唐津市立箞木小学校
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唐津市立箞木小学校 | |
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北緯33度19分29秒 東経130度02分54秒 / 北緯33.32472度 東経130.04833度座標: 北緯33度19分29秒 東経130度02分54秒 / 北緯33.32472度 東経130.04833度 | |
過去の名称 |
箞木尋常小学校 箞木尋常高等小学校 箞木尋常小学校 箞木国民学校 厳木村立箞木小学校 厳木町立箞木小学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 唐津市 |
併合学校 |
中島尋常小学校 岩屋分校 中島高等小学校 浪瀬分校 唐津市立本山小学校 |
設立年月日 |
【岩屋分校】 1875年(明治8年) 【浪瀬分校】 1878年(明治11年) 【両分校統合】 1894年(明治27年)4月 |
閉校年月日 | 2024年(令和6年)3月31日 |
共学・別学 | 男女共学 |
学校コード | B141220200188 |
所在地 | 〒847-3132 |
佐賀県唐津市厳木町箞木306番地 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
唐津市立箞木小学校(からつしりつ うつぼぎしょうがっこう)は、佐賀県唐津市厳木町箞木にあった公立の小学校。
2024年(令和6年)3月末に唐津市立厳木小学校へ統合され、閉校した。
概要
[編集]歴史
[編集]箞木小学校は中島尋常小学校の分校であった、「岩屋分校」(1895年(明治8年)創立)と「浪瀬分校」(1878年(明治11年)創立)の2校が統合の上、1894年(明治27年)に開校した。2024年(令和6年)3月末に厳木小学校との統合により閉校した。
校章
[編集]校名の頭文字である「箞」の文字を中央に配している。
校歌
[編集]作詞・作曲ともに大河内正綱による。歌詞は3番まであり、校名は歌詞中に登場しない。
沿革
[編集]- 前史
- 1875年(明治8年)- 「岩屋小学校」(下等・中等)が設置される。
- 1876年(明治9年)
- 1878年(明治11年)
- 1883年(明治16年)5月 - 佐賀県(第3次)の管轄となる。
- 1885年(明治18年)4月19日 - 岩屋小学校が隣村(田頭村)の相知小学校田頭分校と統合の上、「東川小学校」に改称。また中島小学校から浪瀬分校が分離・独立の上、「浪瀬小学校」として独立。
- 1886年(明治19年)- 小学校令が施行される。
- 1887年(明治20年)4月 - 簡易科(3年制)を設置の上、「簡易東川小学校」・「簡易浪瀬小学校」に改称。
- 1889年(明治22年)4月 - 町村制の施行により、厳木村が発足。この際、東川分校が(厳木村)岩屋分校と(相知村)東川分校に分離し、岩屋分校が尋常中島小学校に移管される。
- 1890年(明治23年)4月 - 浪瀬小学校が統合により、尋常中島小学校 浪瀬分校となる。
- 統合
- 1894年(明治27年)4月 - 中島尋常小学校より岩屋分校と浪瀬分校の2分校が分離・統合の上、「箞木尋常小学校」として独立。箞木に統合校舎を新設。
- 1907年(明治40年)4月 - 改正小学校令により、義務教育年限(尋常科の修業年限)が4年から6年に延長されたため、尋常科5年を新設。これに伴い、児童数が増加したため、校舎の建設に着手。
- 1908年(明治41年)
- 4月 - 尋常科6年を新設。
- 5月13日 - 新校舎に移転完了。この日を開校記念日と制定。
- 1919年(大正8年)5月 - 3教室を増築。
- 1915年(大正4年)
- 4月 - 私立貝島岩屋尋常小学校の校舎が完成するまでの間、箞木小学校の校舎の一部を貸与し、尋常科1~3年生261名を収容。
- 6月 - 私立貝島岩屋尋常小学校の校舎が本山に完成したため、校舎一部の貸与を終了。
- 1922年(大正11年)5月15日 - 高等科(修業年限2年)を設置の上、「箞木尋常高等小学校」に改称。
- 1926年(大正15年)4月 - 私立岩屋尋常小学校の卒業生(6年修了者)を高等科に受け入れる。
- 1935年(昭和10年)4月 - 青年学校令の施行により、村内の農業補習学校と小学校の高等科が統合され、厳木高等実業青年学校となったため、「箞木尋常小学校」に改称。
- 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令の施行により、「箞木国民学校」に改称。尋常科を初等科に改める。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革により、国民学校初等科が「厳木村立箞木小学校」に改組される。
- 1948年(昭和23年)5月 - 育友会が発足。
- 1952年(昭和27年)5月3日 - 町制施行により、「厳木町立箞木小学校」に改称。
- 1953年(昭和28年)- 講堂が完成。
- 1955年(昭和30年)8月 - 木造2階建の新校舎が完成。
- 1956年(昭和31年)4月 - 表校舎が完成。
- 1958年(昭和33年)11月 - 木造2階建の裏校舎(12教室)が完成。
- 1961年(昭和36年)9月 - プールが完成。
- 1963年(昭和38年)7月 - 完全給食を開始。
- 1972年(昭和47年)8月 - 給食センター方式に変更。
- 1987年(昭和62年)3月 - 多目的ルーム(ランチルーム)を改築。
- 1995年(平成7年)- 鉄筋コンクリート造3階建の新校舎が完成。
- 1996年(平成8年)
- 2月 - 体育館が完成。
- 9月 - 運動場に夜間照明が設置される。
- 2005年(平成17年)1月1日 - 唐津市への編入により、「唐津市立箞木小学校」に改称。
- 2009年(平成21年)4月1日 - 特別支援学級を設置。
- 2010年(平成22年)4月1日 - 複式学級を3・4年生で設置。
- 2011年(平成23年)4月1日 - 唐津市立本山小学校を統合。これにより、複式学級が解消。
- 2024年(令和6年)
- 3月23日 - 閉校式を挙行。
- 3月31日 - 閉校。
通学区域
[編集]住所表記で唐津市厳木町の後に「高倉、本山、新屋敷、岩屋、箞木、浪瀬」の続く地域であった。
進学先中学校
[編集]交通アクセス
[編集]- 最寄りの鉄道駅
- 最寄りのバス停留所
- 昭和自動車「箞木小学校前」バス停留所
- 最寄りの幹線道路
- 佐賀県道350号相知厳木線 「うつぼ木小学校前」交差点
- 国道203号(厳木バイパス)浪瀬ICと岩屋ICの中間地点にある。
周辺
[編集]- 佐賀県立厳木高等学校
- 厳木川
参考資料
[編集]- 「厳木町史 下巻」(2011年(平成23年)3月発行, 厳木町史編纂委員会)p.508~
- 「箞木小学校・厳木小学校閉校式(令和6年3月23日)」 - 唐津市ウェブサイト