点呼する惑星
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『点呼する惑星』 | |||||
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平沢進 の スタジオ・アルバム | |||||
リリース | |||||
ジャンル | テクノポップ | ||||
レーベル | ケイオスユニオン/TESLAKITE | ||||
チャート最高順位 | |||||
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平沢進 アルバム 年表 | |||||
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平沢進関連のアルバム 年表 | |||||
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『点呼する惑星』(てんこするわくせい)は、平沢進の11枚目となるアルバムである。平沢進のアルバムとしては『白虎野』より3年振りのアルバムとなり、「ディストピア3部作」最後の作品である。2009年2月18日にケイオスユニオン/TESLAKITEより発売された。
解説
[編集]前々作「BLUE LIMBO」からの流れを組む、「ディストピア3部作」のラストアルバム。ディストピア「点呼する惑星」を舞台としたコンセプト・アルバム。今作ではアルバム内でストーリーが完成されており、インタラクティブライブではストーリーを再構築するという試みが行われた。ディストピアSFの「不思議惑星キン・ザ・ザ」[1]のようなシュールから「惑星ソラリス」のような壮大さなどロシア映画からの影響が強い。
前作「白虎野」ではボーカロイドの「LOLA」が使用されていたが、今作では「ディレイラマ」が王道楽土、Phonon Beltで使用されている。 ジャケットのデザインはジェフ・リープが担当。その後、アメリカの「2010 AAF-Knoxville ADDY Awards Winners」において金賞、同時期に配布されたファンクラブ会報も銅賞を受賞した。
アルバム発売に先行して、2008年11月に行われたライブ「PHONON2551」で王道楽土と聖馬蹄形惑星の大詐欺師が演奏された。
収録曲
[編集]- Hard Landing
- 点呼する惑星 - Planet Roll Call
- 人体夜行 - Night Walking Wearing the Human Body
- 2017年、ツイッターのフォロワー9万人達成記念ライブ『第9曼荼羅』にて「人体夜行 2017」として演奏された。音源は「第9曼荼羅東京公演メモリアル・パッケージカード」に収録されている。
- Mirror Gate
- ソロデビューより一貫して「ソロでシャウトは使わない」という制約を設けていたが、この曲で解禁した。
- 王道楽土 - Royal Road, Paradise
- 無料配信曲。
- 上空初期値 - Initial Value of Midair
- 聖馬蹄形惑星の大詐欺師 - The Great Deceiver of Saint Horseshoe Planet
- 可視海 - Visible Sea
- Phonon Belt
- Astro-Ho!帰還 - Astro-Ho! Homing
- P-PLANT CD Vol.1の収録曲「Astro-Ho」及び第3期亜種音TV Vol.14で公開された楽曲「Astro-Ho-06」の続編。
- Astro-Ho!と呼ばれる人物の内容となっており、2009年4月に行われたインタラクティブライブ「LIVE 点呼する惑星」では登場人物にもなった。劇中では彼の弟Astro-Hue!を主人公とした物語が展開され、2日目のバッドエンドでは彼らの父親Astro-Hi!も登場している。
- 現象の花の秘密で続編「Astro-Ho! Phase-7」が発表され、2013年1月に行われたインタラクティブライブ「ノモノスとイミューム」にもAstro-Ho!が登場した。
その後もインタラクティブライブに度々登場している。
無料配信曲
[編集]- 85秒で巡る『点呼する惑星』ツアー - Around the ”Planet Roll Call” in 85 seconds
- 全収録曲の断片集。
脚注
[編集]- ^ “Phantom Notes – ページ 24 – Phantom Notes|平沢進 Susumu Hirasawa (P-MODEL) Official site”. susumuhirasawa.com. 2021年12月16日閲覧。
外部リンク
[編集]- NO ROOM - 点呼する惑星 - ウェイバックマシン(2015年11月30日アーカイブ分)
- 平沢進ディスコグラフィー・点呼する惑星|平沢進 Susumu Hirasawa (P-MODEL) Official site
- Phantom Notes - ウェイバックマシン(2014年12月13日アーカイブ分)平沢による楽曲の解説及びイメージメモ