民駅として開業[2][3]。
- 1970年(昭和45年)10月1日:貨物取扱廃止[3]。
- 1971年(昭和46年)8月15日:荷物扱い廃止[4]。駅員無配置駅となる[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[3]。
- 2002年(平成14年)12月1日:東北新幹線八戸延伸に伴い、JR東日本から分離され、IGRいわて銀河鉄道の駅となる[6]。
- 2019年(平成31年)4月13日:副駅名「啄木のふるさと」が付けられ、命名式が行われる[1]。
渋民といえば石川啄木の出身地として有名だが、当駅が開業したのは戦後(1950年)で、啄木の生前に「渋民駅」は存在しなかった。啄木が和歌等に詠んだ故郷の「停車場」とは、北隣の好摩駅のことである。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。木造駅舎を有する。
盛岡駅管理の社員配置駅で、窓口が設置されている。JR時代は旧駅事務室部分に商店があり切符を委託発売していたがのちに撤退。レンタサイクルあり。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■いわて銀河鉄道線 (■花輪線を含む) |
上り | 盛岡方面[7] |
2 | ■いわて銀河鉄道線 | 下り | 八戸方面[7] |
■花輪線 | 大館方面[7] |
-
改札口(2023年9月)
-
ホーム(2017年11月)
利用状況
[編集]IGRいわて銀河鉄道によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員は570人である[IGR 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。なお、2000年度(平成12年度)- 2002年度(平成14年度)におけるJR東日本が算出した数値は乗車人員のものである。
乗車人員・乗降人員推移 | |||
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年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 461 | [JR 1] | |
2001年(平成13年) | 460 | [JR 2] | |
2002年(平成14年)(JR) | 484 | [JR 3] | |
2002年(平成14年)(IGR) | 846 | [IGR 2] | |
2003年(平成15年) | 796 | [IGR 3] | |
2004年(平成16年) | 717 | [IGR 4] | |
2005年(平成17年) | 688 | [IGR 5] | |
2006年(平成18年) | 710 | [IGR 6] | |
2007年(平成19年) | 684 | [IGR 7] | |
2008年(平成20年) | 668 | [IGR 8] | |
2009年(平成21年) | 627 | [IGR 9] | |
2010年(平成22年) | 632 | [IGR 10] | |
2011年(平成23年) | 603 | [IGR 11] | |
2012年(平成24年) | 622 | [IGR 12] | |
2013年(平成25年) | 677 | [IGR 13] | |
2014年(平成26年) | 659 | [IGR 14] | |
2015年(平成27年) | 660 | [IGR 15] | |
2016年(平成28年) | 671 | [IGR 16] | |
2017年(平成29年) | 701 | [IGR 17] | |
2018年(平成30年) | 715 | [IGR 18] | |
2019年(令和元年) | 659 | [IGR 19] | |
2020年(令和 | 2年)558 | [IGR 20] | |
2021年(令和 | 3年)539 | [IGR 21] | |
2022年(令和 | 4年)542 | [IGR 22] | |
2023年(令和 | 5年)570 | [IGR 1] |
駅周辺
[編集]- 北上川
- 船田橋(国道4号)
- 県道169号渋民川又線
- 石川啄木記念館
- コメリ渋民店
- 国道4号渋民バイパス
- 岩手県道169号渋民川又線
- 岩手県道301号渋民田頭線
- ひめかみ病院
- 渋民中央病院
- 渋民郵便局
- 盛岡市玉山地区文化会館「姫神ホール」
- 盛岡市役所玉山総合事務所(旧・玉山村役場)
- パナソニックショップ ウィンベルいごさわ(有限会社伊五沢電気商会)
- 盛岡鉄工団地
- 東北新幹線柏木平トンネル
- 盛岡東警察署渋民駐在所
- やまごんストア玉山渋民店
- イオン盛岡渋民ショッピングセンター
バス路線
[編集]- 舟田
- 渋民中央病院
その他
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]- ^ a b c “「啄木のふるさと」 渋民駅の愛称決定 命日の13日に式典”. 岩手日報 (岩手日報社): p. 18. (2019年4月3日)
- ^ a b 「日本国有鉄道公示第277号」『官報』1950年11月29日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、413-414頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “日本国有鉄道公示第304号”. 官報. (1971年8月13日)
- ^ 「通報 ●油島駅ほか8駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年8月13日、2面。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '03年版』ジェー・アール・アール、2003年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-124-4。
- ^ a b c “渋民駅”. IGRいわて銀河鉄道. 2021年4月11日閲覧。
利用状況
[編集]JR東日本
[編集]- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月5日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月5日閲覧。
IGRいわて銀河鉄道
[編集]- ^ a b “令和5年度 駅別乗降人員” (PDF). IGRいわて銀河鉄道. 2024年6月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月1日閲覧。
- ^ “平成14年度 駅別乗降人員” (PDF). IGRいわて銀河鉄道. 2019年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月4日閲覧。
- ^ “平成15年度 駅別乗降人員” (PDF). IGRいわて銀河鉄道. 2019年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月4日閲覧。
- ^ “平成16年度 駅別乗降人員” (PDF). IGRいわて銀河鉄道. 2019年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月4日閲覧。
- ^ “平成17年度 駅別乗降人員” (PDF). IGRいわて銀河鉄道. 2019年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月4日閲覧。
- ^ “平成18年度 駅別乗降人員” (PDF). IGRいわて銀河鉄道. 2019年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月4日閲覧。
- ^ “平成19年度 駅別乗降人員” (PDF). IGRいわて銀河鉄道. 2019年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月4日閲覧。
- ^ “平成20年度 駅別乗降人員” (PDF). IGRいわて銀河鉄道. 2019年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月4日閲覧。
- ^ “平成21年度 駅別乗降人員” (PDF). IGRいわて銀河鉄道. 2019年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月4日閲覧。
- ^ “平成22年度 駅別乗降人員” (PDF). IGRいわて銀河鉄道. 2019年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月4日閲覧。
- ^ “平成23年度 駅別乗降人員” (PDF). IGRいわて銀河鉄道. 2019年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月4日閲覧。
- ^ “平成24年度 駅別乗降人員” (PDF). IGRいわて銀河鉄道. 2019年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月4日閲覧。
- ^ “平成25年度 駅別乗降人員” (PDF). IGRいわて銀河鉄道. 2019年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月4日閲覧。
- ^ “平成26年度 駅別乗降人員” (PDF). IGRいわて銀河鉄道. 2019年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月4日閲覧。
- ^ “平成27年度 駅別乗降人員” (PDF). IGRいわて銀河鉄道. 2019年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月4日閲覧。
- ^ “平成28年度 駅別乗降人員” (PDF). IGRいわて銀河鉄道. 2019年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月4日閲覧。
- ^ “平成29年度 駅別乗降人員” (PDF). IGRいわて銀河鉄道. 2019年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月4日閲覧。
- ^ “平成30年度 駅別乗降人員” (PDF). IGRいわて銀河鉄道. 2019年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月20日閲覧。
- ^ “令和元年度 駅別乗降人員” (PDF). IGRいわて銀河鉄道. 2020年8月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月9日閲覧。
- ^ “令和2年度 駅別乗降人員” (PDF). IGRいわて銀河鉄道. 2021年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月17日閲覧。
- ^ “令和3年度 駅別乗降人員” (PDF). IGRいわて銀河鉄道. 2023年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月17日閲覧。
- ^ “令和4年度 駅別乗降人員” (PDF). IGRいわて銀河鉄道. 2023年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月17日閲覧。